2019.10.29

彼の好みに合わせる彼女を見て、彼はオロオロしている

好きになった彼がバイク好きなら、あなたもバイク好きになるとか、好きになった彼がサッカー好きなら、あなたもにわかサッカーファンになるなど、とかく彼氏の好みに自分を合わせる女子って、わりといますよね?
そういう彼女に対して、彼は「ありがたい」とか「かわいい」と思いつつも、じつは心の底で「うぜっ!」と思っているときもあります。

■恋愛の残酷さについて

自分の好みに合わせてくれる彼女のこと、彼はたとえば、「彼女はおれのことを、救世主のように思っているのかもしれない」と思います。つまり自分というものがあれば(自分が主体的に取り組むべきなにかを持っていれば)、彼女はきっと、おれの好みにそこまで合わせないだろうな、ということを知っています。
彼のことを救世主などと思っていない彼女なら、たとえば「わたしはスノボが好きでサッカーにはまったく興味がない、なので週末に彼がサッカーをしに行くとき、わたしは彼に『行ってらっしゃい』とベッドのなかで言うだけ」、という感じで、彼は彼のことをやり、彼女は彼女のことをするでしょう。それでお互いに時間が合うときだけ時間を合わせて、それなりにうまくやるでしょう。

恋愛によって自分というものを維持させている女子に、彼の好みに合わせる人が多いように見受けられます。それはそれである意味ではいいことです。
彼が好きなものはわたしも好き。こういう彼女の態度を、彼は「かわいい」と思います。でも、それだけでは話がすまないところが、恋愛の残酷なところです。

■男子にとっての「責任」問題

おれの好みに合わせてくれて、ありがたいといえばありがたいけど、おれ、彼女の人生に責任とれるのかなあ……たとえばこんなことを彼は感じています。
あなたが彼に対して「なにがなんでも、わたしの人生にあなたは責任を負いなさいよ」と、まったく思っていなくても、彼にとっては「責任問題」なのです。
簡単にいえば「そこまで尽くしてくれたら、重たい」と思っている、ということです。女子の「彼に合わせる」というのを、彼は「尽くしてくれている」と、解釈しているからです。

■「男子は自分の時間をほしがる」の真意

つきあったら結婚するもの、という考えなんて、今の多くの男子は持っていないので、彼の好みに合わせる彼女を見て、彼はオロオロしています。そういう態度をまったく見せない彼だって、じつは内心、オロオロしているのです。
もちろんうまくいけば、彼はあなたと結婚したいと言い出します。でもあなたも自分の周囲を見てわかるように、彼の好みに合わせた結果が結婚というケースは、本当に少ないですよね。
おそらく、彼の好みに合わせることより、彼の好みや生き方を、少しでもいいので尊敬してあげて、同時に、彼とあなたとでわずかに距離が離れているほうが、彼があなたにハマりやすいと思います。

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男子は自分の時間をほしがると、よく言われますよね?だからたとえば同棲しても、彼にはひとりの時間を与えましょうと言われます。彼の好みに合わせすぎてもダメだし、合わせなさすぎてもダメ、という微妙なことを言っているのが、この「男子は自分の時間をほしがる」ということです。
このへんの微妙な匙加減がめっぽううまい女子って、いますよね。なぜうまいのか?持って生まれた感性ゆえかもしれません。
が、そういう女子は往々にして、賢いですね。偏差値が高いのではなく、人として賢い、つまり上手に甘えるすべを知っています。彼以外に愛すべきものを持っているのです。親や兄弟姉妹、友だちなど、彼氏以外に、愛すべきものをちゃんと持っているから、バランスのいい愛の差配ができているのです。(ひとみしょう/ライター)

(ハウコレ編集部)

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