2014.06.06

女子の身だしなみ! 汗と上手につきあい、暑い夏を乗り切る方法


これから夏に向かって暑い日が続きます。そんな暑い日は朝から晩まで汗が止まらず体中ベタベタして気持ち悪いですよね。でも汗は体温調節に必要な体の大事な機能の一つです。汗とうまく付き合って夏を乗り切っていきましょう。

1. 汗は無臭?

汗と言えば一番気になるのが『臭い』ですよね!みなさんよく「汗臭~い」と言いますが、実際は汗の臭いではないのです。汗自体は無臭です。では汗をかくと臭いのは何の臭いなのでしょうか?

皮膚には、ほとんど臭いのしない汗を出す「エクリン汗腺」と、独特の臭いのある汗を出す「アポクリン汗腺」の2種類の汗腺があります。脇や陰部付近などの独特の臭いは、この「アポクリン汗腺」から分泌される汗に、脂肪や尿素、アンモニアなどが多く含まれていることが原因です。これらの部分以外にかく汗は、「エクリン汗腺」からの分泌で、かいたばかりの汗は無臭なのです。

2. 汗の臭いの原因は?

では、汗をかいた後、なぜ汗臭くなるかというと、皮膚表面の常在菌が増殖するからです。皮膚常在菌は水分と栄養分によって繁殖します。つまり、汗と皮脂や角質をエサとしているのです。

常在菌が、皮脂や角質などの栄養分を分解する時に臭いが発生するのですが、通常は、常在菌の数が少ないので、ほとんど臭いを感じることはありません。 しかし、汗をかいた後は、常在菌が繁殖するのに適した環境が整い、爆発的に増殖します。それらが活発に活動することによって臭いを感じるようになるのです。 

特に、汗をかいた後、6時間後あたりが最も臭いが強くなると言われています。 
皮膚の常在菌は、もともと皮膚を外敵から守る働きをしていますが、汚れがたまりすぎると、このように臭いの元になってしまいます。

3. 汗臭さの対策と予防

・汗をかいたらこまめにふき取る
体を清潔に保ち、汗を掻いたら常在菌が増殖する前にしっかりふきとりましょう。今は抗菌作用のある汗ふきシートなどが販売されていますので、うまく活用してください。


・食生活を見直し体質改善
臭いの元は常在菌の栄養素である動物性タンパク質や脂肪などです。肉類には、臭いの元になる動物性たんぱく質や脂肪などが多く含まれています。 日本人の食生活が、野菜中心の食生活から欧米化し肉食中心となったことで、日本人は体臭が強くなったと言われています。食生活を見直すことで体臭を発生させやすい体質を改善することができます。酵素飲料などを使ったデトックスなども効果的です。


・加齢臭や疲労臭にも注意
「汗臭い」とされる臭いの中に、加齢臭や疲労臭が混ざっていることも少なくありません。加齢臭は男性だけと思われがちですが、最近女性も食生活やストレス社会の影響でしょうか加齢臭(疲労臭)を発生します。日頃から加齢臭や疲労臭の対策も必要です。特に加齢臭は普通の石鹸で洗っても臭いが取れません。専用の柿渋エキスなどの成分が配合された薬用石鹸などがお勧めです。

おわりに

汗は人にとって体温調節に必要な大事な機能です。汗のことを良く知り、うまく付き合って、暑い夏を乗り切ってください。

(下山 一/ハウコレ)
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