2019.11.25PR

男子の彼女自慢から「男子が彼女に一番求めている要素」を探ってみた

どうもあかりです。
一対一のやりとりよりも、第三者とのやりとりの方が「本音」が現れます。
「陰口」とかなんてその典型例ですよね。本人には言えない本音を、第三者に対して漏らしているのです。

これって男性に対して「彼女のどこが好きなの?」と質問をしてみたときの彼らの答えの中に「彼女の一番好きなところ」の本音があると思いませんか?

そしてその中には「彼女に対して直接は伝えられないこと」も含まれているはずで、そういった要素は、彼女から直接「私のどこが好き?」という質問からでは出てこないものでしょう。

今回もたくさんの男性にお集まりいただき、「彼女のどこが好きですか?」と聞いて彼女自慢をしてもらったので、その中から「これは、参考になる!」と思ったものをご紹介していきたいと思います。

「いつも思うのが、自分の仕事が死ぬほど忙しくて全然構ってあげられないのを言葉だけじゃなくて本当にちゃんと理解してくれているところが好き。単に忙しいところだけじゃなくて『忙しすぎて構ってあげられなくて、俺自身もさみしい』っていう俺の気持ちまで汲んでくれているのが、ありがたい」(金融/26歳)

これは社会人同士の恋をすると必ずぶつかる壁です。
いまは、そこまで忙しくはなくても、きっと将来のどこかの時点で、「彼が仕事ばっかりで全然私を見てくれない」というタイミングが訪れます。

そのときには、彼の仕事に対する頑張りを誰よりも理解してあげてほしいと思うのですが、まさにこの男性がお話ししてくれたとおり「彼自身もさみしいと思ってる」という点まで含めて理解してあげてほしいのです。

そうすることで、「私、さみしいけど頑張って我慢してるからね」みたいな変な恩着せがましい感じじゃなくて、「ふたりともさみしいけど、一緒に乗り切ろう。私にもできることがあったらいつでも言ってね」と、ふたりで一緒に寄り沿うスタンスをとることができます。
仕事に限らず、いろんなことが理由でカップルの間ですれ違いは起こり得ます。

なので、ふたりが体験しているすれ違いに対して、「理解」をもって接してあげることで、彼は「この子となら、将来どんなことがあってもきっとうまくやっていける」と感じることができるんですよね。

それに仕事を頑張っている男性にとって、仕事は「いま一番夢中になっていること」です。それに対して「お仕事も大事だもんね」と同じ目線でいてあげることって、まさに「彼を誰よりも理解してあげること」=「愛してあげること」でもあるわけです。

「なんだかんだ、俺のことをめちゃくちゃ好きでいてくれているというところが一番好き。愛されてる感覚って、それだけで生きている幸せを感じられるきっかけになるから。大げさかもしれないけど」(不動産/24歳)

付き合うことにはもちろん「好きな人にとって一番特別な存在でいたい」という目的がありますが、それ以前に、「そもそもどうして恋愛をしたいか」という問いの答えに「誰かから必要とされたい」という願望があるはずです。

実際、人間は「誰かを愛する気持ち」だけで幸せを感じることはできませんし、むしろ片想いのときなど「相手から愛してもらえない」ことによってとてつもなく大きなダメージを受けてしまいます。

「彼に愛情を感じさせてあげる」というものすごくシンプルなことだけでも、彼にとってのあなたの価値を大きく高める要素になるわけです。

日頃から彼に積極的に愛情表現をしていってあげることは非常に重要。彼からされてばっかりの受け身の姿勢だけじゃなくてです。

そしてこれに加えて、「一途さのアピール」もすごく重要ですが、この点については後ほど触れていきます。

「少し恥ずかしいから彼女には直接言ったことがないけど、自分は割とコミュ障気味というか、必要最低限の交友関係の中でしかコミュニケーションとれないけど、彼女はすごく外交的で、いろんな人をいい意味で巻き込んでいく力があるので尊敬してる。俺の両親とかともすぐに仲良くなったし、この人と家族になれば、いろいろと人生うまくやっていけそうと感じました!」(理学療法士/25歳)

彼にはなく、それでいてあなたが持ってる長所がひとつでもあるというのはとても大切なことですね。

もちろん「長所」ってそんなに簡単に作れるものじゃないかもしれませんが、あなたから見ていて「彼はここが苦手なんだろうな~」と感じる部分があれば、それを上手に補ってあげる感じがいいかもしれません。

「彼女に言ったら絶対に怒られるし、というか俺自身もそんなことを言うのは恥ずかしくて無理だけど、彼女が見た目とか周りのイメージに反して、すごくエロいのはめっちゃ好き」(大学院生/24歳)

これは男性が結構頻繁に「好きだ」と答える要素です。性的なところにある程度重きを置く男性たちにとっては、「彼女がエロい」というのは、それだけで「俺は愛されてる」と感じることに繋がるのでしょう。

「一般的には女性はエッチがそこまで好きじゃないと言われているのに、俺の彼女はエッチが好きだけど、それは俺のことがそれだけ特別好きってこと?」という意味を感じてます。

ただしこれには条件があります。それは「俺に対してだけ、エロい」ということ。
ほとんどの男性はいわゆる軽い女性が嫌いです。セフレとしてならまだしも。

なので大切なことは彼に「私は本当はあんまりエッチが好きじゃないはずだけど、あなたとするのは好きなんだよ」というニュアンスを伝えてあげることです。

「尽くしてくれるっていうのはすごく好き。だけどその大前提として、尽くすことに対する見返りを求めない姿勢があることは大切」(公務員/27歳)

「尽くすこと」は、それが「無償の愛」の形であってはじめて意味があるものです。
私がよく言っているのは、「相手にも犠牲を求めた瞬間から、『尽くすこと』は有償の愛に変わってしまうよ」ということです。

たとえば、彼が体調を崩しているときに看病をしてあげることも「尽くす」ことでしょうが、今度は自分が体調を崩したときに、彼が同じことをしてくれないからといって「私はやってあげたのに」みたいな反応をするのも、やっぱり「有償」です。

「無償の愛」は恋人に対する強い愛情表現ですが、「有償の愛」になった瞬間、それは相手に対してではなくて自分に対する愛情表現(自己愛)になってしまう。尽くすことによって、相手からも同じように尽くされることを最終的な目的としているからです。

そしてその本音は相手にも伝わり、相手は「尽くすこと」を自分への愛情表現ではなく、ただの自己愛の形だととらえてしまう。

彼のことが大好きなら、たくさん尽くしてあげましょう。

ただし、「このくらいなら、見返りなんてなくても全然平気だよ」と本気で思えるラインでとどめてくださいね。逆に「見返りをもらえないとやってあげられない」と思うようなことなら、彼にもしてあげなくて大丈夫です。

「いまの彼女の一番好きなところは、絶対に俺のことを不安な気持ちにさせないでいてくれるところ。おかげでデートをする日もしない日も、毎日平和な気持ちで過ごすことができるから、付き合ってからずっと幸せな気持ちで生きられています」(メーカー/23歳)

先ほども、「彼に愛情を感じさせてあげる」というのが大切というお話しをしつつ、さらに、「一途さのアピール」もすごく重要ということを書きました。

みなさんもよくご存知のとおり、「不安な恋」は絶対に続きません。ふたりの愛情が途切れてしまうからではなくて、不安にさせられる方の気持ちが持たないのです。

そして「不安」は「大好き」と両立します。「大好き」であればあるほど、「不安」が生まれてしまうものだから。そして、「大好きだけど、すごく不安」という状態が一番つらい。

男性女性を問わず「恋人を不安にさせない」という付き合い方ができるということはものすごく素敵なことです。

もちろん、「不安にさせない」というのは、異性関係の一切を絶つ、ということと同じ意味ではありませんが、「小さな嘘をつかない」、「小さな嘘をつきたくなるくらいだったら初めから報告をする」、「どうしても小さな嘘をつく必要がある場合には、死んでもその嘘がばれないように守り切る」という3つのルールを守ることが、最低限、相手を不安にさせないために必要だと思います。

以上、長々とご紹介してきましたが、「どうしたら彼にもっと好きになってもらえるか」という女性共通の悩みを抱えるあなたにとって、少しでもご参考になれば幸いです。(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)

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