
2013.03.15 更新
「さび抜き」じゃ格好悪い!わさびがツーンとこなくなる技
「緑茶」を飲んでから食べよう!
お茶に含まれる「カテキン」には、皮膚や粘膜を保護する力があると言われています。
そこで、わさびを使った食べ物の前に緑茶をひとくち飲んでから食べると、ちょっと辛さが緩和されるそうです。
すぐに「炭酸飲料」を飲もう!
「ツーン」と来たら、炭酸飲料をゴクゴクと飲めば、すぐに治ります。ちょっと驚きですが、効果は絶大なのでぜひ試してみてください。
その原理としては、わさびの辛さは、後からジンワリ辛くなるとうがらしなどと違って、瞬間的なものなの。すぐに揮発(液体が気体になること)させてしまえば、後には残らないのです。
その揮発に役立つのが炭酸飲料。あの「シュワシュワ」と一緒に、わさびの辛味成分も揮発していくのです。
鼻→口で呼吸しよう!
「ツーン」と来たら、鼻から息を吸って、口から出す。これだけで、辛さは抑えることができます。
わさびの「ツーン」は、鼻を通る時に感じるので、これを防ぐために空気を外から取り入れれば良い、という仕組みです。
逆に鼻から息を出してしまうと、わさびの辛さが襲いかかってくるので気を付けましょう。
鼻をつまむのも効果的ですが、大人のマナーとして格好悪いのも事実。でも、この方法ならスマートですね。
「マヨネーズ」で緩和しよう!
「マヨネーズ」は、水分と油がエマルション(乳化)されてできていて、それが膜をつくって、辛みをマイルドにしてくれる力があります。
ちょっと食べ合わせは悪いかも知れませんが、あらかじめマヨネーズを用意して、「ツーン」ときたらスプーンひとさじほど舐めると、すぐに辛みが消えていきます。
寿司ネタは「こってり系」を!
わさびが食べれなくて困るのは、やっぱりお寿司屋さんを利用している場面。ここでは、わさびの辛さが比較的感じにくいネタを紹介します。
白身魚やイカなど淡泊な味のネタは避けておいた方が無難。脂がないので、辛さがダイレクトにきます。
反対に、オススメなのがトロやかんぱちなど、脂の多いもの。辛さがマイルドになるので、食べやすいと言われています。
[番外編]逆にもっと辛さを求める人には?
よく、スイカに塩を振ると、そのしょっぱさによってスイカの甘味が引き立つと言われていますよね。
この原理を利用して、わさびを辛くしたい時は、あえて砂糖を少しだけふりかけてみてください。甘味によって、辛みの成分が引き出されます。