2020.05.07 更新PR

悔しいけど、脈ナシ...。恋の引き際が美しい女性に

こんにちは。沙木貴咲です。好きな人ができても、脈があるかどうかを確かめなければなかなかアプローチもしにくいし、恋人同士になるのは難しいでしょう。恋の手順としてはまず、好きな人が自分を恋愛対象に見ているかを確認することから始まります。

では、どのあたりで「自分は脈ナシ」と気づくべきなんでしょう?そして、「自分はどうやら対象外らしい」と気づいたら、どうすればいいのでしょうか?
「彼は私のことが好きじゃないらしい」と気づくにしても、まったくの脈ナシで敬遠されているのか、友人や同僚としては好かれているのかでも話は違ってきます。

まったく脈ナシの場合は、積極的に話しかけても彼は全然しゃべろうとしないとか、笑顔がない、あからさまに素っ気ないという態度を取るものです。接点を持とうとした時点で手応えが感じられないなら、潔く諦めるのが賢明かもしれません。

ただ、恋愛対象ではないものの友人や同僚としては仲良くしてくれる場合、選択肢は2つです。

1.彼に好かれるようにがんばる
2.諦める

まずは、このどちらにするのか、決断を下しましょう。
彼に好かれるようにがんばるなら、LINE交換をして個人的にやり取りをしたり、食事に誘って二人きりで話したり、あるいは遠回しの告白をしてリアクションを見たりすると良いですが、彼がどうしても一線を越えたがらない場合……本当に脈ナシかもしれません。

時間的な目安は数カ月。長く見ても1年が限界です。
彼が何となくでも好意を抱くのであれば、それなりにアプローチを1年続ける間に距離は縮まるはず。がんばっても仕事仲間や友人同士という間柄を抜け出せないなら、どこまで行っても結果は同じでしょう。

好きな人を自分のものにしたい、諦めたくないという気持ちが強いほど、悲しい現実を直視したくないものですが、つらくても現実から目を背けてはいけないんですね。

筆者は占い師をしているので片思いのご相談も多数お伺いしますが、すでに終わっている恋をずっと追いかけてしまう人がとても多いと感じています。今どきは男性がやさしいので、「キミのことは好きじゃない」「女として見られない」とハッキリ言う人は稀です。ただ、大抵は態度で示しているので、それを察してあげるのが賢明でしょう。

具体的には、LINE交換をしたがらない、二人きりで食事に行くのを嫌がる、といった行動は友人や同僚以上の気持ちがない証拠だといえます。
遠回しの言葉や態度で断る男性を、それでも追いかけるのは、ハッキリ「ムリ」「嫌い」と言われたいということになってしまいます。そこまで言われないと諦めきれないというなら、彼を問い詰めて本音を言わせるのもアリかもしれません。

けれど、明言されるまで気づけない、諦められないのは、失恋の傷に自分で塩を塗り込むと同じ。自ら苦しい道へ進んでしまうんですね。

好きという情熱が高まるほど、報われないとわかった時のショックは大きいはず。彼に本気でのめり込む前に、彼の自分に対する気持ちを察した方が賢いのでは?

そして、一人で盛り上がるのはあくまで片思いだけ。男女二人が惹かれ合わないと、恋愛は成立しません。大好きな彼から「キミは好きじゃない」という言葉を引き出すほど追いかけ続けるのは、独りよがりといえるでしょう。

いい女は、自分が好かれていないとわかった時点で潔く身を引くものです。恋の終わりを自分で決められるような、いい女になりたいですね。(沙木貴咲/ライター)

(ハウコレ編集部)

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