
2020.05.04 更新PR
占いの結果「相性が最悪」。その結果に振り回されていませんか?
女性の中には占い好きな人も多いですよね。ただ、なかには占いに左右されすぎてしまう、という人もいるようで、「彼と相性が悪くて不安」ということも。今回は、そんな女性のために「恋愛」と「占い」の関係について解説します。
占いで確実なことは分からない
まずは、占いにおける大前提について確認しておきましょう。身もふたもない言い方ではありますが、占いで「確実な未来」を言い当てることはできません。
仮によく当たる占いはあったとしても、100%当たるものはないのです。恋愛における占いのポジションというのは、いわば「アドバイス」。恋愛のことに詳しい友人からアドバイスを受けるのとそう変わらないと考えてください。友達のアドバイスがあったからって、全て言うとおりにはしないですよね?
なぜ占いに振り回されてしまうのか
それでは、なぜ占いに振り回されてしまうのでしょうか。占いに頼りがちな女性の特徴として「自分に自信がない」ことが挙げられます。
自分の選択に自信がないため、他人のアドバイスのほうを優先してしまいがちで、自分の選択や未来に漠然とした不安を抱えているぶん、占いという「道しるべ」につい頼ってしまうのです。
占いは失敗したときの保険にもなる
自分一人で決めたことが失敗に終わると「やっぱり私の考えは間違ってたんだ」と自己嫌悪に陥りがちです。それが自信喪失につながり、悪循環に陥ってしまうことも多々あります。そんなとき、誰かと一緒に決めたり、誰かのアドバイスに従ったりした場合、「自分のせいじゃない」や「自分だけのせいじゃない」と思えます。
つまり、自分以外を巻き込むことで心理的負担を軽くしているというわけです。これも占いに振り回されてしまう理由のひとつだといえます。
占いを信じて失敗したとしても結局は自分の責任
占い通りに行動したのにうまくいかなかった、ということもあるでしょう。それを占いのせいにする方もいらっしゃいますが、結局のところ「すべて自己責任」であることに変わりありません。なぜなら、占いを信じるか信じないか、そのとおりにやるかやらないかは「完全に自由」だからです。
占いの悪い結果を信じると余計悪くなる
例えば、「彼との相性が最悪」という占い結果を信じている場合を考えてみましょう。恋愛が順調だとしても「別れた方がいいのかな」と考えてしまったり、ちょっとしたケンカで「やっぱり相性が悪いんだ」と感じたり、占いの影響ですぐネガティブな考えをしてしまいがちです。
そんなあなたを見た彼も「なんか楽しくなさそうだな」「もしかして冷めちゃったのかな」と感じるかもしれません。そうしてどんどん悪い方向へ進んでしまう可能性があります。実際にふたりの間に起こった不穏な雰囲気をすべて「占いどおりだ」と肯定してしまい、「関係がうまくいくようにしよう」という気持ちも消してしまっているのです。
おわりに
悪い結果を信じてネガティブになるのはデメリットが大きいといえます。一方で、良い結果を信じてポジティブになるのはメリットが大きいのです。自己責任であるからこそ、自分の都合良く解釈することがコツです。占いは上手に活用していきましょうね。(水林ゆづる/ライター)
(ハウコレ編集部)