2010.06.29

サッカーしよう!ルールの決め方

サッカーは取り敢えず手を使わずにボールを動かすスポーツ。いい汗掻けば、きっと余分なストレスや脂肪も落ちてくれる事でしょう。皆さんも、職場や学校の仲間を集めて、気軽にボールを蹴り合いましょう。

そこで、試合をするのに仲間内でルールを決めておく必要があります。サッカーって、実はルールがかなり柔軟なのです。事前にある程度決めてからキックオフ!では、その決め方をご紹介しましょう。

<準備1> 試合時間を決めよう!

皆さんもよくご存じの通り、もっか南アフリカで開催中のFIFAワールドカップでは、前半・後半それぞれ45分ずつのプレイ時間の合間に、15分間のハーフタイムを入れるという形で行なわれています。ですが、厳密に言えば、サッカーの競技時間は前半45分以内、後半も45分以内。そして、ハーフタイムは15分以内と定められています。
毎年冬に開催される全国高校サッカー選手権では、準々決勝までの全試合を各ハーフそれぞれ40分ずつの計80分で行ない、 準決勝と決勝戦のみを前半・後半各45分ずつの計90分で行なう事になっています。
子供たちの試合だと、1ハーフを30分から40分程度で行なう事が多いそうですよ。
野球と違ってサッカーは、常時動き回っていなければなりませんから、かなりスタミナを使います。いきなり、長時間でゲームを開始すると、途中でバテちゃう人も出て来る事でしょう。
という事で、最初はスタミナ的な事も考えて、前半25分・後半25分、それに10分間のハーフタイムを挟んだ1時間位で対戦するといいでしょうね。

<準備2> ロスタイムの計算方法を覚えておこう!

このロスタイムというのは、試合中に選手交代や負傷者の対処によって一旦ゲームが中断してしまった時間の合計。前半・後半、それぞれ別に計算して、各ハーフのお尻にくっつけます。つまり、実際には25分ハーフで行なわれている試合であっても、前半に1分のロスタイムがあれば、前半のプレー時間は26分となる訳です。

ロスタイムは全て審判員の判断によって決められます。ある程度大きな公式戦では、第4の審判員が目安となる時間をタッチラインで明示する事とされていますが、それ以外の試合では、主審が手元の時計で計って決めます。

とは言っても、仲間と気軽に始めたサッカー、審判らしき審判もいない場合は、自分たちで適当に計算する事になります。後でお互いもめないように、ロスタイムの計算法は、しっかりと決めておきましょう。
選手交代があった場合は、1回につき約15秒。両チーム合わせて4回までしか選手交代が行なわれなければ、ロスタイムは1分と設定するのが無難ですね。
まあ、それ以前に、選手交代がなければ、ロスタイムはなしでも全然OKだと思いますけどね。

<準備3> 決着の方法を決めておこう!

後半のロスタイムが終了した時点で、同点だった場合は、延長戦が行なわれる事になります。延長戦は、前半・後半それぞれ10分から15分ただし、必ずしも試合に組み込まなければならないというルールはなく、延長戦をせずにいきなりPK戦で決着を付けるという選択肢も認められていますし、引き分けのまま試合終了にするのもOKです。
高校サッカー選手権では、決勝戦以外に延長戦が行なわれる事はありません。PK戦で決着を付ける事とされています。また、 決勝戦の延長戦は、前半・後半各10分ずつです。
正直、遊びでサッカーを楽しむ場合は、スタミナ的な面でも延長戦は少々ヘビーですし、面白さを考えると、PK戦で決着を付ける方がいいかも知れませんね。

また、度々試合を行なう場合は、引き分けは引き分けで試合を成立させ、勝ち点制を用いても構わないと思います。因みに、勝ち点の計算法は、勝てば3点、引き分ければ1点、負ければ0点がそれぞれのチームに加算され、その合計点がもし同じであれば、得失点差で最終的に順位を確定させます。

<準備4> PK戦のやり方を覚えておこう!

PK戦は、遊びでサッカーを楽しむ場合、最も簡単に、最も面白く決着を付けられる方法です。
まず、両チームからそれぞれ同じ人数のキッカーを選出し、どちらのゴールを使うかを決めます。この時、ゴールキーパーは、キッカーとは別に1人決めておきます。
次に、どちらのチームから先にPKを行なうかを決め、後に行なう事になったチームのキーパーは、使用するゴールに入ります。

キーパーの立ち位置は、ゴールラインの上であれば、取り敢えず自由です。一番自分がボールを止めやすいと思う場所にどっしりと構えるといいでしょう。
一方、キッカーは、ゴール前のペナルティーアークに入り、ペナルティーマークの上にボールを置いて、一人ずつ順番に1回ずつ蹴ります。

これを各チームごとに繰り返し、ゴールの決まった本数の合計で決着を付けます。

<準備5> 延長戦の種類を覚えておこう!

もし延長戦を行なうのであれば、事前にどのスタイルで延長戦を行なうかという事を決めておく必要性があります。
実は延長戦には、日本が独自で編出した「ゴールデンゴール」形式と、このゴールデンゴールをベースにした「シルバーゴール」形式、そして「フルタイム」形式があります。

どちらかが先に1点取ればそこで試合終了! というのがゴールデンゴール方式です。これはJリーグが世界で最初に導入した非常に合理的なルールで、FIFAワールドカップでも、1998年のフランス大会と2002年の日韓大会で導入されています。
けれど、やはりこれでは不公平だという事で、今は延長戦に突入した場合は、必ず前半と後半の両方を行うフルタイム方式を採用し、それでも決着が付かなければPK戦に持ち込むというのが、主な国際公式戦の暗黙のうちのルールとなっています。

シルバーゴールというのは、もし前半戦でどちらかのチームが得点し、決着が付くようであれば、前半戦が終了した段階で試合も終了。もし、前半戦で双方が得点を取れなかったり、同じだけ得点してしまった場合のみ、後半戦を行なうという形で、野球の延長戦によく似ています。

当然の事ながら、シルバーゴールやフルタイム方式で延長戦を行なう場合は、事前に前半・後半、それぞれ何分で延長戦を行なうかを決めておく必要がありますね。

おわりに

皆さんは、せっかくだから延長戦まで楽しみたいと思いますか? それとも、PKでさっさと白黒はっきりさせちゃう派??  自分たちでルールを決めて、サッカーを楽しみましょう。

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