2010.10.21

葬式・葬儀 受付の仕方~悲しい儀式はスマートに済まそう~

誰かが亡くなることは、自分の身内でなくてもとても寂しいものです。ですからご遺族の悲しみは計り知れません。もし葬儀の受付を頼まれたら、気を落とすご遺族の力に少しでもなれるよう、特別な理由がない限りは必ずお受けし、儀式が滞りなく進行できるようにお手伝いをしましょう。

事前準備

葬儀開始の1時間前には会場に到着するようにし、まずは遺族へお悔やみを述べます。

そして駐車場やお手洗い、待合室など会場のレイアウトと、式の流れを覚えます。

そして黒ボールペンや筆ペンなどの筆記用具が揃っているか確認し、芳名帳の各行ごとに番号をつけておきます。
葬儀後集計した香典をどのように遺族にお渡しするかの事前確認も忘れずに。

受付は、「香典を受け取り芳名帳に記帳のお願いをする係」、「香典返しを渡しご案内をする係」「会計係」と役割分担を決めておいた方が葬儀が始まってからスムーズです。また、大きな葬儀の場合にはご案内専門の係がいた方がいいでしょう。

受付担当者は弔問客が少ないうちに、先に交替で焼香を済ませておきます。もしくは弔問客の焼香がひと段落したら、受付者も焼香を行います。その時の状況で判断するようにしましょう。

弔問客に挨拶

葬儀が始まり、弔問客がお悔やみを述べたら、

「本日はお忙しい中お越しいただきありがとうございます」「ご丁寧に恐れ入ります」

と遺族の代わりにお礼を述べます。

雨の日であれば「本日はお足元の悪い中をお越しいただきありがとうございます」と述べましょう。

お香典を受け取る

弔問客が香典を差し出したら「お預かりいたします」と香典を両手で受け取り一礼します。
香典と同時に弔電やお供物をいただいたら、それはすぐに葬儀会社の係の人に渡しましょう。

芳名帳に記帳いただく

「恐れ入りますが、こちらにご住所とお名前をご記入下さい」と弔問客に芳名帳への記入をお願いします。

住所もすべてご記入いただくようにお願いしましょう。

お香典返しを渡す

「ありがとうございます」と言いながら香典返しを渡します。

香典が連名になっているときには、香典返しは人数分渡すようにしましょう。

式場へ案内し、会計係へお香典を渡す

戴いた香典袋の名前が芳名帳と違いないか確認し、

「告別式はあちらです」と式場を案内します。

弔問客が目の前を立ち去ってから事前にふった芳名帳の行番号を香典袋に記入し、

後ろにいる会計係に渡します。

会計係は、受付より香典を受取ったら後ろ向きで香典の中身と袋に書かれている額面が同じか確認し、会葬カードへ金額を記入します。

集計後遺族へ

集計後、ご遺族へ「無事に受け付けも終わりましたので…」と言って渡します。

最後に

葬儀の受付は、遺族に代わり弔問客の対応をします。

言葉づかいやふるまいも、遺族の立場に立って行ないます。

年配の方には手を貸すなどの心遣いも忘れずにいたいものです。



また土地柄や習慣などにより、葬儀の受付進行はこの限りではありません。

季節によってはコートを受付で預かる場合もあるので、遺族や葬儀会社の方の指示に従い、臨機応変に行いましょう。

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