2020.05.08 更新

都合のいい女ほど、自分に都合のいい解釈をする

男に遊ばれるだけ遊ばれて、必要なくなった、めんどくさくなったらポイと捨てられる。書いていて気分が悪くなりますが、そんな風に、実際に男の餌食になってしまう女性がいるのは事実です。

皆さんに知り合いにも心当たりがある女性がいるのではないかと思います。外から見ていて、「そんな男性やめておけばいいのに」と注意したこともあるもしれませんね。

「都合のいい女」になってしまう人の厄介な特徴として、本人が「都合のいい女」になってしまっていることに気づいていない傾向にあります。

そういった遊び人の男性が都合のいい女性を作るときの口説き文句として、「今の彼女(もしくは奥さん)とうまく言っていないんだ」という常套句があるのですが、都合のいい女になってしまう女性は、それを思っ切り信じてしまっているんですね。

いえ、正確にはそれが嘘だとは本当は気づいているのですが、その事実を認めたくないんですね。ですから、周囲からの指摘も受け入れられないんです。
例えば、「離れるべきだとわかっているのに離れられない」という人。その人は自分の離れられない理由を自分の外に作ろうとします。

「彼が気のあるそぶりをするから」「好きだと言ってくれているから」「大切にすると約束してくれたから」と、いろんなことを自分にとって都合のいいように解釈してしまうんです。

「離れたいけど、彼がああ言ってるから離れられないのよ」と離れられない理由を自分じゃない人のせいにしてしまうんですね。

つまり、付き合っているのも捨てられるのも、全て相手のせいにできる逃げ道を用意しておくのです。そうすれば自分は責任逃れfができて、ただの被害者になることができますからね。

都合のいい女になってしまう女性の特徴としては、恋愛における責任を放棄しており、そのために使えることを全て自分のいい解釈に変えてしまうんですね。
本人が完全に盲信的になっている場合は、その盲信が解けるまで少し待つ必要があります。この時に何を言ってもあまり効果がありません。

効果があるのは、その盲信が解け、疑惑になった時です。「もしかして私いいように利用されているだけなの?」と思い始めた時がチャンスです。

そうなった時に、その人に言ってみてほしいことがあります。「自分が、その彼氏の立場だとしたら、相手の女性にどんなことをしたのか、想像してみて。」と。

そうすれば、本人は自分がされたことを、自分が他人にするとしたら、という客観的な判断ができるようになります。

そうすればいかに自分が客観的にみてひどいことをされてきたのかが理解できるようになるでしょう。それと同時に、自分がいかに自分にとって都合のいい解釈をしてきてしまったのか、理解できるようになります。

それでももし、本人が気づかないようであれば、残念ながらもうできることはありません。傷つくだけ傷つかないとわからないのです。

恋愛には時には痛みを伴った荒療治が必要なのです。(川口美樹/ライター)

(ハウコレ編集部)
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