2010.10.15

健やかな成長を祈って・・・時期・場所・服装まで、お宮参りのハウツー

そもそも、「お宮参り」って?

赤ちゃんの健やかな成長を願って、生誕約1ヶ月目に、赤ちゃんの両親と父方、または母方の祖母が付き添って神社にお参りすることです。祖母だけでなく、父方、母方双方の両親が付き添うこともあります。

そのお宮参りに関するあれこれをご紹介しましょう。

何のために?

赤ちゃんが無事産まれたことを、その土地の守り神である産土神(うぶすながみ)に報告し、誕生の感謝と今後の健やかな成長を願う行事です。
              

由来は

その昔、赤ちゃんの多くは、長く生きられなかったといいます。
なんとか無事に育ってきたころ、氏神様にお参りして氏子にしてもらい、村の一員として認めてもらう習慣が、お宮参りの始まりだったといわれています。又、お産は死と血にとても関係が深いので、「産の忌しみ」などといわれ、けがれを祓う儀式だったとも伝えられています。
 

時期は

一般的に、男の子は生後31日目、女の子は32日目に行われます(地域によってしきたりが異なります)。しかし、最近ではこれらにこだわらず、大体生後1ヶ月頃に行われることが多くみられます。

出席者の都合、赤ちゃんとお母さんの体調、天候、(気にする場合は)日がら等を考慮して決めましょう。

参拝場所

住んでいる地域の氏神様に参拝するのが一番いいかと思われますが、有名神社や思い出の神社など、基本的にはどこで参拝してもかいません。

お宮参りの服装は?

正装は、赤ちゃんに「白羽二重」の内着を着せ、祝い着を上から羽織らせます。赤ちゃんを抱いた状態で、祖母の首の後ろで付け紐を結びます。この場合、家族も色無地の紋付や留袖などの正装が望ましいとされます。


しかし、最近では正装でのお宮参りは少なくなり、赤ちゃんはベビードレスにケープ、家族はスーツやワンピースといった、実用的な洋装で参加する場合が多くなりました。あまり堅苦しく考えず、出席者の服装のバランスがとれていれば問題ありません。
なお、祝い着やベビードレスは貸衣装を利用することも可能です。
写真館で記念写真を撮る方は、写真館でレンタルできる場合があります。

赤ちゃんを抱く人

古来の伝統では、けがれの抜けていない「産の忌しみ」中のお母様は、赤ちゃんを抱くことができませんでした。現代でも、その風習を受け継ぎ、父方の祖母が赤ちゃんを抱く地域が多いようです。

しかし、年々簡略化してきていることと、御家族によっても様々ですので、両家の祖父母が揃うことがない場合などは、お母様が抱かれても、問題ありません。

祈祷は必要?

家族で近くの神社に参拝するだけでも十分です。しかし、作法に則ったお宮参りを行う場合には、神社で神職の祝詞とお払いを受け、玉串を捧げます。初穂料は、規定している神社もあり、神社によって異なります。5000~10000円が相場です。
事前の予約は、必要な場合とそうでない場合があります。

初穂料、予約については、事前にその神社のホームページなどで調べるか、電話で問い合わせることをおすすめします。

初穂料は紅白蝶結び、のし無しの封筒に赤ちゃんの名前を書いて渡します。
神社に贈るお礼には、なまぐさ物のアワビを象徴した「のし」は
付けないとされています
                  


その他

記念撮影を写真館でプロに任せる場合と、個人で撮影する場合があります。写真館での撮影は30分ほどです。時期によって、格安キャンペーンなどをやっていることもあるので確認しておきましょう。

また、お宮参り後に親戚などへお礼の挨拶に回って内祝いの品を配り、近親者で祝いの膳を囲む風習もありますが、赤ちゃんとお母さんには大きな負担にもなるので、内祝いはデパートから配送し、レストランで会食することが多いようです。

最後に

出産直後の赤ちゃんとお母さんは、なるべく外出を控えるため、お宮参りが初めての正式な外出となる場合が多いでしょう。そのため、赤ちゃんと両親に予想以上の負担がかかります。
赤ちゃんやお母さんの体調を一番に考え、少しでも疲れが見られたら予定を変更するなど、柔軟に対応しましょう。

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