2010.06.14

体、サビたくないなら・・・鮭を食べる!

“カラダが錆びる”…これは“酸化”が原因。酸素に触れると釘が劣化したり、油が黒ずんでベトベトになったり、皮をむいたリンゴが変色したり…人のカラダも同じです。酸化すると、病気や疲労、老化を生み、ろくなことはありません。では酸化の原因は?錆びないためにはどうしたらいいの?と疑問も湧いてきます。

酸化を防ぐ栄養素は様々ありますが、高いサプリや入手や持続が困難な食材が必要なことも。そこで私がお薦めしたいのは“鮭”!安く、美味しく、年中続けられるサビ対策は“鮭”でキマリです!


“鮭”がいい理由

サビ=酸化の原因は活性酸素。命に不可欠な酸素でも、栄養素を燃やしてエネルギー化するときに燃えカスが残ります。それが活性酸素。大半は水として排出されますが、2~5%が残り、侵入したウィルスを殺菌したりと活躍してくれます。それが過剰に増えたとき、“悪”に変わる!原因はストレスや飲酒・喫煙、食生活の乱れ、激しい運動、紫外線、空気汚染など。つまり日常のあらゆるものが敵。

それらを避けるのは無理だし、酸素を吸わずに生きることもできないので、できてしまった活性酸素を除去する成分が必要となるわけです。それがSOD(スーパーオキシドジスムターゼ)という抗酸化成分で、“鮭”がバツグンに持っている『アスタキサンチン』なのです。

イクラや甘エビなど赤い色素を持つ食品でも同じですが、高値だし常に市場にはない。だから、年中お目にかかる“鮭”が一番なのです!

紫外線ダメージから保護

鮭にアスタキサンチンが多いのは、遡上する時に大量発生する活性酸素から筋肉を守り、お腹のイクラのDNAを紫外線から守るため。人も紫外線を浴びすぎると表面が酸化するだけでなく、肌内部のコラーゲン繊維を破壊し、タルミやシワ、シミを作ります。

また肌と同じく瞳も紫外線にじかに晒されています。この紫外線による害にアスタキサンチンが最も強く働きかけてくれるのです。肌のアレや老化だけでなく、酸化が原因の眼病を防ぎ、毛様体筋(ピントを合わせる筋肉)の緊張を解いて疲れ目も防いでくれます。

屋外にいる時間が長い時はその前後に鮭を。また細胞再生の時間が夜なので、夕食時に食べるのも効果的です。

脳の活性酸素を除去

油は酸化しやすい。人体の細胞膜も主成分は油、しかも脳は大部分が脂質なので、活性酸素の影響をまともに受けます。でも、脳の入口にある血液脳関門を通過できる抗酸化成分は殆どありません。

しかしアスタキサンチンは、脳に入り込める数少ない存在!このおかげで、活性酸素が原因の脳腫瘍、脳梗塞、脳出血などの予防に役立つのです。もちろん、脳の疲れと老化も防ぎます。脳へは大豆の成分もスムーズに入るので、みそ焼きやみそ鍋にして、ダブルで脳を守ってくださいね。

LDLコレステロールの酸化を抑制

悪玉扱いされているLDLコレステロール。これそのものが悪なのではなく、酸化すると血管壁に侵入し、動脈硬化の原因になるから“悪玉”なのです。つまり酸化させなければいいわけで…このLDLコレステロールの酸化を防ぐのもアスタキサンチン。

心筋梗塞や脳梗塞のリスクを軽減してくれますよ。とはいえ、鮭があるから大丈夫、と油断して、脂っこいものばかり食べないように注意はしてくださいね。

アスタキサンチンだけじゃない!

このほか、筋肉や肉体の疲労も防ぎ、快活な体を支えてくれる鮭ですが、アスタキサンチンだけじゃないのがすごいトコ!カルシウムはもちろん、青魚に多いDHA・EPAも抜群に豊富で、血液サラサラ効果が高い。

これらの栄養を無駄なく吸収するためには、レモンや野菜のビタミンCや酢などの酸と一緒に。ちなみに1日の必要量は2~2.5切れ程度(アスタキサンチン約6mg分)。これなら食べられる量ですよね。

おわりに

病気と老化の2大原因「サビ」と「汚血」の両方を防いでくれて、年中お安く買えて、調理法も選ばない。子供も大人もみんな大好き。そんな庶民の味方がサビ防止のエキスパートだったんです。皆さん、これからは今まで以上に鮭を好きになってくださいね!

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