2019.11.06PR

好きかわからないまま結婚していい?対処法と確認したいこと

恋愛の延長線上に結婚があるというのは、あくまでも理想のお話です。

結婚をするということは、人生を共有することになります。生きていくためにはお金も必要ですし、住む場所も仕事も必要。そして人間社会の中にいることで、親兄弟・親戚・友人・仕事関係者など、人間関係も切り離せない状況になります。

これらすべての「生きていくためのこと」をお互いに背負って運命共同体となる結婚は、「好き」という気持ちだけで乗り越えられるほど甘いものではないことがほとんど。

理想と自分の心を大切にすることも必要ですが、現実を見つめる堅実さも必要になるのが結婚です。

しかし人生を左右させるだけのパワーを持つ結婚を考えるときに、自分の気持ちが真っ先に浮上してくることも抑えられないことです。

そのため好きかどうかわからないまま、結婚をすべきかどうかの判断するには、冷静になって自分の気持ちを整理した上での「勇気と理由」が必要になってくるでしょう。
別れる勇気・結婚に踏み切る勇気と、別れる理由・結婚する理由と。

今回はそんな「好きかわからないまま結婚する」ことに対して悩んでいる人に向けて、自分に必要な「勇気と理由」その答えと、自分の本当の気持ちを確認するための方法をご紹介していきます。自分と向き合ういいきっかけでもあり、自分の人生をより幸せへ導くためのターニングポイントとして、ぜひ参考にしてみてください!

好きだったはずの彼氏が、急に「つまらない男」に見えてしまうこともあるでしょう。
嫌いではないけれど、特別に好きな感情を感じられなくなったとき。彼氏と付き合っている意味自体に違和感を覚えることもあるものです。

恋人がいるのに恋愛している気持ちが感じられなくなったけど、その先に結婚を考えてもいいものか余計に悩んでしまいますよね。

彼氏のことが好きなのかはっきり答えが出ないそのときは、慣れてしまったことで「目の前にある幸せ」が見えなくなってしまっているか、本当の幸せや「理想の関係を与えてくれる相手ではなかった事実」があるかのどちらかになるでしょう。

彼氏のことが好きか分からなくなってしまうその理由は4つあります。
詳しく解説していきますので、自分に当てはまる項目がないかチェックしてみましょう。

彼氏への気持ちが不安定な状況になっているその理由を知ることは、「自分の本当に求める人生」を知るきっかけになります。自分も求めるものを把握することができれば、モヤモヤする生き方を変える大きなきっかけにもなるはずです!

ときめかない

恋愛はジェットコースターに乗っているようなドキドキ感が楽しいものです。しかし、そのドキドキ感は長続きするものではありません。一緒にいる時間が長くなることで、少しずつ減っていくのも仕方のないこと。人間の「慣れる性質」が原因だからです。

ただ、好きな気持ちが強い相手に対しては、なにかにつけてドキドキ感が再燃します。また、ドキドキ感が全然感じられない関係になったときでも、彼氏に対してドキドキ感を上回る「信頼」と「愛情」が持てれば新しい幸せのステージに上がることができます。

そこまでの感情を持てなかったときには、ときめきのなくなった関係に対しての不満が募り、好きかどうかわからない状況になってしまうでしょう。

元彼と比べてしまう

別れた彼氏には「別れた理由」があるものです。しかし、過去の人との思い出は、いつだって自分の都合のよいものを呼び起こします。いまの彼氏に対して不満が出ると、どうしても元彼のよかった部分と比べてしまうこともあるでしょう。

いまの彼氏に持っている不満を元彼は解消できていた場合は特に…...。「元彼だったらこんなこと言わなかった」とか「元彼だったらこうしてくれたのに」とか。自分にとって完璧な恋愛を求める過ぎることが、いままで付き合ってきた人の「よかった部分」を引き出し、いまの彼氏に求めたくなる気持ちが出てきます。

その要求に応じていないいまの彼氏との現実を見ることで、彼氏に対しての気持ちがわからなくなることもあるでしょう。

物足りない

嫌いではないし、大きな不満もないけれど…...といった彼氏を好きかどうかわからなくなるのを理由に「物足りなさ」を上げる人は少なくありません。

自分の感情や本能、興味を刺激してくれる材料を持っていない彼氏に対して、「自分を満足させされない相手」としての思いも出てきてしまうでしょう。

満たされていない現実への不満と、満たされない部分を満たしてくれる相手を探したい欲から、いまの彼氏に対しての気持ちを考えると「本当にこの彼氏でいいのかな」と疑問が出てしまうことが原因になることもあります。

まわりの彼氏や旦那さんと比べてしまう

《隣の芝生は青く見える》というように、まわりの彼氏や旦那さんの「よいところ」に目が付いてしまうものです。

そのよいところを持っていない自分の彼氏に対して不満が芽生えやすくなることもよくある話です。ほかの人に自慢できるようなスペックを持っている彼氏ならばよいのですが、対抗できる武器がないときには「自分が幸せな状況にいない」と思い込んでしまうこともあるからでしょうね。

 


好きでもない人と付き合うなんて、よほどの事情がなければ成り立たない関係です。
しかし、最初は「好き」とはっきりした認識があったからこそ付き合ったものの、時間が経つにつれて「好きかどうかわからない」状態になってしまうカップルは少なくありません。

気持ちの整理をして別れを選択する人もいれば、そのまま付き合いを継続する人もいます。彼氏のことが好きかどうかわからないのに別れない人には、大きく分けて4つの理由が見られます。

一緒にいてラク

恋愛感情よりも、一緒にいてラクな相手とずっと一緒にいたいと思う感情を優先させることは、ある意味「生きるための本能」なのでしょう。人生は長く先が見えないことが多いため、一緒に歩いていくパートナーには「刺激」よりも「安心」が必要になることが多々あります。

また、繰り返される毎日の中、一緒にいる時間が長くなる結婚を考えたとき、最もラクな生き方をできる相手が「一緒にいてラクな人」です。好きかどうかわからなくなっても「一緒にいることにマイナスのない相手であれば別れる理由がない」というのもよくあるパターンですね。

恋や婚活を1からするのがめんどう

新しい恋愛をするのは、それなりに時間や気力を使うもの。彼氏のことを好きかどうかわからない状況になっても、「嫌い」の感情が出るまでは別れを決断する勇気を持てないこともよくある話です。

恋愛をしたい気持ちはあっても、パートナー探しやパートナーとの関係構築に使う時間と手間は、正直めんどうなものです。年齢を重ねる度にその気持ちは大きく、強くなり、現状維持に収めたくなる無意識の「自己防衛機能」が働くケースも珍しい話ではありません。

愛されていると幸せ

自分の気持ちがわからなくても、彼に愛されている人は愛情が伝わる言動に幸せを感じる場面を多く経験するでしょう。

好きかどうかわからない曖昧な感情になっていたとしても、無意識ながらも満たされる状況を手放すことにリスクを恐れていることから、別れを選択しない人は多いものです。

自分の気持ち優先に「本当に好きだと思える人」を探すことよりも、いまの状況の落ち着いている事の方にメリットを感じているからです。

スペック的に申し分ない

ルックス、年収、職業、家庭環境、資格など彼の持っているスペックに魅力を感じることがあれば好きかどうかわからない微妙な気持ちになったとしても「手放したくない」気持ちの方が強くなり、彼から別れを告げられない限り…別れを選択することはないでしょうね。

「高スペックの彼の持っている武器を捨ててもいい!」と思えるくらいの愛情を出させる新しい好きな人、または彼よりもさらにスペックの高い男性からアプローチでもされない限り、手放すには惜しいパートナーだからです。

自分のことなのに自分の本当の気持ちがわからない人は、自分がこれからどうすべきかもわからない状態になっているでしょう。このまま関係を継続させても、常に不完全燃焼の満たされない気持ちに悩まされるだけです。

彼氏への気持ちがわからなくなっている人は少しでも状況改善をするために、彼氏と話し合ってみてください。自分の気持ちの整理ができるきっかけになるはずです!

これからの彼氏との関係をそうすべきか判断するためのポイントとして、「3つの話し合うべきこと」をご紹介します。

今後や結婚願望の有無

まずこれは大事な項目ですね。自分の気持ちがわからなくなっているときには、相手が自分に対して、自分との未来に対してどのように思っている・考えているのかを確認すべきなのです。相手の気持ちを知ることで、自分の気持ちに変化が生まれたり、自分でも気づかなかった感情に気づいたりすることもあるからです。

まったく結婚に対しての考えを持っていないと知ったときには、「思われていない事実」を目の当たりにすることで彼に対して急速に冷めた感情になり、気持ちの整理が付くでしょう。

結婚を考えていることを知ったときには、ちゃんと自分との今後を考えてくれていたという「思われていた事実」を実感し、彼への愛情が盛り上がってくることもあります。

自分のことを好きかどうかの確認

男性は単純な人が多いので、簡潔に「私のこと好きなの?」と聞いてみましょう。
女性が彼氏に対して自分をどう思っているか確認するときには「私のこと、どう思っているの?」と聞きがちですがこれはNG。曖昧な表現になってしまい男性が応えにくい質問になってしまうからです。

「どうって言われても……」と口を濁さたり、「大事に想っているよ」と、その場しのぎに誤魔化されるのがオチです。女性としては「好きだよ」の答えを待っているのでしょう。

しかし、そう簡単に思い通りの返事は返ってこないものです。彼の気持ちを確認したいときには、ストレートに好きかどうか聞くのがベスト。好きな気持ちがあればさらっと「好きだよ」とか「うん」と返事が返ってくるはずです。

ここで時間が空いたり、返事に戸惑っているようであれば、彼の気持ちが薄らいでいる状況を知ることができるでしょう。

して欲しいことや知りたいこと

彼がしてほしいと思っていること、自分がしてもらいたいことを話し合うのもオススメです。好きな気持ちが不明確になり始めたら、まずはお互いに「恋人としての時間」をより満喫するために「お互いのしたいこと」を話し合って実行してみましょう。

一緒にいる時間が多くなるにつれて「相手への質問」が減ります。聞かなければわからないこと、知らないことがあるはずなのに、いつのまにか「恋人」という状態に慣れてしまい「いつでも聞ける」ということに怠慢な気持ちが生まれるでしょう。

あえて「お互いのことを知る話し合い」をすることにより、新しい未来が見えてくることもあります。お互いのしたいことを確認しながらできることをふたりで実行すること、これを繰り返していくうちに、自分の本当の気持ちを知ることができるようになるでしょう。

相手の気持ちや考えを知ることも、自分の気持ちを知る判定材料になるはずです。

結論から言えば「してもいい」というより、「するのもアリ」ということですね。結婚は恋愛とはまったくの別物だからです。恋愛しているときの気持ちは「結婚していないからこそできる感情」であるといっても過言ではありません。

それくらい別次元の話となるその理由は、恋愛が「お互いの人生に責任はない」からです。もちろん気持ち的に責任を感じる恋愛をする人もいますが、はっきり言ってそれは「自分自身の判断」で決めることができます。

一方、結婚となると法的にも社会的にも、相手の人生に対して責任を持たなければならない「義務」が発生します。また、好きな気持ちだけでは成り立たない生活もあるものです。
結婚することでお互いの人生に責任が発生し、運命共同体となることで人生をともにすることとなるパートナー選びには「恋愛感情」だけが幸せを導いてくれるとも言い切れない現実があります。

好きかどうか分からなくとも、人生を共にする相手としてメリットを感じるのであれば、それは「結婚する意味も価値もある」ということになるでしょう。

愛されて結婚するのも幸せのかたち

相手の気持ちよりも自分の気持ちが優先になるのは当たり前です。
しかし、結婚はどちらかというと「自分が愛する人」とするよりも、「自分を愛する人」とする方が幸せになる確率が高くなります。

基本的に恋愛や結婚に関しては平等であり対等な関係であるものですが、「愛情の大きさや重さ」により、無意識ながらも主従関係が出来上がってしまうこともあります。好きになった方が相手に尽くすからです。

要は「惚れたら負け」ということですね。自分にとってマイナスなことがある相手でも好きな気持ちが強く結婚をした場合、自分のマイナスよりも相手にとってプラスになる環境作りに必死になってしまう傾向がみられるからです。

逆に相手に愛されて尽くされる生活はより自分がプラスになる環境を作ることになるのです。そんなに好きな気持ちがなかったとしても、愛してくれる人と結婚することで結果的に安定した幸せを手にすることができるでしょう。

我慢や無理をしていなければあり

完璧な人間なんていません。どんなに好きな気持ちがあっても、彼に対して不満が出てくることもあるでしょう。しかし、その不満をベースに結婚を考えない選択をすると、いつまでたっても結婚できない女性になってしまうので要注意です。結婚は多少の妥協が必要になるからです。

漫画に出てくるような「自分にとって都合よく完璧な男性」に出会える確率は相当低く、もはや奇跡の類なのです。なにかしら欠点があってこその人間ですから、我慢や無理をしている事がない程度の不満であれば、結婚を前向きに考えるのも十分にアリな状況です。

多くの人はそうやって結婚を決めるものですから。

結婚は恋と違って好きよりも大事なものもある

「本当に好きな人とじゃなきゃ結婚しても幸せになれない」と思っている人は少なくないでしょう。確かに、愛がある結婚をすることで豊かな人生を送れることもあります。

しかし、現実はそれだけではありません。愛があっても「お金がない」「性格に問題がある」「親族関係に問題がある」など、つまらない人生や辛い人生になってしまうこともあるのです。

結婚を決めるのは当人同士の問題ですが、「結婚」とは「人生を共にする誓い」であり「契約」になります。

好意はあっても本当に好きかどうかわからない状態であっても、相手の持っているスペックや生活環境・人間関係により「幸せな結婚」を手にする確率は非常に高いものになるのです。「好きな気持ち」だけで生活はできません。「どんな生活を求めるか」を基準に結婚を考える方がより幸せな人生を手にする結果となるでしょう。

結婚を考えるときは、もちろん自分の気持ちを優先させることは大切です。
しかし、好きかどうかわからない曖昧な気持ちの場合は、自分の人生を見つめなおして、人生に対して求めることを見直してみることをオススメします。自分が求める幸せを与えてくれる、もしくは一緒に築いていけそうな相手であれば、それが本当に「幸せな人生」となる選択になるでしょう。

曖昧な気持ちのままでは相手に悪いとか、好きかどうかはっきりするまでは決断できないという感情に負けてしまうと、「後から気付く幸せ」を逃してしまう可能性がでてきます。

ただし、どんなに求める人生を与えてくれそうな相手であっても、自分の気持ちのどこかに彼を拒否したい気持ちがあるのであれば、結婚に踏み切るのはNGですね。

求める人生設計を与えられるスペックがあったとしても、毎日一緒に生活する相手に対して我慢をしなければいけない部分や、耐えなければいけない部分が強くある場合は決して幸せにはなれません。
「こんなはずじゃなかった……」と後悔するような結婚生活になってしまうでしょう。自分の気持ちと、自分の人生に求める幸せ、両方のバランスが必要になることもあります。「ダメなら離婚すればいい」と初めから失敗ありきの考えで結婚するのも好ましくありません。

結婚したなら墓場までというくらい、「人生を一緒に歩ける相手」をじっくり探していきましょう。好きかどうかわからないことに対して迷いがあるときには、とにかく「自分の求める幸せの結果」を考えて結論を出すようにすれば、悪い結果にはならないはずです!(沢田七海/ライター)

(ハウコレ編集部)

関連記事