
2015.06.14PR
新人教育担当に聞いてみた!「社会人スタートネイル」のNGラインって?
こんにちは!15万本以上の爪を施術してきたネイリストでスキンケアカウンセラーの川上あいこです。新入社員研修も終わって本配属になる方も多いこの季節。大学生活にも慣れてアルバイトも本腰を入れる季節でもありますね!この季節の筆者のサロンでは「ネイルOKなんですけどどこまでOKかわからなくて・・・」という新人さんと「新人がとんでもないネイルしてきた・・・」とため息をつく教育係の方が交差する季節でもあります。
社会に出ると、門に立って生活指導する先生はいなくなる代わりに、全てが自分の判断で自分の責任となってきます。「ダメって言われないし、まぁいっか!」は要注意。おしゃれが人に与えるイメージの大きさって計り知れません。今回は、新人教育担当の方数人に意見を聞いてみました。
目次
蛍光の黄色にピンクの水玉(建設事務業の場合)
「昔の新人で蛍光の黄色にピンクの水玉にしてきた子がいて・・・確かに、社則ではネイルOKなんだけど“なんか気持ち悪い爪の新人だね。”て言われることが増えてしまって。本人にも伝えたんだけど“えーかわいいじゃないですかぁ”で聞く耳持たず。」
結局、この新人さんのせいで、ネイルに関する社則が出来てしまい、色はピンクかベージュと指定されてしまったのだとか。先輩方はぶーぶーで新人教育担当だったお客様は責められて肩身の狭い想いをしたのだとか。例え社則がなくてもTPOは大切にしたいですね。
ピンクって果てしないよね(一般事務業の場合)
「会社の決まりで、ネイルはピンクしかダメなのね。でも、ピンクっていっぱいあるじゃない?ラメラメでギラギラのピンクにしてきた子がいてさ。すぐ外してこいって言ったけど。確かにピンクなんだけどさ・・・」
会社の決まりでネイルの色の指定がある、という場合も昔に比べて多くなっています。自由なはずの社会で「決まり」がどんどん増えていくのは、こういったことが原因なのかもしれませんね。
透明だけは守る!せめて、透明だけは!!!(卸会社の場合)
「会社でネイルNGになっちゃった・・・新人が、ヒョウ柄とかゼブラ柄とか濃いピンクとかのネイル付けてたのが問題になって。ジェルネイルないと爪が折れちゃうから、みんなで声を大にして“透明に近い色”だけは守ったよ。」
行き過ぎたネイルを付けた新人さんのおかげでネイル全面禁止になった、という例もチラホラ聞こえます。透明くらいは塗っておきたいですよね。
お願い。爪くらい綺麗にしてきて(秘書業の場合)
「仕事上、清楚であれば問題ないんだけど、清楚=何もしないこと と勘違いしてる子もいて、爪は適当にちぎってるのかって思うぐらい長さもバラバラ。あちこち欠けてたり、マニキュアだけは塗っててもどこか剥げてたり・・・爪くらい綺麗にしてきてほしい。」
小学校の時ありましたね。身だしなみ検査。思いがけず目につきやすいのが爪です。せめて綺麗に切りそろえるくらいはして欲しいですね。
少しでいいからおしゃれして欲しい(アパレル業界の場合)
「なんでうちに就職したのかわかんないんだけど、おしゃれ嫌いらしくてさ。1色でもいいからネイルくらい塗って欲しい・・・頼んでも塗ってくれないんだよね。」
アパレル業界は皆さんおしゃれなイメージですもんね。お客様に会う時も同業者に会う時もなるべくおしゃれでいて欲しい先輩の気持ちわかります。
おわり
社歴の長い方は「会社の雰囲気」を掴んでいるのもあって、ネイルでの失敗を聞くことは少ないように思いますし、施術中も「あ。これはちょっとやばいかも」と越えてはいけないラインを自分の中で引くのが上手な気がします。自分で考えて自分の境界線をうまくつくれてこそ大人の女性なのかもしれません。「それはダメ」と上司や先輩に言われてしまったらほぼアウトです。
先輩の爪を見て、先輩より少し控えめにしておくのが一番ベターなようです。
ゆっくり少しずつ、周りの反応を見てから「個性」を出すと失敗が少なくなりそうですね。
(川上あいこ/ハウコレ)