2013.12.01PR

【夢占い】虫の知らせになる夢・4つ


虫の知らせという言葉があります。「虫」というのは、「腹の虫」「癇(かん)の虫」というように人の体内に棲んでいる虫という意味で、それが突然うごめくと悪い知らせがあるという意味です。「悪い予感はよく当たる」、でもこれは基本的には予知・テレパシー現象なんかではなく、虫に例えられるようにあなたの潜在意識に棲んでいる不安・心配の虫が予想通りの現実に反応しただけなのです。
ところが、目に見えないはずの出来事を突然に予見するテレパシー夢という不思議な現象も、実際にあるのです。
降り続く雨の中、濡れている人物が恋人や家族、あるいは親友なら、彼らの身辺変化や重篤な疾患を伝えていることがあります。彼らの濡れた体の一部が病んだ部分であることをあらわしています。全身びしょ濡れなら要注意です。彼らの身辺のネガティブな変化を伝えているので十分に注意をはらってください。傘をさしているのに肩が異常に濡れた兄弟の夢を見た後、彼が重い肺炎にかかって入院したという事例もあります。
実家のそばの大木に落雷、あるいは落雷と共に稲光が走る夢は、家族にまつわるトラブル、大樹に象徴される身近な人や遠くにいる家族の急な病気や、身辺変化を暗示することがあります。夢に家族や身近な人が現われなくても、大きな窓や大樹、または山が現れるなら、それがあなたに関係する大切な人を象徴します。実家のカーテンに稲光が映え何度も雷鳴がとどろく夢を見た直後、母が急病で入院するという事例もあります。
異様に鮮やかな青空、それを誰かといっしょに見上げている夢は、そこに登場する人物の訃報を暗示することがあります。窓から見上げる青空のイメージは天界を象徴し、離れたところに住む身内や友人の状況をあらわしています。苦しみからの解放をあらわす霊夢になりますので、けっして不幸ととらえる必要はありません。このような夢を見て間もなく、闘病中の家族の訃報を知った事例もあります。
玄関、あるいは玄関前に、離れて暮らす身内や友人が立っているなら、彼らの危急を知らせるテレパシー夢になっている可能性があります。突然の来訪者の夢によって彼らの心のメッセージを聞くことになります。あなたが暮らしていない実家の玄関のイメージも同様のメッセージを持ちます。実家の玄関前に素っ裸で立っている母親の夢を見た後、離れて暮らす母が実際に重い病気にかかっていたという事例もあります。
基本的に夢のテレパシー現象は、離れて暮らす親しい人、身内、家族や友人との間で起こりやすくなります。鮮明な自然現象や家の正面入り口のような象徴的なイメージが多く、夢に登場する人物の様子が不自然であること、鮮やかな色彩が印象的であることが共通点です。

(梶原まさゆめ/ハウコレ)

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