2010.09.10

健康パワーを凝縮!野菜の干し方

野菜の栄養を120パーセント摂るには、天日に干すこと!野菜は干すことで余分な水分が抜け、旨みも栄養もギュギュッと凝縮、カサも減ってたくさん食べられます。保存期間も長くなるし、料理にもパパッと使えます。

しかも陽射しは無料!まさに干し野菜はいいことずくめ。秋野菜が豊富な今、ぜひ干し野菜に挑戦してみて!

秋がおすすめ

野菜を干す際に大切なのは陽射しと乾燥。1日を通してカラッと晴れた日が理想です。でも梅雨時は湿気が多く、真夏は夕立が心配。となると最も適しているのは今の“秋晴れ”。1日安定して晴れ、夕立の心配が低い。花粉や黄砂も少ない。

秋晴れが続く今から、好みの野菜をゲットして、干し野菜の準備を始めましょう。

ただし、花粉や黄砂が少なくても、空気中にホコリや環境汚染物質が多い都会や、カラスの多い地域は、農業用の黒いネットを立てかけておくことをお勧めします。ホームセンターで安く手に入ります。

水洗いして干しましょう

好みの野菜を綺麗に水洗いし、布巾でしっかりと水気を拭きます。陽射しで水分が100%飛ぶように、薄切りか千切りにします。あとはよく日のあたる場所に敷いた新聞紙の上に平たいザルを置き、野菜を広げるだけ。

すぐ使う場合は乾物のようにカラカラに干さなくてもいいし、長期保存するなら1週間程度じっくり乾燥させて。キノコやナスなど水気が多い野菜は時々ひっくり返して両面から陽を当てましょう。晴れ続きとわかっている時でも、気温が下がる午後3時すぎには取り込むことを忘れずに。

ゴーヤがおススメ

夏の終わりから秋にかけての今、おすすめなのはゴーヤ。真夏が旬のゴーヤですが、猛暑のせいか未だに野菜売り場に健在。ゴーヤの優れたビタミンCを夏にしか摂らないのはもったいない。

今のうちに干し野菜にして、秋深くまで食べたいものです。ゴーヤを薄い輪切りにし、天日干しに。この場合、ワタも種も取らなくてOK。生のときは食べづらいワタと種も、干すことで無駄なく使えます。ゴーヤ特有の苦味が強く、かなり刺激的なので、エスニックなど香辛料を効かせたパンチのある料理によく合います。
          


また、旬のキノコも干すことで旨みとビタミンDが増えます。乾燥しにくいのでじっくりと干す必要がありますが、すぐ使うならレア干しで充分。レア干しのまま冷凍も可能です。


お茶にも使える

干し野菜をお料理に使う際に最も手軽なのはお茶。

椎茸茶、ゴーヤ茶、トウモロコシ茶、と凝縮した栄養エキスをダイレクトに吸収できる健康茶ができます。いつも沸かしている麦茶パックと、お茶出しパックに詰めた干し野菜をいっしょに煮ます。すると麦茶にほのかな苦味が香る味わいに。

こんな料理にも使える



煮出した後の干し野菜は柔らかく戻っているので、捨てずに和え物や佃煮にしても。繊維までしっかり摂れます。次に手軽なのは炊き込みご飯と煮物。特別な手順も手間も不要。生の野菜と同じようにババッと炊飯器や鍋に入れるだけ。風味が凝縮している分、ご飯も煮物も調味料を控えて。切り昆布を加えるといっそうヘルシーで旨みもアップします。

 


お菓子作りにもおススメ

干し野菜は、生野菜特有のえぐみが減り、余分な水分が出ないので、ケーキやクッキー、パンなどスイーツにも向いています。

粉から本格的に作る人だけじゃなく、市販のホットケーキの素に混ぜ込んでも手軽に野菜ケーキが焼けるので、野菜嫌いなお子さんにも、ダイエットしてるけど甘いものが食べたい人にも打ってつけ。

風味はもちろん、用途や保存方法に合わせて、干す時間を調節したり、アレンジを楽しんだり…自分流の“コレ!”を見つけてください。きっと今までより野菜の摂取量が増えますよ。

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