2010.07.01

もったいない!壊さず捨てず、大切な栄養を摂る方法

体にいいと知ったうえで食品を購入している人がほとんどでしょう。苦手だった食べ物も、健康のため美容のためと一生懸命食べています。それはとても大切なこと。でも…実はもったいない食べ方をしている人も多い!

苦手意識を克服し、我慢して食べているその食品、せっかくの栄養分を壊す食べ方や捨てている人が多いのです。ただ食べればいいわけじゃない。ポイントを見直し、貴重な栄養を効率よく有意義に摂取して、努力の無駄を省きましょう。

納豆の手順

納豆は安価で栄養価の高い万能食品。植物性タンパク質、イソフラボン、レシチン、ビタミンB2など栄養たっぷりです。普通の大豆との決定的な差は発酵によって生まれるナットウキナーゼ。いわゆるネバネバ成分、コレこそが納豆の価値。血液の流れをよくし、血中コレステロールを低下。脳卒中や心筋梗塞などの怖い血管の病気を防いでくれます。

でも、実は熱と添加物に弱い。納豆汁や納豆だし巻きなど納豆を食べやすくするメニューは数ありますが、加熱と添加物で成分は台無し。やはりそのまま食べた方が効果的。しかし、それにも間違いが。それは、手順!! ナットウキナーゼを壊さず摂取するには手順があるのです。まず食べる30分前に冷蔵庫から出して常温に。

熱にも冷気にもナットウキナーゼは弱く、働きません。パックを開けたら調味料を取り出してから混ぜること。表面がザラついた陶器に移して混ぜると、より粘ってベストです。しっかり粘ってから調味料を。これは調味料に含まれる添加物がナットウキナーゼを破壊するのを防ぐため。できれば調味料も無添加に。

ヨーグルトの上澄み

プレーンヨーグルトを買って、フタを開けて暫くすると溜まっている上澄み液。捨ててませんか?あれはホエー(乳清)といって、生乳から脂肪が取り除かれ、タンパク質とミネラルだけを残した低カロリーかつビフィズス菌の宝庫です。

どうでもいい液体と思って捨てがちですが、ダメ。たしかに口にする価値がありそうに見えないし味もないのがホントのところ。ヨーグルトを食べる時に捨てずに混ぜてもいいし、牛乳や野菜ジュースに混ぜてみて。美味しいわけではないですが、腸や骨のためには大切。ちなみに乳清をサプリや粉末で買うとかなりの値がします。

椎茸の足と舞茸の煮汁

椎茸には傘と足があります。その下の先端に石づき。炒め物でも鍋でも椎茸肉詰めでも、たいていは傘だけを使い、足以下は切り捨てますよね。もったいない!椎茸には抗ガン作用のあるβグルカンが豊富ですが、このβグルカンは足に多い。そこを捨てたらただの旨みとビタミンDしか残りません。体のために椎茸を食べるなら、ぜひ足も食べましょう。

調理時にはサッと濡れ布巾で拭いて、石づきギリギリだけ落とし、傘と足を切り離します。傘はいつもどおりに調理して、足も一緒に料理に加えるか、微塵切りにしてピラフやスープに加えても。捨てていた分でもう一品使えて経済的。

筍の溝の白い異物

筍の水煮。旬の季節に丸ごと買って米のヌカ汁で茹でて…という下処理をしない現代人。筍は安くて手間ナシの水煮が当たり前、ですよね。筍ご飯やチンジャオロースやらが簡単にできるで食材。で、水煮を買いました。

縦に割ると、合間合間に白い垢みたいな異物が…。つい洗い落としてしまいます。が、絶対洗わないで!これが実はとても良質のアミノ酸。体すべての細胞の生成に関わり、肌や髪、骨、筋肉などあらゆる組織の健康に必要。さらにガン細胞の抑制にも効果があるといわれるほど貴重な成分です。コレを捨てては繊維と僅かなビタミンしか残らないただの根菜になってしまいますよ。

ブロッコリーの茎

緑黄色野菜の代表ブロッコリー。フサフサした花の部分(あれ、花です)はお馴染みです。が、捨てている茎部分には花に負けないビタミンと、食物繊維が豊富。一番先端の黒っぽく硬いところだけ切り落とし、あとは全部使いましょう。

花はいつも通り切り小房に分けます。続いて茎から出ている細い葉を落とし、茎は薄切りに。花に比べて火が通りにくいので、塩を入れて沸騰させた湯に1分ほど先に茎だけ投入。それから花、細い葉の順に茹でます。花はサラダやメインの付け合せに。茎はクリームシチューに入れて仕上げに細い葉を飾るとオシャレな盛り付けになります。

薄切りにした茎は星の形に似ていて、子供も喜んで食べてくれます。ピラフやオムライスに星の飾りつけというのも可愛い。ブロッコリーが今までの倍量使えるのでお得ですよ。

おわりに

昔の慣わしなのか何かの思い込みなのか、捨てたり間違ったりしてきた食品の扱い方。実はとんでもなく大切な栄養素の垂れ流し。栄養も出費も無駄なく、体のために賢く使いましょうね。

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