2014.07.05

暑い夏には要注意!歯が溶けてしまう「酸蝕症」を防ぐには?


みなさんは、のどが乾いた時にどんな飲み物を口にしますか? 汗をかいた後の、炭酸飲料やスポーツドリンクなどの冷たい飲み物は格別!本当に美味しいですよね!
これから夏に向かうにつれて、さらに暑くなるので、これらの飲み物を口にする機会がどんどん増えると思います。
実はこれらの飲み物を取りすぎると歯が溶けていってしまうんです。
ということで、今回は歯が溶けてしまう「酸蝕症(さんしょくしょう)」についてお話ししたいと思います。

1.酸蝕症とは?

読んで字のごとく、酸によって歯が溶かされてしまう病気を酸蝕症といい、侵蝕症といったりもします。
歯の表面が浅いU字型に溶けたり欠けたりしてしまい、進行すると、冷たいものがしみる知覚過敏のような症状を示すようになります。

2.う蝕と酸蝕症はどう違う?

う蝕は虫歯菌に感染し、菌が出す酸によって歯が溶かされることで進行する感染症の1つですが、酸蝕症はその人の食べる物や飲む物などに含まれる酸によって進行する病気で、生活習慣が深く関わっているので、いわゆる生活習慣病の1つとして考えられています。
う蝕は歯が黒くなり部分的に穴があいて進行していくのに対し、酸蝕症は全体的に歯が溶かされ薄くなり、黄色くなっていくのが特徴です。

3.注意したい食べ物は?

酸蝕症の原因となりうる食べ物には以下のようなものがあります。
・炭酸飲料
・スポーツドリンク
・ワイン
・お酢
・レモンやミカンなどの柑橘系果物などに含まれる果汁
・ビタミン剤などの酸性の薬剤

私たちが普段、好んで口にしている食べ物や飲み物が、知らないうちに酸蝕症の原因になっていたなんて、コワイですね。

また、他には逆流性食道炎や摂食障害なども原因としてあげられます。

4.酸蝕症にならないために

せっかく美容のために、お酢を飲んだり、果物を食べたりしているのに、酸蝕症になってしまっては台無しですよね。
では、そうならないためにはどうすればよいのでしょうか。

まずは、酸蝕症の原因となる食べ物を長い時間、お口の中に入れたままにしないようにしましょう。
また、これらの食べ物を口にした後は、たくさんのお水を飲むか、うがいをするなどして、なるべく早く洗い流すようにしてください。
ワインを頂く時にお水をチェーサーとして頼むことがよくあると思いますが、この習慣も実は酸蝕症予防にも効果的なんですよ。

これからは、お食事やお茶の最後にも、お水を一杯口にするよう心がけてみてくださいね!このことは酸蝕症予防だけでなく、虫歯予防にもつながります。
これなら、いつでもどこでも誰にでも出来るのですごくオススメですよ。

さいごに

いかがでしたか?
これで、あなたの美容習慣を最大限に味方にできること、間違いなしです!
好きな食べ物や飲み物を美味しく楽しむためにも、ぜひこれらの習慣を取り入れてみてくださいね。

(中嶋麻優子/ハウコレ)
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