今がチャンス!20代から始めておきたい「貯金」のコツ

長らく不景気と言われている現代社会。来春からの消費税8%化が決定したり、昨年度の平均給料(民間)も2年連続で減少していたりと、ここ最近もお財布に厳しいニュースばかりです。

そんな中、貯金に関してはというと「まだ大学生だし考えてない」「社会人1年目だし、そのうちでいいでしょ!?」と考える人も少なくない様子。

ですが、家や子供に使う必要がない20代こそ、貯金を始めるチャンスです。今回は、「20代からできる貯金のコツ」についてご紹介したいと思います。

1.「給料の10~25%」が最適!?

まず、「どのくらい貯金をするといいの?」ということで、理想目安の1つが、林学博士で資産家の本多静六氏も提唱している、給料の25%を貯金に回す……というバランス。
手取りが20万円ならば、毎月5万円を貯金する、ということになりますが、家賃の高い都心の若者にとっては、なかなかシビアな数字。

「25%は現実的に不可能」という場合は、まず、10%くらいから始めていくのがおすすめです。20万円のうちの2万円なら、どうにかなりそうですよね。

慣れてきたら、徐々に増やしていき、最終的には25%に設定できれば理想的。
毎月5万円を貯められれば、10年間で600万円になりますから、コツコツと貯めておけば、先々への「不安感」も減らすことができるかも。

2.「我慢」と「楽しみ」のバランスを考える

とはいえ、20代といえば、レジャーにイベントに合コンに、と「楽しい出費」も多い世代。貯金のために我慢ばかりでは、退屈な日々になってしまうので、「楽しみ」の費用も全部はカットせず、「我慢」とのバランスを考えて使うと◎。

1つ我慢したら、1つ楽しいことに使おう、という風に考えると、予定額からの「はみ出し」を防ぎやすいかもしれません。
例えば、今月は洋服を我慢して、音楽フェスに行こう。タバコを控えて、飲み会には行こう。不要な外食は我慢して、サーフボードを買おう……といった風に、ですね。

3.「思い出せない支出」をなくす

また、貯金にまわすお金を捻出するためには、「無駄なお金を使わない」という心がけも大切。必要な物やタイミングには使うとしても、「あれ、何でこんなに減っているんだ!?」「私、何買ったんだっけ?」などと、自分でも使い道を思い出せないような支出は、せめてなくすようにしたいもの。

深夜にだらだらとネットショッピングをしたり、コンビニに行くと、いつも買うつもりのなかったお菓子や雑誌を買っていたり……など、小額でも、繰り返していれば「いつのまにかお金が減っていた」という事態を引き起こすので、要注意です。

4.使う前に、「投資か浪費か」を考える

とはいえ、20代であまり「自己投資」を節約しすぎるのも考えもの。
勉強したり、資格を取ったり、人脈を作るために交際費を使ったり……ということは、将来のためには絶対に必要なので、少し大きなお金を使うときは、「これは投資か、浪費か」を考えて決断するとおすすめです。

とはいえ、飲み会のたびに「仕事に繋がる交流だろうか」と悩んだり、興味があるのに「投資にはならないかも……」と趣味を諦めたりなど、極端に消極的になってしまうのは、人生にマイナスかも。浪費だと思う出費については、2のように、バランスを考えながら「この分は、“楽しみ”のお金!」と決めて使うとよいでしょう。

5. 「クレジットカード」の利用に注意

最後に、意外と貯金の障害になりやすいのが、クレジットカードの利用。
ポイントがついて、現金払いよりお得な場合もあり、ネットショッピングでよく使っている人も増えているようですが、「気づけば大きな額が引き落とされていて、ピンチ!」なんてことも起こりやすいです。

必ず「月に○万円まで」「翌月一括払いに統一」「キャッシングは絶対に利用しない」などと決めておき、定期的に使用状況を確認しながら使いましょう。予想外に大きな引き落としがあると、貯金どころではなくなってくるので、要注意です。

6.購入前に「自分の所持品」を思い返す

2のバランスについてもばっちり、しかも自分への投資にもなるし、いざ購入……の前に、一度自分がすでに持っているものを思い返してみましょう。

例えば洋服を買うときに、気づけばいつも同じような色や系統を選んでいる、なんてことありませんか?
好きな志向に対しては、どうしても客観的に考えることが難しいもの。その結果、購入した後に考え直せば必要のない出費だった、なんてことになってしまいます。

購入前に所持品を思い返すクセをつけて、事前に無駄になりそうな出費を回避することも、貯金をする上での重要なコツです。

おわりに

いかがでしょうか。不安な時代、多少の貯金をしておくことは、「心の安定」にも繋がります。お金を貯めるにも様々な方法があると思いますが、1つの例として、ぜひご参考くださいね。(外山ゆひら/ハウコレ)