2010.08.30

エコカー補助金・減税期に新車を買った方、必見です!保険会社を変えずに自動車保険を大幅に安くする方法

昨年6月に始まったエコカー減税と補助金制度。ならば!!っと思って新車を購入された方もいるのではないでしょうか。そんな皆さんは、そろそろ自動車保険の更新を迎えられる頃ですね。

実は私の友人も、去年の9月に車を乗り換え、先日、自動車保険の更新案内が来て保険屋の資格を持っている私のところに相談に来たのです。この1年無事故無違反で運転してきた友人夫婦、普通は、去年よりも保険料が安くなっていないとおかしいですよね。でも、1割ほど高くなっているんです。これは何故?

ということで保険会社を変えずに自動車保険を大幅に安くする方法をご紹介します。

チェック1 年齢

誰もが知っているのが自動車保険の対象年齢割引! 21歳以上・26歳以上・30歳以上、そして、今は35歳以上という設定まで用意されています。けれど、知っているのにも関わらず、多くの方が、この年齢条件によって多額の保険料を損されているんです。何故なら、保険会社では大抵、最初に加入した時の年齢で更新書を作るからです。

実際、私が担当した50代のご夫婦で、未だ21歳以上という契約をしていらっしゃったかたがいらっしゃいます。もう30年以上も前に初めて車を買った際、親しくしていた整備工場で加入したため、これまで一度も見直しなんて考えられた事がなかったとのこと。でも、もう一人息子さんも30歳になられるとの事でしたから、ただちに30歳以上の契約に変更させていただきました。この契約の変更により、年間で2万円ほど安くなりました。

このように、若くして契約した場合、何十年たった今でも21歳以上、あるいは26歳以上という条件が添えられている事が少なくないのです。

今回相談を受けた友人も、26歳以上で契約されていました。本当は本人37歳で、奥様が35歳。子供はまだ小学生で運転しませんし、当然両親は自分たちよりも年上な訳ですから、35歳以上限定という契約で何の問題もないですね。

チェック2 人身傷害

今回友人が持って来た契約書には、「人身傷害」という項目がありました。これ、その昔は交通傷害保険と呼ばれる全く別の保険だったのですが、制度の緩和により、保険会社が勝手に自動車保険に組み込んで売り出したサービスです。ですから、お手持ちの証券に、この項目が記載されていれば、例え車に乗っていない時の事故でも保険金が支払われますから、自転車での走行や歩行中に負傷された際には、忘れずに請求して下さいね。

けれど今は殆どのドライバーが、自動車保険とは別に生命保険や傷害保険に加入しておられるのではないかと思います。事実、友人夫婦も、もうすでにそれぞれが生保と損保に加入していると言いますし、子供も生協の共済保険に入っているらしいので、後は赤の他人様を乗せた時のための事も考え、搭乗者傷害さえ充実させておけばいいでしょう。

勿論、その逆で、搭乗者傷害を取っ払って人身傷害を付けるという手もありますが、先ほどもお話しした通り、この人身傷害はあくまでも交通傷害保険ですから、手続きや保険金の受け取りに手間と時間が掛かるんです。その点、搭乗者傷害は他の自動車事故の処理と一緒に進行されますから、とても便利です。

「人身傷害」と「搭乗者傷害」の両方を付けておけば、いざという時には、両方の保険金が受け取れます。例えば、人身傷害・搭乗者傷害ともに3,000万円の保障を希望した場合、それぞれの保険料は約3万円ですが、実際には、セット割引きということで、どちらか一方の3割増し程度で付けられるので、お得はお得なんですよね。

ただ、人身傷害は実損払いなのに対し、搭乗者傷害は定額ですから、他の傷害保険の加入状況も考慮した上で、搭乗者傷害を選択するというのもアリです。

チェック3 車体

ここで、車をちょっと拝見!友人もそうだったのですが、衝突安全ボディーと呼ばれる衝突時の安全性の高い車両の場合、搭乗者傷害と自損事故の保険料が10%割引になります。

さらにエアバッグが付いているので搭乗者傷害と自損事故の割引対象。運転席だけなら10%ですが、この車は助手席にも設置されたデュアルエアバッグ車なので、15%割引となるんですね。

それから、「アンチロックブレーキングシステム」と呼ばれるブレーキ装置を標準装備したABS装着車ですから、搭乗者傷害や自損事故に加え、対人対物保障も5%割引。加えて、電子制御で横滑りを回避する横滑り防止装置もあって、ここでもABSと同条件の割引が得られます。

本当は、これにイモビライザーと呼ばれる盗難防止装置が装備されていれば、車両保険の5%割引きも使えます。友人の車には装備されていませんでしたが、それでも、これら上記をトータルすると、同乗者傷害と自損事故に対しては25%割引き、対人・対物保障においても1割引きとなるんですよ。

チェック4 免責

今回、友人が一番疑問に思った部分、それは車両保険でした。自損事故時の車両に対する補償額は、年々自動的に下がります。それは車体そのものの価値が下がるからで、仕方のない事なのですが、何故か昨年よりも保険料が上がっているんです。

確かに、一応保険料は安くは見積もってあります。ただし、免責額をよ~く見てみて!!昨年は10万円だった数字が0に変わっています。これは、車両保険で保障される上限一杯一杯まで保険で修理代が賄えるという事。一見ありがたい保障の手厚さですが、言うまでもなく、それだけ高額の保険料を必要とする訳ですし、そのサービスを利用すれば、翌年は更に保険料がアップしてしまいます。

ようするに、これはなるべく毎年同額の保険料を払ってもらおうという保険会社さんのビジネス技の一つで、年齢は放置しておくくせに、ここでは非常にまめな一面を見せてくれています。そこで友人夫婦は、あくまでも事故を起こさないのを前提とし、自分たちへの安全運転の誓いの意味もこめて、昨年同様、免責10万円で契約更新する事にしました。

チェック5 エコカー

最後に、友人の愛車はハイブリッド車ですから、保険料全体から3%割引きになりますね。
そう、今は税金だけじゃないんです。自動車保険にもエコカー割引きというのがあるんですよ。対象となるのは、今のところハイブリッド車が主流ですが、電気自動車も認められているので、近い将来、もっともっと普及するかも知れませんね。

インターネットの自動車保険が安いのは、こういう事を細かく自分で読んでチェックし直して行くからという部分も大いにある訳で、今お付き合いしておられる保険会社の保険でも、もう一度、免許証と車検証と保険証券をおいて、きちんと加入し直せば、十分1万円程度の節約は可能です。是非、次の更新時には試してみて下さいね。

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