2020.02.06 更新

距離を置いたり、近づいたり・・・片思い相手の彼の気持ちがわからない

今回は、19才の方からのお悩み相談をご紹介します。

「好きな人に、私の彼への好意を気づかれてからずっと避けられていました。彼に避けられてるのに気づいて、私もアプローチをしすぎたと反省して、自分から絡みに行くのは止めました。
すると、最近になって避けられる前のように普通に話しかけてくれたりボディタッチしてくるようになりました。
彼の中でどんな変化があったのでしょうか?私の気持ちを弄んでいるだけでしょうか?」

お相手の方の年齢はわかりませんが、この彼の言動を読む限りでは、なんとなくかわいい男性像を思い浮かべてしまいます。
幼い少年が好きな子にわざといじわるしたりする、あの独特な感情が少なからずあるような…。

でも、いずれにしても彼の気持ちは何かしらの理由で揺れているのは間違いないようですね。
それでは、今後、相談者さんがどのように行動すればよいのか?よい方法を一緒に考えていきましょう。
彼の中で、どんな感情の動きがあったのか?それをはっきり聞くのがまだ怖いと思うなら、今の状態を冷静に客観的に観察してみましょう。
その間に、あなたの気持ちが彼になぜ伝わったのか?これまでのあなたの行動を改めて考えてみてください。

あなたの好意がわかりやすすぎて、彼が「あいつ俺に気があるな」などとあなたの気持ちの上にあぐらをかいてしまっているとしたら、ちょっとさびしいことですよね。
それなら、いっそのこと少し距離を置き、彼の行動を冷静に遠目から見つめてみましょう。

きっと彼は、今までとは違うあなたのことが気になることでしょう。
時に「最近、あいつ俺のところへ来ないな?どうしたんだろう…」などとヤキモキさせるのは、かなり効果大なのではないでしょうか。
距離を置かれて、彼の中のあなたに対する気持ちがなんとなく変わってきたら。また、あなたから少しずつ彼に近づいていきましょう。
がっつりとしたデートなどではなく、ランチやちょっとした買い物、共通の友達とのイベントに誘うなど、軽いジャブ程度のアプローチにとどめて。

少しずつでも、相手と一緒の時間を共有することで、コミュニケーションをとっていきましょう。これは、お互いをもっとよく知る時間です。

そして会っている時には、恋愛にまったく関係のない軽い世間話などをして、決して核心には触れないのもポイント。
あなたの大きなアクションを期待している彼の気持ちを少し裏切ってみましょう。

彼の心の中に「どうして何にも言ってこないんだろう?」なとどあなたへの関心がどんどん大きくなっていくのです。
「上手にじらす」ことで、彼の心を強く惹きつけてしまいましょう。
あちらからボディタッチをしてくる、なにかと絡んでくる。これは、相手に好意があるものの、素直に認めるのがイヤ、という男性の子供っぽい気持ちなのではないでしょうか。

これまでに、彼とのたくさんの時間を共有してはいたものの、さんざんはぐらかし、彼をじらしてきたあなた。

二人きりで話している時、ここだ!というタイミングで「それでね、私のこと、あなた本当はどう思ってるの?」と核心をついた質問をしてみましょう。たまらなくなった彼が「好きだ」と言ってくれたなら、そこで初めて「私もずっと好きだったよ」と、本心を素直に伝えましょう。

その上で、これからお付き合いしましょう。とすんなりと進むことができます。段階を追ったアプローチは、効果的です。
それでも万が一、あなたの好意を知りながらも、彼が今までどおりにのらりくらりとあなたの気持ちをかわしたり、友達として接したい、という意思を伝えてきた場合。それはもう、「今はそのタイミングではない」、という答えが出てしまっています。彼の心の中を操作するのはとても難しいこと。

また、もしかしたら、彼とあなたは本当にこのまま「友達同士」というスタンスが一番自然でしっくりくる関係なのかもしれません。

でも、悲観することは決してありません。人との立ち位置や関係は、気持ちにともない、生きている限り変わっていくものなのです。いつか、彼の気持ちやあなたの気持ちが今よりも成長して、変わってきた時。

いちばん近くにいる存在が、なにより愛しく感じるようになった。なんていううれしい心変わりは、十分にあり得ます。
その時にあなたが、いちばん近くで変わらず笑っていることができたら、彼にとって誰よりも大切な存在になる可能性ぐんと高くなります。
いかがでしたでしょうか?相手の心が見えにくい時って、何かと不安になるものですね。

でもそんな時こそ、彼の身になって考えてあげるという優しさが何よりも大切。そんな優しさによって、あなたの魅力がもっともっと輝くのです。

遊ばれているのでは?などとネガティブに考えるよりも、すべての運とタイミングを私の味方につける!くらいの勢いで、のぞんでみましょう。

(松本ゆずか/ライター)

(ハウコレ編集部)

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