2014.05.19

美人は夜つくられる!眠っている間の美肌習慣


ぐっすり眠れた日の肌は、スベスベ、滑らかに整っているのを実感したことがあるでしょう。「美肌のゴールデンタイムが22時~2時」というのも、よく耳にするはず。そんな「美肌と睡眠の関係」は、皆さんが思っている以上に非常に深くて密接です。今回は、質の良い睡眠と美肌の関係について、とっておきの情報をお届けします!

美肌を手に入れる前に、睡眠の目的を把握!

私たちは起きている時に、物事を考えたり発想したり悩んだりするため、脳の神経が活発に活動しています。睡眠にはその活動で疲れた脳をリフレッシュさせる効果や、情報を分類、整理して記憶を定着させる働きがあります。
さらに睡眠中には、美肌と健康な体にとって最も大切な、「成長ホルモン」が脳下垂体から分泌されます。この働きが円滑にいかなければ、疲労がなかなか回復しなかったり、肌荒れが続いたりと、体の不調に悩まされやすくなります。
そもそも私たちは、起きている間は重力に逆らって生活しているので、負担がかかった身体を休める、脳を休めるというのが睡眠の目的ですが、健やかな体にとって大切な成長ホルモン分泌のことも忘れずに、夜更かししないように心がけましょう。

なぜ23時から2時が美肌のゴールデンタイムなの?

医学的な見解によると、人間や動物は、太陽の上昇と日没を「活動期」、日没から日の出までを「休息期」としており、地球の自転の周期に即したリズム(サーカディアンリズムという)を脳に刻んでいます。
この周期は「体内時計」とも呼ばれ、私たちにとって大切な「成長ホルモン」もこのリズムによってコントロールされており、23時から24時にかけて分泌のピークを迎えます。

しかし、成長ホルモンの分泌が低下すると、深夜2時過ぎから明け方にかけて、ストレスを軽減する「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。この2つのホルモンは言わば交代勤務で、一方が多くなれば一方が少なくなります。
そのため、明け方寝て夜活動するような生活が続けば、体内時計は狂い、体調の不調につながりかねません。美肌のゴールデンタイムは、心の健康にとっても非常に大事な時間帯と言えます。  

質の良い睡眠方法

理想の睡眠時間は7~8時間で、目覚まし時計を使わずに自然に目覚めることが出来ればパーフェクト。そんな快眠を得るためにとっておきの方法と言えば、手足をブラブラさせたり、首や肩を回したりするような簡単なストレッチです。また、寝る前に36~38℃のぬるめの湯船につかると、ぐっすり眠りに就くことが出来ます。どちらも緊張をほぐす効果により、快眠に導かれることが期待出来ます。

快眠は食事も大切

皆さんもご存知の通り、コーヒーや紅茶を寝る前に飲み過ぎると、目が冴えて眠れなくなることがあります。これは配合されているカフェインに強い覚醒作用があるため、特に不眠で悩んでいる人は、17時以降は飲まないことを専門医は勧めています。
また、カルシウムやマグネシウムのような栄養素が不足すると、イライラして眠れないことがあるので、それらを含む食材(カルシウムなら牛乳、チーズ、小魚など。マグネシウムなら大豆、桜エビ、しらす干し、昆布など)を含むメニューを意識して摂りましょう。

ダイエットを気にして炭水化物を摂らない人もいますが、炭水化物には眠りを誘う成分として有効的な、トリプトファン(豚肉、鶏肉、牛肉、まぐろ、卵などに含まれる)というアミノ酸の促進を促す効果があるため、ご飯やパン、ジャガイモなど、バランスのよい食事を摂るようにしましょう。それがよい睡眠を助け、結果、美肌につながります。

終わりに

どんなに高価な化粧品を使っても、贅沢なエステを受けても、良質な睡眠が得られなければ無意味。眠っている間の美肌習慣こそ、素肌美人の秘訣です。

(米村亜希子/ハウコレ)
関連キーワード

関連記事