2019.12.09

「好き」って気持ちを自分から出せない……。受け身な女子のための恋愛マニュアル

どうもあかりです。

私は恋愛において、非常に受け身です。
私はただ、恋愛話がすごく大好きで、たくさんの男性、女性からいろんな話を聞くことが多いです。
それに基づいてそれなりに実践的なハウツーが書けているだけ。結局「人ごと」だからこそ、堂々としたアドバイスができているだけです。

反面、「自分のこと」となるとめっぽう受け身になってしまういます。
でも、受け身でも頑張って恋をしなくちゃいけませんし、受け身でも幸せな恋ができるに決まっています。

そこで、超の付くほど受け身の私は、受け身なりに恋を賢く生き抜く方法について寝る間も惜しんで考えてきました。今回は、そんな私なりの「受け身な女子のための恋愛マニュアル」を大公開。

ぜひ、「受け身に恋は厳しすぎる」とお悩みの方はご参考にしてみてくださいね。

受け身が最も多く直面するのが、「自分からLINE送るとか、無理……」という悩みです。
たしかに男性も好きな女性にはバンバンLINEを送ってるから、逆に女性からもたくさんLINEが来ないと、好意って伝わらないのかな……なんて思ったりもしてしまいます。

だから私は「LINEの量(数)」とは違う方法でこの弱点を克服する方法を3つ考えだしました。それがこちら。

■レス速度で「ちゃんと好き」をアピる

男性が「この子、俺とLINEするのあんまり好きそうじゃないよな……」と思ってしまう原因には大きく2つあると思うのです。

それが「相手からLINEが来ない」と「返信が遅い」。
この2つの要素が揃ってしまうと、たしかにその人とのLINEに対する積極性というか、「前のめり」感が出なくなる。
受け身な私たちは、前者の「相手からLINEが来ない」を克服するのは難しいですので、潔く諦めましょう。そこで、「返信が遅い」をなるべく避けるように心がけてみることです。

自分からLINEを送ることはしなくとも、彼が自分にLINEをしてくれたときには、頑張って早くレスをする。

やっぱり、LINEを送った側からしても「返信が来る早さ」で、脈アリ度とか相手の自分に対する好意の大きさを計っているところがあるはずです。だからこれを意識するだけで「自分からLINEを送れない」というデメリットはかなり補うことができます。

■最後は必ず既読スルー「させる」

また、私がもう1つ意識するようにしているのは、「自分でLINEを止めない」ということです。

仕事がらみで集まっていただいた男性陣に対して職権乱用をして勝手にアンケートをとったところによると、「どうでもいい連絡でも、無視せずに一言返信をして向こうからラリーを終わらせてくれると、好感度高いし、自分に対する好意も感じる」ということがわかりました。

だから明らかに返信いらなそうなメッセージに対しても、たった一言でもいいので返信をしていく。これを繰り返すだけで、だいぶ違ってくるはずというのが私の意見です。

■「あなただけ」が伝えられたら最高

以前お付き合いしていた男性からこんなことを言われたことがあります。
「お前って全然LINEしてくれないけど、他の人とも全然LINEしてないんだね。もともと、LINE全然しなくて、俺とはまあやってる方なんだね」

この一言は、彼がたまたま私がLINEを触ってるときにスマホの画面をチラ見して発した一言です。
たしかに私は、普段基本誰とも(彼氏以外とは)LINEをしていなかったので、デート中に誰かからLINEが届くこともほとんどなかったし、逆に私がデート中に彼の前で誰かにLINEを送っている姿を見せたこともなかっただろうと思います。

結局、彼に対して送るLINEが少なかったとしても、「それでも彼氏以外の人と比べれば全然してる方」というのが伝わるだけで全然違うんですよね。
自分といてもあんまり笑ってくれない人でも、その人が自分以外の人といるときの様子を見てたら「私といるとき以上に全然つまらなそう!」とわかったら、「ああ、私といるときには一応楽しんでくれてるってことなんだろうな」とか思えるようになりますが、それと同じです。

そういう場面がもしあったらだけど、「私がLINEをしないのはあなたのことが好きじゃないからなんじゃなくて、もともとしません。というか他の人と比べたら全然してる方なんです」というのをうまく伝えられたら、すごくいいなと思います。

LINEはもちろん大事ですが、デートの重要性には遠く及びません。

「デートで受け身」というのはとにかく深刻で、致命的です。

そこで私は、デートの企画段階、デートの最中、デート後の3つのシチュエーションごとに「受け身に見えないマニュアル」を用意して、ちゃんと好きな人に好意が伝わるような体制を完備しております。

■デートの企画段階

なんたって受け身ですから、デートを誘ってくれるのはきっと彼の方です。この段階で「ありがとう」と心の中でつぶやきましょう。

そして勝負はそこからです。心の中でつぶやいて終わりじゃありません。
まず、受け身なりに最大限のテンションを発揮して「うん、楽しみ!」と返事をしてあげましょう。「うん、空いてるよー」だけじゃ不足です。イエスかノーを伝えるだけじゃ味気なさすぎます。誘ってもらえて、どれくらい嬉しいのかを言葉にしてあげてください。

この嬉しさをうまく伝えることができれば、「誘ってもらってばかり」というネガティブな面を上手にフォローしてあげられます。
「うん、空いてるよ」じゃなくて「誘ってくれると思って空けておいたよ」みたいなのだとドキッとすると思いますし、「わーい。また誘ってもらえたー。嬉しいな」みたいなのもけなげでイイと思います。

もちろん、彼からデートのお誘いLINEが来たときには、先ほど紹介した即レスで対応するのも忘れずにね。

■デートの最中

デートの最中も受け身は治ったりしません。
彼を目の前にして、触ったりキスしたり、なんでもできる至近距離にいるはずなのに、どこまでも徹底して受け身。それが私たちの生きざまなのです。

受け身な女子がデート中にできる最大の「お返し」って、「とにかく笑う」だと私は思っています。
飲み会を思い出してみてください。自分からバシバシ面白いトークを展開することができない受け身キャラでも、たっくさん笑ってずーっと笑ってる人は、それだけで輪の中心、会の主役になれるはずです。たくさん笑うその人の方を向いてみんなが話をするようになって、結局笑ってるだけで周りの人みんなを巻き込んでいる。

それくらい、「笑う」って強いです。

デートでも同じです。
「俺の話にたくさん笑ってくれる彼女」って、それだけで「面白いネタをたくさん持ってる彼女」に勝てる。
「私もなんかたくさん喋ってちゃんと楽しんでること伝えなきゃ」って思うよりも、たくさん大きな笑顔を見せることの方がよっぽど楽だし効果があります。

■デート後

いくら「受け身」って言ったってさ、デートが終わった後くらいは、彼と会えた嬉しさでテンションも上がってるし、今まで彼とたくさんおしゃべりをおかげで緊張感もほぐれて、「自分からLINEを送る」くらいはできるようになってるいますよね?

ということで、受け身のあなたに私がデート後に唯一やってほしいことは、「ありがとう楽しかったよ。また絶対誘ってね」とメッセージを送ってあげること。これだけです。
このときばかりは、普段自分からLINEを送らないことが幸いして、「お、彼女からLINE送ってくれるなんて!それくらい楽しかったってことだな。よかった」と彼は思ってくれるはずです。

いくら「彼女は受け身だからな」ってわかってはいても、デートが終わった後にお礼LINEすら来ないのってやっぱりさみしすぎるし「あれ、俺なんか失敗したかな……。満足させられなかった?」と彼は不安になってしまうかもしれませんからね。

最後は「愛情表現」。
キスやエッチ、「好き」と言葉で伝えるなどカップルの間にはいろいろな愛情表現がありますが、もちろんどれも受け身のまんまで構いません。

だけど、たった1つのことを意識してもらうだけで、受け身でも「好き」をちゃんとお返しすることができるようになるので、覚えておいてくださいね。

■「カウンター」で頑張る

愛情表現に関しても「受け身」だという人は、とにかく「カウンター」で頑張ることを意識してみてください。
愛情表現のカウンターとは、相手からまず愛情表現をさせておいて、それに対して倍返しでより大きな「好き」をお返しするという作戦です。

たとえば彼から手を繋いできたときに、彼以上に彼の手を強く握り返してみましょう。
また、彼からキスをしてきたときには、ただそれを受け止めるだけじゃなくて、彼の唇をハムっとしたり、舌を絡ませたりしていきましょう。

「好き」って言われたときには、「ありがとう」とか「私も」とか、「同等」のレベルでお返しするんじゃなくて、「私の方が好きだと思うよ」と彼の上をいきましょう。

受け身な人にとっても、カウンターは全然難しいことじゃありません。
自分から愛情表現をするのが難しいのって、やっぱり自分でそういうムードを作り上げて、ゼロからイチを生み出さなくちゃいけないハードルがあるからです。
他方、カウンターなら彼がゼロから生み出してくれたイチに掛け算をして増やしてあげればいいだけ。変な話、便乗することができるわけですよ。

愛情表現に対しては、ただ「ありがとう」や「私も」と言ったり、同じことをし返すだけじゃなくて、ほんのちょっと彼がしてくれた愛情表現に気持ちを上乗せしてお返ししてあげるということを意識できれば、完璧です。受け身な私たちに幸あれ!(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)

関連記事