2021.06.05 更新PR

「別れる気はないけど距離をおきたい」カップルの距離の置き方とその後

一時は想いが通じ合って結ばれた二人でも、常に愛し合い、相手を思いやって生きていくのってそう簡単なことじゃありません。みなさんの中にも、「どうして付き合ってるんだろう」「彼氏がいなかったら悩まないのに」という考えがふと過ったことのある人がいるのでは?

そんなとき、問題の解決方法の一つとして時に取られるのが、「距離を置く」という方法です。別れる訳ではない、でも今までとはちょっと違った付き合い方でふたりの関係を見直してみるこの方法。お互いに「期間は?LINEや電話はセーフ?」と悩みますし、言われた方は別れるんじゃないかと不安でいっぱいです。

そこで今回は、実際に恋人と距離を置いた経験のあるみなさんに、どんな距離の置き方をしたのか、そして一番気になるその後の話を聞いてみました!

「仕事で大きな案件を任せてもらえて、めちゃくちゃ忙しくなったんです。彼女のことは好きだけど、どうしても仕事優先になってしまうので、キチンと話して半年くらいデートも連絡も減らしました」(29歳/男性/広告営業)

最もライトなパターンが、ふたりの時間を減らすという形。これくらいだとまだ「距離を置いている」という実感が湧きづらいですね。

お互いのことが好きでも時間は有限ですから、いい大人は恋愛にばかりベクトルを向けていられません。ライトな距離置きからその関係が定着して安定するカップルもいますし、元の頻度に戻るカップルもいます。ちなみに、上記の男性は元の頻度に戻ってから間もなく結婚されたそうですよ。

では、デートや連絡の頻度を下げる場合、どれくらい下げればいいのでしょうか?

距離を置いて関係を改善する、または見つめ直すというのが目的の場合、「彼氏・彼女に使う時間が少なくなったなぁ」と実感しやすい「今までの半分」が目安になるでしょう。週に1度デートをしていたカップルなら月に2回にしてみる、といった感じですね。LINEなどのメッセージは、通知を切ることで自然と返信ペースが遅くなることが多いので、通知設定を変えてもみるのもオススメですよ。

「付き合って1年半の彼氏と、会う度ケンカになっちゃうので距離を置いたことがあります。彼氏に『付き合ったままなら、せめて連絡取り合おうよ』と言われてLINEだけはしてたけど、彼が重く感じ始めて別れました」(23歳/女性/美容師)

付き合い始めのラブラブ期を経て、誰もが陥るというマンネリ期。些細なことが気になってイライラしたり、相手への思いやりがなくなり始める頃になると、ケンカやすれ違いが増えてきたりしますよね。こんなとき、「会うとケンカしてしまう」ということから、「会わない」という距離の置き方をするカップルも少なくありません。

関連記事はコチラ▼▼

このケースを選択する場合には、「1日5通まで」「電話はしない」など、自分たちに合った制限をかけた方がいいかもしれません。「連絡だけOK」だと、しようと思ったときにいくらでも連絡ができてしまい、距離を置いている意味がなくなってきてしまいますからね。

また、会っていない時間に彼のことばかり考えてしまう、というのも非常にもったいないですよ!彼の方から距離を置きたいと言い出した場合は、「別れることになるんじゃないか」「浮気をされているんじゃないか」と不安になるかもしれませんが、仕事や趣味など「彼氏以外のこと」を楽しみ、充実させられる時間を大切にしてみましょう。

距離を置いている間の過ごし方で、今後のベストな付き合い方が分かることもあるはずですよ。

「私も彼も仕事が忙しくて、しかもお互いマンネリでピリついてたのもあって、半年間距離を置くことになったんだけど、3カ月過ぎた頃から彼が恋しくなってきた。連絡しようかと思った4カ月後に彼から連絡がきて、今も付き合ってる」(27歳/女性/アパレル)

距離を置くという方法の中では、一番定番なパターンかもしれません。別れにまで踏み切れずとも、相手のいない時間を過ごすことで自分たちの関係を見直したい…というカップルは、付き合いながらもデート・連絡ともになし!という手段を取るんですね。

「それなら付き合ってる意味ないんじゃないの?」という意見もありますが、距離を置くというのはあくまで「ふたりが一緒にいるための方法」のひとつです。この手段を取る場合は、周りの意見に流されず強い意志を持って関係改善に努めましょう!

「彼氏から『距離を置きたい』って言われて承諾したら、その間に他の男と浮気してたことが発覚して、別れました」(27歳/男性/美容師)

デートも連絡もなしということで、自然消滅も起きやすくなります。また、まるで彼氏・彼女がいなくなったかのような錯覚に陥り、浮気に走りやすくもなるため、「距離を置く期間」や「付き合ったまま距離を置く意味」を1や2よりもより明確にしておいた方が良さそうです。

では、結局のところ、彼氏と距離を置く際には何に気を付けておくべきなのでしょうか?

「距離を置く」というのは、ふたりが今後も充実した交際をしていくための方法です。すなわち、言い出した方が自然消滅を狙っているという訳ではない限り、「距離を置いた後」のことを視野に入れるのが重要であるということ。

そのため、

・距離を置くことになった原因を共有する
・どのくらいの期間距離を置くのかを決める

この二つをきちんと決めておく必要があるでしょう。

今回ご紹介した距離の置き方のうち、どの方法を取るのかはカップル次第。それも、距離を置くことになった原因によってそれぞれベストな方法があるはずです。お互いに気持ちが冷めてきているのなら、いっそ完全に連絡を断ってしまった方がお互いの大切さを実感できるかもしれませんし、お互い別れる気がほとんどないのであればライトな距離の置き方でいいかもしれません。

また、距離を置く期間についても、原因や距離の置き方によって変わってくるはず。
例えば、仕事の長期出張や忙しさのすれ違いから距離を置くことになったのなら、出張の期間に合わせたり、忙しさが落ち着いてくる時期に合わせてみる。気持ちの問題なら、お互いに他のことへ熱中しきれる時間を算出してみるのもいいですね。

距離を置き方を決めるために必要な「原因」ですが、距離を置いている間にこの「原因」をきちんと解消または改善することもお忘れなく。例えば「あなたの連絡頻度が高すぎて彼の気持ちが冷めてきた」というのが原因なら、距離を置いている間に趣味を充実させ、少ない連絡頻度でも問題ないよう慣れておく…という感じですね。

気を付けたいのは、「距離を置きたい」と言われた場合、彼を追いかけすぎないということ。理由や原因はどうであれ、距離を置くという手段を提案したということは、恋愛に時間や労力をかける余裕がないか、恋愛に負担を感じているケースがほとんどだからです。

自分から言い出したにせよ、彼に言われて距離置くことにしたにせよ、「別れずに距離を置く」というのは恋愛における重要なターニングポイント。距離を置いている期間を、ただ「彼と離れてみる」期間にするよりも、お互いの成長期間だと思うことで、ふたりの関係をより良いものにしていきたいですね。(桃花/ライター)

(ハウコレ編集部)

関連記事はコチラ▼▼

関連記事