2014.03.11

中国四千年の知恵!「五行思想」を使ってキレイになる方法


昔の中国の考え方に「五行思想」というものがあります。これは東洋占いの根幹に関わる考え方で、5つの要素が循環して世界は成り立っていて、それに沿って考察することにより、人生や現在の状況を占うことができるというものです。五行思想は占いだけではなく、幅広い考え方を提示してくれます。今回はその中でも食に関しての考え方をご紹介します。

1. 五行思想って何?

木・火・土・金・水、この5つの要素で成り立っているのが五行思想です。例えば木は燃えて火を生み出し、燃えた後には土が生まれ、土からは金属が生成され、金属には水が集まり、水は木を育てる。このように五行の要素は循環していて、どれか1つが優れているとか突出しているということではなく、バランスを保ちつつ深いつながりを持っているのです。

2. 五行と食べ物との関係は?

それぞれの要素に様々な意味が見出されています。色として、木は青(緑)・火は赤・土は黄色・金は白・水は黒。他に季節や方位、臓器などにも五行が割り振られています。
食に関係する相関としては五味、つまり味との関係性です。木は酸・火は苦・土は甘・金は辛・水は鹹(塩辛い)。他にも食関連としては五穀や五菜などがあるのですが、なかなか取り入れづらいので今回は五味に絞ってお話していきます。

3. 五味を整える重要性とは

五行というのはその全ての要素がバランス良く保たれることが大切です。季節の移り変わりも五行の配当があり、例えば猛暑が訪れるとその年一年に良くない影響があるように、火の要素だけが突出して強かったりすると体全体のバランスを崩すことにつながるのです。それは体だけの問題ではなく、その人の精神的な部分にも影響を与えてしまいます。辛いものばかり食べていると味覚がおかしくなったり、甘いものばかり食べていると太ってしまったり。行きすぎた味を取り入れることはおすすめできません。

4. 五味を整える食事とは

木に当たる食材としてはお酢や梅肉、柑橘類。火に当たる食材としては、蕗やタラの芽などの山菜類、ゴーヤや筍など。土に当たる食材としては、肉類や穀物。金に当たる食材としては、わさびや生姜、ラッキョウなど。水に当たる食材としては、魚の干物や味噌などの発酵食品。それぞれ、細かい分類を意識しすぎるのではなく、毎日の食事の中で五味がきちんと取り入れられているかを意識することが大切です。

おわりに

「ダイエットには○○がいい!」「コレを食べればキレイになれる!」などと単一の食事を勧める特集を目にすることがありますが、一時的にひとつの要素を高めるというのは五行思想としてあまり良い状態とは言えません。大切なのは片寄りを排して全体を整えること。食材としてのバランスを考えると共に、五味それぞれをバランスよく整えてみましょう。本当にキレイになるために必要なのは、過度ものではなく毎日続けられるものの中に見つかるはずです。

(桜田ケイ/ハウコレ)

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