2013.10.13

今こそ読みたい!季節別・青春気分を盛り上げるマンガ・4選


夏が終わり、気付けば10月。日本は春夏秋冬がはっきりしているので、それぞれの季節の風景や空気感、イベントを楽しむことができますよね。今回は、読書の秋、芸術の秋ということで、季節別で青春気分を盛り上げてくれるマンガと、併せてBGMとして聴きたい歌をご紹介します。

1.春のほんわか幸せ気分を味わう:『ハチミツとクローバー』

「大好きなシーンがたくさんある漫画だけど、桜舞う中での森田さんとはぐちゃんのキスシーンが可愛すぎて、とても印象深いです!」(24歳/事務)

日本の春と言えば桜。薄紅色の花びらが舞う美しい風景の中では、出会いや別れがつきものです。それをいっそう味わえる作品が、『ハチミツとクローバー』(羽海野チカ・作)。
アニメ化も実写映画化もヒットした大人気の青春少女漫画ですが、四季折々の景色がもとても丁寧に描写されているのも特徴です。主人公・竹本くんがはぐちゃんに一目惚れしたのも、はぐちゃんが森田さんにキスされたのも、はぐちゃんが竹本君の旅立ちのお見送りをしたのも、大事なシーンはすべて、桜舞うこの季節でした。ただでさえ甘酸っぱい描写に溢れているこの漫画、春に読んだらよりキュンキュンできることでしょう。

そしてBGMに森山直太朗「さくら(独唱)」を聴けば、春独特の儚さを一層感じられますよ。

2.夏の爽やかさを感じる:『青春攻略本』

「私は女子校出身なので実際はどうかわからないけど…これを読むと、男子高の青春を、爽やかすぎる彼らと一緒に過ごしているような気分になれます!」(19歳/短大生)

夏といえば青春!青い空・白い雲・輝く太陽・・・そして暮れ行く夕日の美しさ。四季の中で一番“青春気分”を味わえるのがこの季節ですよね。

読むだけで、そんな「ザ・青春」を味わえるのが『青春攻略本』(あきづき空太・作)。
男子高に通う高校生4人の青春を描いた漫画ですが、恋・友情・喧嘩・花火・部活・受験…と、高校生ならではの青春がこれでもか!というほど詰まっている漫画です。時にはこちらが恥ずかしくなる程の爽やかな描写で溢れてますが、「高校生気分を味わいたい」、「青春を追体験したい」という方にお薦めの漫画です。
BGMは…ここはやはりバンプオブチキンの「天体観測」で、疾走感も味わいましょう!

3.暮れ行く秋の切なさを想う:『ストロボ・エッジ』

「恋する描写でキュン死にしそうな漫画なので、恋を忘れそうな時読んでます。特に蓮くんが仁菜子への想いに気付き始める秋のシーンは何度もリピート中!」(28歳/金融)

空気が澄んで、高くなる空に金木犀の香りが街中を包む秋。特に夏から秋にかけては、独特の匂いがありますよね。この空気感を思い出させてくれるのが『ストロボ・エッジ』(咲坂伊緒・作)。こちらは恋愛色全開の青春を味わえる少女漫画ですが、その中でも印象に残るのが、この「季節」のシーン。主人公・仁菜子の想い人・蓮くんがすんと空気を吸い「…半分だ」と独り言を呟いたあとに、仁菜子が「夏と秋の匂いが半々になった!」。蓮くんが驚いて振り返る…。これがきっかけで色々な歯車が回り始める、という重要な場面です。同じことを感じる、それだけで惹かれ始める青春時代の恋。人恋しくなる秋も、恋を始めるのにいい季節かもしれません。
BGMにはフジファブリック「赤黄色の金木犀」で決まりです!

4.寒い冬はリアルな寂しさも:『冬物語』

「浪人を経験した私は、あの身も心も寒い冬が忘れらませんが…予備校に好きな人もいて、あれはあれで青春だったなと思いだす漫画です」(28歳/出版)

冬と言えば受験。センター試験の日はなぜかよく雪が降りますよね。ちょっと昔の漫画ですが、あの寒々しい受験の冬をリアルに思い出させてくれるのが『冬物語』(原秀則・作)。
主人公もヒロインも浪人生ですが、二人の学力には歴然とした差があるところから始まる恋物語…なのですが、受験をしたことがある人なら誰もが「ああ~」と思い出してしまうほどリアルな受験生の描写。時代は移り変わっても、「受験」というシビアな青春時代に変わりはないものです。あの苦い青春を思い出したい人はぜひご一読を!
BGMにはレミオロメンの「粉雪」で、冬の空虚な寂しさをより堪能しましょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか?もう青春時代なんて遠い昔だなぁ、という方も、ぴったりの季節に読んでみたら思いがけずあの頃を思い出せるかもしれませんよ!今青春まっただ中の方も、忘れかけている方も、機会があればぜひ読んでみてくださいね。

(福井優/ハウコレ)

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