2014.05.23

男性から圧倒的な支持!?「ピンク色の乳輪」をつくるには


乳輪の黒ずみを気にして、クリニックに相談にくる女性は多くいます。

男性の本音はというと、「乳輪が黒いと、正直がっかりする」という意見が多数のようです。
「乳輪が黒い=遊んでいる」という男性の思い込みは根強く、色素は少しでも薄いに越したことはありません。
ただこの思い込み、根拠が全くない訳ではありません。女性ホルモンや摩擦刺激でメラニン色素は増えますが、妊娠経験やピルの服用、乳輪への刺激や年齢など、いわゆる「経験豊富な女性」は乳輪が黒い傾向にあります。
とはいえ生まれつきメラニンの多い地黒な人は当然、乳輪も黒いですし、妊娠すれば誰だって黒くなりますから、半分だけ正解といったところでしょうか。

乳輪の黒ずみの原因

黒ずみの正体はメラニン色素です。メラニンが増える「色素沈着」の原因として、以下のようなものが分かっています。
まずはこうした「原因を取り除く」ことが治療の第一歩です。

・遺伝 
→生まれつきの黒さは、どうしようもありません。

・摩擦の刺激 
インナーでこすれたりすると、皮膚の防衛機能としてメラニン色素が作られます。
→過剰なセルフケアは避け、ニップレスなどを試しましょう。

・女性ホルモン
→妊娠時の色素沈着はやむを得ません。母児の健康を優先しましょう。
やめれるものであればピルを控えます。

・肌のターンオーバーが滞る
28日周期の肌の入れ替えがペースダウンすると、それだけ多くのメラニン色素がヒフに留まることになるため、黒ずんで見えます。
また、ストレスや加齢でターンオーバーは低下します。


もし心当たりのものがあれば、ご注意ください。

黒ずみ治療の効果とは?

ではできてしまったメラニン色素はどうしたら良いのでしょう?

メラニン除去といえばレーザーですが、残念ながら乳輪の黒ずみにはレーザーは役立たずです。

数回のレーザー治療でスッキリ解消!とはいかず、塗り薬を休薬期間を置きながら、じっくり続けていくしかありません。

ほとんどのクリニックでは、トレチノインと ハイドロキノンの2種類の外用薬の併用で治療します。
トレチノインは肌のターンオーバーを加速させるもの。
副作用として赤み・皮むけ・ヒリヒリ感がほぼ必ず出ます。デリケートな部分だけに、こすれたときの痛みで挫折する人もいるようです。
また稀に、副作用の炎症がひどいケースでは、かえって色素沈着を生じる可能性もあります。
ハイドロキノンは漂白のクリームです。こちらも副作用として、多少の赤みを伴います。

レーザー治療のトラブル

ちなみにレーザーを当てた場合、トラブルになるケースもあるようです。
濃いシミ治療に用いられる「Qレーザー」と呼ばれるレーザーの種類があります。これを乳輪に用いると、色素がまだらに抜けてしまい、修正ができなくなります。
他のレーザーでもほとんど効果がないか、かえって濃くなるかのケースが多いです。

またCO2フラクショナルレーザーを乳輪に当てる場合もあるようですが、フラクショナルレーザーの効果は「肌の入替え」であって、「色み」には効果がありません。乳輪表面のブルブツに対しては滑らかにする効果はあるかも知れません。

おわりに

色々と怖い話を書きましたが、「トレチノイン+ハイドロキノンで薄くなりました」という声は実際に多く聞きます。
いずれも長期の連用はハイリスクですので、2~3ヶ月使用したら、1~2ヶ月の休薬期間を置くようにしてくださいね。

(村山ひろと/ハウコレ)

関連記事