2010.08.12

結婚式でスピーチを頼まれたら気をつけたいこと(例文つき)

部下の方に対する信頼を高める上で、結婚式スピーチの場は、またとないチャンスです。
数分間のお話で、生涯に渡る信頼を掴む。そんなスピーチを可能にする方法についてお伝えします。

苦言や忠告は不要です

 上司と部下は選べない。よく言われる言葉です。
 普段の仕事ぶりを見ていると、つい一言言いたくなる。例えこのような思いが浮かんだとしても、一生に一度の場でお説教じみたことを話すのはNGです。

優秀な部下のエピソード紹介

ほめ方にも、「いいほめ方」と「悪いほめ方」があります。
誰もが納得するエピソードを紹介する。これが「いいほめ方」になります。具体的には、
1.象徴的な言葉を使って紹介する。
2.仕事振りについてのエピソードを紹介する。
このような流れがよいでしょう。
これが、1.だけで終わってしまっては、説得力に欠けます。場合によっては、「褒め殺し」や「皮肉」に受け止められてしまうリスクも生じます。

(例)○○君は、いつも前向きに仕事に取り組んでくれている素晴らしい人です。飲食業という仕事柄、時に帰る時間が遅くなってしまう時もあります。しかし、○○君はどんな時でも、不満や愚痴を言わす、着実に業務をこなしてくれます。そして、いわれたことをただするだけではなく、絶えず、工夫をし、いい提案をするという積極性も併せ持っています。

あまり優秀でない部下のエピソード紹介

褒めるところがない部下に対しては、「人柄を褒める」「暖かいムードの演出に努める」この二つで臨めばよいでしょう。

(例)
○○君は、とても話しやすい気のいい男です。昨年の社員旅行のことですが、○○君は別の部署の人にも積極的に話しかけ、いい雰囲気を作ってくれておりました。社内のコミュニケーションが大事。このことは、常に私が思っていることですが、率先して実行してくれた○○君には本当に感謝しております。

贈る言葉

 あなたのお立場によって、マッチする題材は違いますが、共通するのは、「私は何があっても君たち二人の味方だよ」という暖かい思いやりの気持ちです。
 歴史上の有名な人の話を引用する場合には、新郎新婦の状況に照らせばどう伝えたらいいのか。夫婦のあり方についてお話しする場合には、あなたご自身の経験に即したアプローチで内容を考える。「同じ目線」という意識を持つことによって、共感の輪が会場全体に広がります。

(例)○○君と◎◎子さんへのはなむけとして、19世紀ロシアの作家、レフ・トルストイのこの言葉を贈らせていただきます。
「この人生における疑う余地のないただ一つの幸福は、他人のために生きることである」

結びに

 「誠実」に勝る方法無し。このことは、人間関係において不変の原則といえるでしょう。
 節目節目の言葉は、人の記憶に長く残るものです。
 「○○社長のためなら」「○○部長には頭が上がらないな」こんな、何十年にわたっての信頼を勝ち取ることができるチャンスを掴んでいただけることを、心から念願します。

「結婚式スピーチを頼まれたら(友人編)」はこちらから
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