2016.02.08 更新PR

ラブグッズを使うときの注意点・6選

ひと昔前に比べ、多少身近になってきた感のあるラブグッズ。ローターやバイブなど、実は持ってます! という女性も少なくないのでは。今回は意外と知られていない、ラブグッズを使うときや保管するときなどの注意点を、以前ラブグッズショップで働いていた経験のある女性から聞きました。
「衛生のためにも、使う時にはコンドームをつけて下さい。最近のものはちょっと変わった形状をしているものもあって、つけにくいこともありますが、なるべくならつけたほうが無難です。どうしてもつけられないもの、つけたら感触が変わってしまってイヤだというものは、使う前に消毒をして下さい」

粘膜に触れたり、体の中に入れたりするものですから、衛生第一で使って下さいとのこと。その点コンドームは封を切るまでは完全に清潔な状態なので安心です。コンドームをつけたらそのまま置きっぱなしにせず、早めに使いましょう。
「1のコンドームをつけることと同じで衛生面での安全が目的ですが、使い終わったら消毒するようにしましょう。コンドームをつけていたとしても体液が付着してしまい、そこから雑菌が繁殖することもあります」

消毒の仕方は、1・全体をアルコール綿で軽く拭き、2・その後、水を浸したコットンやティッシュでアルコールを拭き取り、3・最後に乾いた清潔な布で水分を拭き取るのがいいそうです。電源は切ってから行って下さい。
「ラブグッズは意外とスイッチが入りやすいんです。持ち運ぶ必要があるときには、電池を抜いたほうがいいですよ」

そうしないと……移動中の道端や電車の中でふとしたはずみでスイッチが入り、あたりに不穏なモーター音をまき散らすことになるそうです。これはまた別の意味でコワイですね。
「バイブなど挿入するタイプのものは、十分濡れていたとしてもローションを塗ってから使うことをおすすめします」

最近のバイブは多くが体に優しい素材で作られていますが、念のため、挿入の前にはローションで潤いを与えて、体を傷つけないようにしましょう。特にバイブに慣れていない人は使ったほうがいいとのことです。
「どんなラブグッズも使用感には個人差があります。何だかイヤだな、気持ち悪いなと思ったら使うのをやめて下さい」

ラブグッズはもともと、女性の精神安定のために作られたという歴史があります。ですから使うことでストレスを溜めてしまったら本末転倒。「そのときはダメだったとしても、年をとったり、セックスの経験を重ねたりで体質が変わって受け入れられるようになることもあります。捨てずにとっておいて、しばらく経ってからもう一度試してみてもいいでしょう」だそうです。
「ラブグッズは耐久年数を過ぎたら、どれだけ愛着があるものでも処分しましょう。メーカーが表示している使用年数は、過ぎたらどうなるかは保証できないということ。デリケートな部分に使うものなので、そこは慎重にしましょうね。」

確かに、ラブグッズを何十年も愛着を持って使い続けるなんて作った側は想定していないかも?それに、ある程度の周期でラブグッズも取り替えたほうがマンネリ防止になりますよね。
性感帯を見つけたり、感度を上げたり、パートナーと楽しんだり、今や多様な楽しみ方ができるようになったラブグッズ。登場の頻度が増えたからこそ、使うにあたっての正しい知識を持ちたいものです。

(早川舞/ハウコレ)
関連キーワード

関連記事