
2015.04.12
忙しい女子必見!おにぎりダイエット
ダイエットしたい方にとって、食事のとり方は重要ですよね。でも、学校や仕事で忙しくて、なかなか思うように食事の時間をコントロールできない、という方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな忙しい方にぴったりの「おにぎりダイエット」をご紹介します。
このダイエット法は、「基礎代謝において内臓が占める割合が大きい」ということに注目したダイエット法です。早速見ていきましょう。
基礎代謝とは?
基礎代謝とは、何もせずじっとしていても、生命活動を維持するために生体で自動的に(生理的に)行われている活動で必要なエネルギーのこと。(ウィキペディアより)
基礎代謝の内訳は、心臓・肝臓・胃腸等約58%、大脳約20%、骨格筋約22%です。(諸説あり)つまり筋肉よりも内臓で基礎代謝のエネルギーが使われているため、小分けに食べることで内臓が沢山使われて、消費エネルギーが増えます。
【消費エネルギーの割合
さらに、消費エネルギーの割合は、基礎代謝60~70%・活動代謝20~30%・食事誘導性熱産生(DIT)10%です。
つまり食事回数を増やすと、基礎代謝量が増えるだけでなく食事誘導性耐熱産生(DIT)が増え、カロリーが消費するわけですね。
一時流行った「1日5回 食事しましょう!」というダイエット法はこういう意味だったのです。
時間栄養学
私は夜の8時以降、入浴後の水分補給以外の飲食をしないように心がけています。
体内にはビーマルワンというタンパク質があり、脂肪の吸収をコントロールしています。
このビーマルワンですが、日中は分泌が少ないのですが、夕方から序々に分泌量が増えてきます。
ですから夜遅く食べれば食べるほど脂肪が蓄積されやすくなります。
そこで、私が主催する「スカイダイエット」では、夜8時以降は食事を摂らないように指導しているのです。
遅い夕食になりがちな方へ
しかし、どうしても夕食を食べるのが遅くなるという方も多いですよね。
そこで、そんな方には、夕方6時頃におにぎり等の炭水化物を少しだけ食べるように指導します。
そして帰宅後は、野菜を中心とした食事を軽くとります。既におにぎりなどを食べているので、軽食でも空腹感に悩まされることが少なくなり、夜中の暴飲暴食も抑えられます。
夕飯にご飯が食べられないのは寂しいですが、「今はダイエット期間」と考えて少しだけ我慢しましょう。
最後に
おにぎりダイエットの理由が分かりましたでしょうか?
ここで一つだけお願いがあります。
これはあくまで特例と考えてくださいね。
なぜなら、「小分け食事がダイエットに有効」とお話しすると、極端に小分け食事をする方がでてくるからです。
これはお勧めできません。胃腸に負担がかかるからです。
必ず空腹時間をつくることが大切です。
そうすることでグレリンが分泌され、それによって成長ホルモンも分泌されて脂肪が燃焼しやすくなります。
空腹時間をつくることが「若さ」と「ダイエット成功」をもたらすのです。
(林田玲子/ハウコレ)