
2011.07.23
Androidの動作が遅いのをなんとかしたい! 重い動作を解消する方法
複数のアプリを同時に起動していると、動作が遅くなることがあります。これは、Android搭載端末が内蔵するCPUに大きな負荷がかかっているためです。
CPUは処理を1つ1つこなしていくため、同時に複数の処理命令が来るとすぐに処理できないものが増え、結果として処理が遅くなるのです(同時に複数の処理をこなすCPUを搭載するAndroid搭載端末もあります)。
ここでは処理が重くなったときの対処法を紹介します。
動作が遅い原因を突き止めよう
不要なアプリを停止しよう
PC同様、Android OS上ではさまざまなプログラムが起動しています。システムを動かすために必要なプログラムもあれば、常駐して作業を監視するもの、使用したアプリを終了し忘れてそのまま起動し続けているものなどいろいろあります。
こうしたものの中から、利用するのに支障のないプログラムを終了します。これにより、アプリを動かすために使用していたメモリが解放され、全体の処理向上につながります。
メニューの「アプリの管理」をタップし、「実行中」タブ内に表示するアプリの中から不要と思うアプリをタップして「停止」を選択します。

再起動しよう
アプリを終了し、メモリーを解放してもまだ動作が重い…。こう感じる人は、一度再起動してみましょう。必ずしも改善されるわけではありませんが、終了しきれなかったアプリの動作を止められるなど、見落としていたアプリを終了できるかもしれません。
とりあえずその場をしのぎたい場合、抜本的な解決策ではありませんが、一時的ですが動作を軽くする手段の1つとして有効です。端末の電源ボタンを長押しし、一度終了させます。その後、数秒間してから再び電源ボタンを押して起動します。

アプリを削除しよう
Android搭載端末の場合、アプリのインストール先は基本的に端末が保持するディスク内となります(一部、SDカードへのインストールが可能)。
たくさんのアプリをインストールすると、容量を圧迫しますし、処理の低下を引き起こしている可能性があります。
必要なアプリのみインストールし、不要なアプリは削除しておくようにしましょう。
メニューの「アプリの管理」をタップし、「すべて」タブから不要と思うアプリを探します。アプリ名をタップし、「アンインストール」を実施しましょう。
