
2019.12.25
彼氏に不満や本音が言えない!伝えるべき理由や上手な伝え方とは?
あなたは彼氏に本音が話せていますか?
彼氏と話し合いをするのが怖いと感じて、ちゃんと伝えられない女性はたくさんいます。
あなたが我慢しているだけでは、関係は改善しません。今回は恋愛マスターの筆者が、「彼氏に不満やあなたの本音の伝え方」をお話していきます。
目次
彼氏に不満があるけど本音が言えない

大好きな彼氏だからといって、その全てを受け入れることはできません。どうしても受け入れられない嫌なことや、なおして欲しいことだってあります。
でも不満や本音を話してしまったら結果的に関係性が崩れたりするのではないかと思うと、何が正解なのかわからなくなることもありますよね。
彼氏に不満や本音が伝えられない原因

彼氏に不満や本音がいえないのは、さまざまな原因があります。まずはどうして彼氏に言えなくなってしまっているのかを考えてみます。
彼氏に嫌われるかもと心配
彼氏に嫌われたくないから、本音がいえない。これってあなたが自分に自信が持てないことが原因かもしれませんよ。
本当は彼氏のためや、今後のふたりのためを思ったらちゃんと話しあったほうがいいことでも、自分が嫌なふうに思われたくないからいえないのです。
彼氏を傷つけてしまうのではないかと考えているようで、実は自分が傷つきたくないという心理が働いている可能性もあります。
彼氏が怒るかもと怖い
彼氏に本音や、不満を話したら逆ギレされるかもしれない。特に彼氏が男っぽい性格だったり、強めにものを言うタイプだったら余計に話し合いをするのが怖いと感じて、何もいえなくなってしまうこともあるでしょう。
彼氏=怖いという先入観をもってしまっていることも、本音や不満をいえなくなっている原因のひとつかもしれません。
面倒なことは避けたい
話し合いや揉めごとは面倒なので何もいわないということもあります。自分は口下手だからうまく相手に伝えることができないと、逃げてしまうのです。
伝えても意味がないと勝手に思ってる
「どうせわかってくれないだろう」とはなから諦めてしまっているパターンもあります。
実際に話さなければ、自分の意思など他人に伝わることはありません。
もしかしたら、ちゃんと話せば理解してくれるかもしれない相手なのに、無駄だと決めつけてしまって関係を改善するチャンスを無くしてしまっているのかもしれないのです。
彼氏があなたの本音や不満を理解してくれるかどうかは、話してみなくてはわからないのです。
我慢するのがよいと思っている
自分さえ我慢しておけば……などと考えてしまっている場合もあります。
何もいわないあなたに対して、彼氏は「この子は何も思わないから大丈夫」となにも配慮してくれなくなり、行動がエスカレートすることがあります。
いずれ耐えきれなくなったあなたが大爆発してしまい、最悪の場合は修復不可能な関係になってしまうことも考えられます。
そうなるまえに、自分は何が嫌なのか、どうして欲しいのかを伝えることはとても大切です。
彼氏への不満や本音を伝えるのがよい理由

あなたにとって特別な存在である彼氏ですが、「言わなくてもわかって欲しい」というのは無理があります。所詮は他人同士ですから、何も聞かされずに他人の心を全て理解するのは不可能です。
もし彼氏との関係を今後も続けていきたいと思っているのであれば、あなたの本心は彼氏に伝えるべきなのです。うわべだけの関係では、良好な関係は長続きしません。
とくにこれから先に結婚も考えられるような彼氏なのであれば、最初はぶつかることもあったとしても、お互いに本音や不満を伝えられる関係を築かなくてはなりません。
彼氏に不満や本音を上手に伝えるコツ

彼氏にうまく自分の気持ちを伝えるには、いくつかのコツがあります。
冷静に話す
彼氏に本音や不満を話すときは、必ず冷静に淡々と話すことを徹底しましょう。少しでも感情的になると、男性はそれを「女性のヒステリー」だと感じてしまいます。
そうなると男性は、どうしても話し合いの場から逃げ出そうとしたり、逆ギレしておさえこもうとしてきたりすることも。話し合いにもならないかもしれません。
感情的になるのは、あなたが真剣に考えている証拠なのですが、彼氏はそれを理解してくれないと考えておいたほうがよいでしょう。
感情を抑えて話ができるまでは、あなたも一度心を落ち着けて、本当に話したいことを整理してから切り出したほうがスムーズです。
具体的にどうしてほしいかまで伝える
彼氏に対して「私の気持ちを理解して!」と一方的に感情を伝えるだけでは、解決には進みません。具体的にどのようにして欲しいのかを伝えることも大切です。
たとえば「たまには自分に時間を作って欲しい」ではなく、「週に一度は私とふたりの時間を作って欲しい」など具体的にどうして欲しいのかを伝えるのです。
たまにの頻度はお互いにどう捉えるかも違いますし、彼氏としてはやっているつもりなのに、どうして責められなくてはいけないのだろうと思うかもしれません。
具体的に週に一度と提案しておけば、「週に一度くらいなら時間を作ればいいのか。来週なら◯日なら空けられるな」とそこで初めてあなたの気持ちを理解して、行動にうつすことができるのです。
責めるのではなく寂しさを伝える
「どうして連絡してくれないの?」
「なんでいつも〇〇なの?」
こんな風につい彼氏を責めてしまうことはありませんか?
「連絡をくれなくて寂しかったんだよ」とあなたが寂しいと感じていたことを伝える方が効果的です。自分を求めてくれていると感じることで、彼氏も素直に聞き入れることができます。
彼氏に好きな気持ちも合わせて伝える
彼氏に何かの不満を伝えるときは、必ずあなたが彼氏のことを好きだからこそ伝えていることも合わせて話してください。
これから先のふたりの関係をよりよくするために話していることを、彼氏に理解してもらうのです。
彼氏もあなたの話を受け入れやすくなります。
彼氏に不満や本音を伝えるときのNGなこと

彼氏に不満や本音を話すときに、注意すべきNGな行動を紹介します。
タイミングを考えずに話す
「悪いところをなおしてほしい」というのは、彼氏からみたら少しネガティブな内容です。そのため話すタイミングはとても重要です。
下記のタイミングは絶対避けましょう。
・彼氏が忙しそうにしているとき
・ストレスが溜まっていそうなとき
・ひどく落ち込んでいるとき
彼氏が何かで悩んでいそうなときも、彼氏を余計に追い込んでしまうことになるのでやめておくべきです。
夜に話し合いをする場合などは話が長くなりそうなら、次の日に用事がないタイミングを選ぶなどの大人な配慮も必要かもしれません。
過去の不満もまとめて話す
過去の話を持ち出すのはやめましょう。そのとき解決すべき問題だけに話の内容を絞ります。
「あのときはこうだったし!その前も!」たくさん我慢してきた分だけ、あなたの中でもつもりに積もった不満があるのかもしれません。
しかし、それをやってしまうと彼氏の中では一方的に責められている気持ちになり、話の本質が耳に入らなくなってしまうからです。
彼氏を全否定する言い方をする
男性はとても面倒臭くて繊細な生き物です。こちらはそんなつもりはなくても、話し方ひとつで自分が全否定されている気持ちになります。
口調や語尾、ニュアンスに気をつけて、あくまでも関係を改善したくて話をしているんだとわかるように伝える必要があります。
感情的になる
話し合いに感情的になるのは厳禁です。感情がたかぶって泣いたり、わめいたりしてしまうと「これだから女は」としか思ってもらえません。
彼氏に不満や本音を伝えるときは、あくまでも淡々と業務的に話すように心がけましょう。
彼氏に不満や本音を伝えるときの方法

ここからはもっと具体的に、彼氏に本音や不満を伝えるための方法を紹介していきます。
LINEよりは電話のほうがよい
基本的にはLINEやメールは避けるべきです。
LINEなどの文章は、相手の顔が見えません。
また同じ文章でも、どう受け取って読み取るかは相手によって違います。
どんなニュアンスであなたが伝えているのかも、文字だけでは相手に伝わりにくいので、LINEするよりは声色も聞ける電話をおすすめします。
会えるなら直接会って話すのがベスト
彼氏に本音や不満を伝えるのは、会って顔をみて直接話すのが一番です。
ふたりの関係をこれから先も続けたいのであれば、大切な話はお互いの表情をみてしっかり話すほうが相手にも伝わりやすいでしょう。
彼氏に不満や本音を伝えるベストタイミング

ズバリ!ベストタイミングは彼氏の機嫌がよくて仲良くイチャイチャできるときです。
このタイミングであれば、彼氏も素直に話を聞き入れてくれるでしょう。甘えられていると感じて、あなたのためになおしてあげたいと感じるはずです。
しかし、そんな仲良くできるタイミングがないからあなたが不満を感じているのであれば、前述したようにできるだけマシなタイミングを見極めるようにしてください。
彼氏に不満や本音を伝えるか迷ったとき

不満を話すべきではないのだろうかと悩んだら、以下のことを基準に考えてみてください。
彼氏と長く関係を続けたいか考える
いまだけの関係でいいと感じているのであれば、本音や不満をぶつける必要はないかもしれません。本当に嫌だなと思えば、別れるのも選択肢のひとつ。
もし彼氏とこの先もずっと一緒にいたいと考えているのであれば、ちゃんと伝える必要があります。
結婚などを見据えているのであれば、お互いのことを理解しあう姿勢がないと家庭を築くことはできないからです。
本音が言えない。我慢は爆発してからでは遅い
「自分さえ我慢しておけばいい」なんて自己犠牲の考え方は危険です。
少しづつ不満が溜まって、いつかは「なんで私ばっかりこんなに我慢しなくてはいけないんだろう」という気持ちになっていきます。
いきなり大爆発をしてしまうことになるので、彼氏を困らせてしまうことになるでしょう。
実際にそうなる前に、できるだけ不満や本音を小出しに伝えて欲しいと感じる男性の方が多いのです。
伝えないと相手は気づかない
「言わないでも理解して欲しい」と思う気持ちは、とてもよくわかります。しかし相手が何を考えているかなんて、わからないのです。
特に男性は女性の気持ちに鈍感です。今後のことを考えて、理解しあえる関係性を築きたいのであれば、あなたは勇気を出して不満や本音を話すべきなのです。
伝えて離れるような彼とは別れたほうがよい
彼氏に不満や本音を伝えることで、嫌われて別れることになったらどうしよう……その考えかたは間違いです。もしあなたが彼氏に不満や本音を伝えることで、離れていってしまうようであれば、遅かれ早かれ別れる運命です。
あなたがどんなことが嫌で、何が嬉しいと思うかに興味を持てないような彼氏と無理に付き合い続ける必要がありません。
どうして好きな彼氏に不満がたまるの?

そもそもどうして何もかもが大好きだった彼氏に、不満がたまっていってしまうのでしょうか。それにはふたつの理由があります。
彼氏を冷静に見られるようになったから
誰でも付き合いはじめのころは、お互いに浮かれてドキドキしているので相手を冷静にみれていなかった可能性もあります。
こうなる前兆はあったはずなのに、恋の魔法で盲目になってしまっていたのかもしれません。
関係性も落着いてきて、相手のことを冷静にみられるようになって不満がでてきている可能性もあります。
彼氏に期待しすぎているから
もしかしたら彼氏に、過度の期待をしてしまっている場合もあります。友達の彼氏はこうなのに......と、どこかで彼氏と他人と比較していることはありませんか?
あなたの彼氏も他人なのです。誰かと比較したりせずに、期待しすぎないことであなたの中での不満も減らすことができるでしょう。
まとめ

大切な相手だからこそ、ケンカしたくないし揉めたくないから我慢する。それがいつも正しい選択ではありません。
ときには本当に大切に思う相手だからこそ、あなたの本音や不満をきちんと言葉にして伝える必要もあるのです。言葉にすることで、あなたの本音が相手に伝わり歩みよることができますように。(片貝まや/ライター)
(ハウコレ編集部)