2018.10.09

愛嬌のある人は愛されるというけれど・・・愛嬌ってなに?

愛嬌って、ネットで調べると「接すると好感を催させる柔らかな様子」のことらしいのですが、それではイマイチよく分からないので、「愛嬌のある女子とは?」で調べると、ノリがいいとか、いつも笑顔とか、弱みを見せることができるとか、なんか分かったような分からないようなことがいろいろ出てきます。こういうのを愛嬌をひっくり返して狭隘(きょうあい)な文章だと言ったら怒られるかな……怒られますよね、はい、すみません。

というわけで、今宵は愛嬌ってなに?ということについて、一緒に見ていきたいと思います。

■ようするに素直な女子のこと

愛嬌のある女子って、ようするに素直な女子のことなんですよね。素直というのは、自分の感じ方を大切にするということです。
たとえば、彼が海に行こうと言ったとき、あなたが海じゃなくて山に行きたいと思っているのであれば、「わたしは山に行きたいんだけど」と言う、これを素直であるといいます。

ふつうは、彼に合わせて「うん、わたしも海に行きたいと思ってたから海に行こう」と言うのが素直だとされているのかもしれないけれど、これは素直じゃなくて迎合(げいごう)といいます。<自分の考えを曲げても、他人の意に従って気に入られるようにすること>を迎合といいます(Google先生からの引用です)。

■素直であるということの真意

山に行きたいと彼に言ったとき、ホントに愛嬌のある人は「なぜ山に行きたいと思っているのか」をちゃんと自分の言葉で説明します。「先週海に行ったから、今週は山に行きたい」とか「わたしはもともと山ガールだから」とか、相手に理由を言うんですよね、ホントに素直な人って。

自分の感じ方を大事にするというのは、自分で理由を考えるということでもあるんです。海に行きたいという彼の提案に対して、感情的にNOと言って「山がいい」というのは誰でもできることです。でも「なぜ山がいいと思ったのか」という問いに対して、自分なりに理由を考えて、たとえば「わたしはもともと山ガールだから」と言う。そしたら次に「なぜわたしはもともと山ガールなのか?」という問いに対して自分なりに答えを出してみる……こういう「なぜ」に対して答えていく作業を繰り返すことが、自分の感じ方を大事にするということです。そしてそれが素直であるということの真意なのです。

■「べき論」の対極にあるのが素直

できるだけ好きな彼氏に合わせるべきとか、彼に文句を言いたくても我慢すべきとか、そういういわば「べき論」の対極にあるのが素直です。つまり素直な女子って、考え方が自由なんですよね。だからいつも笑顔だし、場合によってはノリがいいし、自分の弱みをさらっと見せることができるし、他者に対する思いやりにあふれているんです。

他人の顔色をうかがうことに慣れてしまっている人が多い今の世の中だから、自分の感じ方を大切にしていたらどこかで角が立つのではないか?とか、嫌われてしまうのではないか?と心配する人もいると思うけど、その必要はありません。

誰だって、自分の感じ方を大事にしたいと思っているんです。つまり、もっと素直に生きたいなあと思っているんです。だから、自分の感じ方を大事にする人は、まわりの人から英雄視されるんですよね。

別の見方をするなら、無理して他人に合わせている人って、まわりの人にその無理がちゃんと伝わっているってことです。「ああ、この子、無理してまわりに合わせてるな」というのが見えている。無理して周囲に合わせている人のまわりには、素直な人が寄ってきません。素直な人は、そういう人を見ると息苦しく感じるので、そういう人を避けるのです。だから、愛嬌のある素直な人は、いつも誰からもモテモテなのです。(ひとみしょう/作家)

『今夜はちょっと、恋の話をしよう』(ハウコレ編集部)

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