
2011.04.01
風邪・水虫・花粉症にも効く♪ 体に優しい自然薬 ティーツリーの活用方法
・ティーツリー
(抗菌・抗真菌作用、免疫調整作用、感染症防止特に、呼吸器系や免疫系に効果的。花粉症)
ティーツリーオイルは48種以上の有機化合物を含む複雑な物質で構成され、抗菌性、抗炎症の効果を持つ1,8シネオールという成分や、殺菌消毒に有効なテルピネン-4-オールを30%以上ふくみ、有機化合物の相乗効果により、皮膚の炎症、切り傷・擦り傷、筋肉痛、そして水虫やカンジダといった感染症にまで効果のある「体に優しい自然薬」としてオーストラリアをはじめ世界各国でその価値が認められました。
特に、テルピネン4オールは大腸菌、黄色ブドウ球菌、カンジダ菌、そして緑膿菌などの菌へ殺菌効果があるとされています。
ティーツリーの歴史
オーストラリアの原住民アボリジニが薬用として使用していた。
オーストラリア軍が世界大戦時に医薬品として持ち歩いた。
その後、抗生物質開発により低迷しましたが。現在、コスメなど自然派ブームの高まりから、再び注目をされています。
菌が原因とされる疾患の殺菌効果
ティーツリーの殺菌力で
○にきび・吹き出物等
○水虫等の感染症
原液、もしくは希釈したものをそのまま患部に塗る
炎症を抑える効果
ティーツリーの抗菌性、抗炎症作用で
○かぜ・気管支炎
オイルをボウルなどに張った熱湯に落とし、立ち上るオイルの湯気を吸入する。(ただし喘息の場合は不可)
芳香拡散器や加湿器(オイル使用専用)を使用する。
真菌(カビ)による疾患を抗真菌効果
ティーツリーの抗真菌作用で
○カンジダ、水虫等 感染症
乳化剤(ソルトや牛乳などで可能)にオイルを加えて浴槽にに5~10滴おとしてかきまぜ入浴する。
桶に一滴程度をいれたお湯を使用しタオルで体を拭く。
オイルを直接いれると肌に刺激を感じる場合があります。
真菌(カビ)に効果があるのでお掃除にも使用できます。
○ヘアケア・シラミ・フケ防止
フケの主な原因も菌:癜風菌(でんぷうきん)とされカビの一種です。
オイルをキャリアオイル(ホホバオイルなど)と混ぜ、1~2%程度 の濃度にして使う。
無添加のシャンプーに混ぜて使用する。
口腔内にもすぐれた殺菌作用
ティーツリーの抗菌性、抗炎症作用で
○口内炎、歯肉炎
オイルを直接、綿棒などで患部に塗布する。又はコップの水に2~3滴落として1日に2回うがいをする。
使用の注意
ティーツリーオイルはとても便利で使いやすいオイルですが。
エッセンシャルオイルは強い成分を含みますので、体質によっては思わぬ副作用等が発生する場合もあります。