2014.10.28PR

どうして?「エッチ中に体を舐められるのがイヤ」考えられること4つ


彼とのセックス。前戯が好きな人もいれば、まれに前戯は少しでいいから挿入をたっぷりしてほしいという女性もいます。いちばん好きなのは「キス」だという人も。

「私は前戯が嫌いではないんですが、舌での愛撫があまり好きじゃないんです。潔癖症ではないと思うけど、彼の唾液が体につくのが嫌で」(22歳/金融関係)

キスをするのも舌を絡めるのはいいけど、彼の唾液が多くなってくると嫌になる、胸に彼の唾液がつくのも好きではないそう。彼女にとっては初めての人なので、彼が特別唾液が多いタイプなのかどうかはわからないと言います。こんなとき、どうしたらいいのでしょう。
たとえば、友だちとひとつの料理を直箸でつつくのが大丈夫かどうか。友だちの食べかけのケーキを食べられるかどうか。あるいは、彼の飲み物のグラスに平気で口をつけられるかどうか。彼と一緒のタオルを使えるかどうか。そうやって自分自身がどの程度潔癖かを確認してしましょう。友だちと一緒に考えてみてもいいですよね。
友だちに比べて特に潔癖症というわけではない、とわかったら、なぜ唾液が嫌なのか考えてみましょう。それは彼のだから嫌なのか、あるいは唾液というものに特別な意味があるのか……。
「そういえば昔、『オレの唾液を飲んでほしい』とつきあっている人に言われてどん引きしたことがありました。わざわざ唾液を飲む必要がどこにあるんだ、と思って」(25歳/鉄道)

このように、唾液をわざわざ飲ませたり体につけたがったりする男性もいるので、彼がそういうタイプなのかどうか。彼がごく普通に愛撫をしているだけなら、やはり自分自身に「唾液への嫌悪感」があるのかもしれません。
表面的には「唾液への嫌悪感」として表れていても、実際は彼への不信感だったり嫌悪感だったりという可能性もあります。本当は心のどこかで、彼を本気で好きではない。なのに、キスしたりセックスしたりしている。そのことへの嫌悪感かもしれません。初めての恋人なので、自分自身の気持ちが燃え上がらないうちにつきあい始めてしまったということもあり得ます。
もう一度、彼を本気で好きかどうか、自分の気持ちを見つめ直してもいいのではないでしょうか。
セックスのたびに唾液が嫌だなあと思っていたら、楽しむことはできません。自分ではどうにも解決ができないと感じたら、彼に話してみるのもひとつの方法なのではないでしょうか。
「あなたの唾液が嫌だ」と言ったら彼を傷つけますが、「ちょっと悩んでいることがあるんだけど」と自分の悩みとして話せば、彼も聞く耳をもってくれるでしょう。唾液が体につくとなぜ嫌なのか、説明しづらいと思いますが、素直に「自分が神経質すぎるのかもしれない」という思いを込めて話してみましょう。
男女が体を交えるということは、終始、粘膜と粘膜を接触させるということです。キスも、オーラルセックスも、そしてヴァギナへのペニスの挿入も。唾液も体液も、相手のものか自分のものかわからなくなるくらい、最終的には自分と相手の体の区別がつかなくなるくらい、興奮して歓喜するのがセックス。だから相手の唾液が嫌だというのは、相手への嫌悪感が裏にあるのではないかという気がしてなりません。ただ、自分でも気づかない別の理由があるかもしれないので、いろいろ探ってみて、何か解決方法が見つかるといいと思うのです。

(亀山早苗/ハウコレ)

関連記事