2014.03.08

SMに目覚めたキッカケ・4選


SMと一言でいっても、多様な好みがあります。拘束する・されるのが好き、辱める・辱められるのが好き、ちょっと痛くする・痛くされるのが好き……など。しかし、内容は様々であっても、「目覚めたキッカケ」は共通していることが多く、愛好者から話を聞いていると既視感を覚えることも少なくありません。今回はSM愛好者が集まる現場に長年身を置く筆者が、彼らがSMに目覚めたキッカケについて特に多かったものをご紹介します。

1.幼稚園・小学校低学年のときにいじめた、いじめられた

年齢問わず、圧倒的に多いのがこのタイプです。小学校高学年以上の陰湿ないじめではなく、時には殴り殴られることもあるようなコドモのケンカがきっかけでSMに目覚めてしまった……という人は意外といます。特に筆者がよく聞くのが、「自分より体が大きかったり、気が強かったりする女の子に命令されて逆らえなかった」というM男性の体験です。その時はつらかったとしても、時間が経つにつれて甘美な思い出に変わっていくようです。

2.時代劇の拷問シーンを見て

中年層~年配の方に多いのがこのキッカケ。昔の時代劇は拷問シーンをリアルに撮っているものが多く、「お縄にされ」たり、「石抱きの刑」に処されたりするシーンでゾクゾクしてしまったとか。目覚めていく方面はS・M両方ですが、Mのほうが多めな気がします。

3.アニメや戦隊もの、マンガを見て

2に対して、若年層に多いのがこのきっかけです。「格闘ゲームで女性キャラクターに負けたときゾクゾクした」「アニメに登場していた女王様気質のキャラクターを好きになった」などの意見があります。また最近は、二次創作としてキャラクターを自由に動かした漫画やイラストなどをネットで手軽に楽しむこともできますので、これらがキッカケでSMに目覚める人は今後さらに増えるかもしれません。

4.落ちていた雑誌を読んで

年齢でいうと青年層以降に多めです。いわゆる「落ちてたエロ本」のSM版。落ちていた、あるいは回収される前などのSM誌やマニア誌などを偶然拾って目にしてしまい、それまで考えもしなかった衝撃的なプレイの数々を見て頭がショートしてしまう、という経験です。「過激度の高いグラビア誌を見て、縛られている女の子にいつの間にか感情移入していた」と語ったM男性もいました。

おわりに

キッカケの時点で、最初から自分の嗜好にピタリとハマっていた! という方は少数です。そうではなく、目にした、あるいは体験した瞬間になぜかわからないながらも惹きつけられてしまい、そこから雑誌やネット、書籍などで探っていくうちに「これが自分の求めていたものだったのか!」と、本当に自分が好きなことを「発見」する人が多いよう。
今のご時世は何がキッカケで自分の趣味が深まっていくかわかりません。SMに限らず、一瞬にしてトキメキを感じたものは追求していく価値があるのではないでしょうか。

(早川舞/ハウコレ)
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