
2016.04.16PR
爪真っ白になってない?気を付けて見て欲しい「要注意ポイント」3つ
皆さんこんにちは!15万本以上の爪を施術してきたネイリストでスキンケアカウンセラーの川上あいこです。爪って毎日見ているせいか「あれ?」とちょっとした変化に気付きやすいパーツ。
そのせいか「なんか爪が変なの」とご相談にいらっしゃる方も多めです。爪にカビが生えたり、病気になる場合もあるということが周知されてきた証しだと思うので「爪が気になる」ことはとってもいいことだな、と思う筆者。
今回はその中でも、爪が白く変化している場合の気を付けて見て欲しいポイントをお伝えします。自分の爪も確認してみてくださいね。
◇爪の先がどんどん白くなる
「なんか最近、爪の先がどんどん白くなるんだけど。」この季節に多いご相談No.1です。
爪って、根元付近はピンク色で先に向かってどんどん白っぽくなっていますよね。指から離れると白さは増していくわけですが、この指から離れた「爪先」がどんどん白くなってきて白いマニキュアを塗ったような状態になってしまう方がいらっしゃいます。
「なんで?」とよくご相談を受けるのですが、実はコレ乾燥が原因です。指の上に乗っている場合は、水分もあるので瑞々しい状態の爪ですが、指から離れた途端に乾燥によって白くなっていきます。乾燥が進んだ方だと、白くてパリパリの状態になってしまうことも。そうならない為には日頃の保湿が何より大切です。
◇重い物を頻繁に持つ方は要注意!
「爪先の白い部分がどんどん幅広くなってきたんだけど・・・」と気になっている方はいらっしゃいませんか?爪の長さはどれも同じくらいなのに、先の白い部分の幅がこの1本だけ太いな・・・なんて症状。それ、実は爪甲剥離症かもしれません。
爪先って、ハイポニキウムという薄皮が爪と皮膚をくっつけているのですが、重い荷物を持つお仕事の方や、長い爪で無理な作業をされた方などはこの「ハイポニキウム」が爪先から剥がれることがあるのです。
そうすると、爪と指に隙間ができるので、爪先の白い部分が広くなったように見える場合があります。爪甲剥離症は、割りとよく起こりがちな爪トラブルですが、中に汚れや細菌が入りやすくなってしまうので放置は要注意ですよ。
爪甲剥離症に気付いたら念のため、皮膚科を受診しておくと安心です。
◇一番怖いのはコレ
「爪が白くなる」で一番怖いのがコレ。白癬菌(はくせんきん)です。足の爪や手の爪に白癬菌が感染してしまったら、皮膚科に行かないと完治することはありませんし、周りの方にも移してしまいます。
「爪がなんだか白っぽい」「爪が曇ってる」と感じたら、迷わず皮膚科へ駆け込みましょう。ただぶつけて白くなっている場合もありますが、専門医にしっかり見て貰っておくと安心です。
おわりに
「なんか爪が白いなぁ」たったそれだけの変化でも、大きな病気が隠れていることもあります。爪は古くから「健康のバロメーター」と言われてきた場所でもあるので、爪の変化は日頃から注意しておきたいところ。
たかが爪、されど爪。若くてもご年配でも、ジェルネイルをやっていてもやっていなくても関係なくかかるのが爪の病気です。日頃からチェックするようにしてみてくださいね。(川上あいこ/ライター)
(ハウコレ編集部)