2019.12.28PR

すぐに怒る!短気な男性の特徴と上手く関わっていく方法って?

付き合っている男性が、やけに怒りっぽいことで頭を悩ませている女性は一定数存在します。短気な男性は、こちらからはなにもしていないのになぜか機嫌が悪かったり、ちょっとした一言ですぐに怒りだしたりするので、扱いに困ってしまいますよね。

この記事では、そんな短気な男性の考え方や特徴、起こりがちなトラブル、上手な関わり方など、短気な人と付き合うにあたって押さえておきたいポイントについて解説していきます。

基本的にワガママで自己中心的なことが多く、精神的に成熟していない傾向にある短気な男性たち。そんな彼らの考え方や内面を知ることで、よい対応策が見つかるかもしれません。
ここでは、そんな「短気男」の特徴について紹介していきます。

自分が正しい

短気な男性は、ひとたび怒り出すと人の意見を聞こうとはしない頭の固さがあります。
視野が狭く、基本的に「自分の考え方が正しい」という前提で動いているので、間違いを指摘するだけで気分を害し、怒ってしまうこともあるのです。

なかには「自分が間違っているのかもしれない」という考えがよぎるタイプの短気男もいますが、なにせプライドが高いのでそれを認めようとはせず、怒ることで正しさを主張し続けることもあります。自分の間違いを他人に指摘されるなど、彼らにとってはもってのほかなのです。

プライドや理想が高すぎる

先ほども少し触れましたが、短気な男性はプライドや理想が高いという特徴もあります。理想が高いので相手にも多くを求めてしまうことがあり、結果的に自分の意に沿わない行動をされると怒り出すのです。

プライドが高い人は、自分の尊厳が傷つけられたと感じると、途端に機嫌が悪くなります。
こちらとしてはちょっとした冗談だったり、ささいな欠点を指摘しただけだったりしても、彼の受け取り方次第では一気に怒りのスイッチが入ってしまうことも。

実は自信がなく打たれ弱い

短気な男性はなぜそんなに怒りっぽいのかというと、実は自分に自信がないことからきている面もあります。
「下に見られたくない」「バカにされたくない」という気持ちが人一倍強いことから、怒鳴ったり虚勢を張ったりすることで自信のなさが周りにバレないようにしているのです。

短気な人のなかには、恋愛面においても自信がなく打たれ弱いタイプもいて、女性に「情けない男」と思われたくない一心で、虚勢を張り上の立場に立とうとします。
自分の欠点を指摘されようものならすぐさま怒鳴り散らすこともあるので、彼女の立場としては大変です。

自己中心的な性格

短気な人は基本的に自己中心的な性格をしており、他人がどうしたいかより、自分の欲やしたいことを優先したがります。

ときには合わせることができるタイプもいますが、合わせながらも内心不満を抱えているので、機嫌を損ねたり、ちょっとした一言で爆発したりすることも。

普通の人なら「ワガママな人だな……」と感じますが、当の本人は自分の短気さ、ワガママさに気づいていないものです。だれかが指摘したとしても怒りだし話し合いができないので、性格を直す機会に恵まれていないともいえます。

悩みや不安が多い

短気な人はその性格をなかなか周りに理解してもらえないことから、悩みや不安を抱えていることも多いです。精神的に不調な人はそれだけ余裕もなくイライラしがちなので、もともとの短気さがさらに助長されてしまいます。

しかし、周りからしてみると常にご機嫌斜めで、ちょっとしたことで怒りだす短気な人にしか見えておらず、精神的に不安になっていることも気づいてもらえません。理解者が少ない上に、プライドが高く自分から助けを求めるのが苦手なので、かえって悪循環となっているのです。

我慢が苦手

幼少期から我慢することを学んでこなかったことで、大人になっても我慢ができないタイプの人間になってしまっているケースもあります。これは幼少期の家庭環境や親の育て方によるものなので、本人に非はないとしても、周囲の人間からすると付き合うのは大変でしょう。

そもそも我慢が上手な人は「気が短い」とは言わないので、短気な人が我慢を苦手とするのは必然と言ってもよいでしょう。ささいな不満でも我慢することができないから、激しい態度や言動で表現してしまうのです。

計画が狂うのが大嫌い

短気な人は「完璧主義」という特徴もあわせ持っており、自分の理想や目標に対しストイックに考えている人もいます。それを自分の中だけで完結できるならいいのですが、時に周りの人にも自分の理想を押し付けてしまうことがあり、これがトラブルのもととなりがちです。

計画がうまくいかない時も、プライドの高さから自分の原因であることを認めることができず、ほかの人に責任転嫁して怒りだすことも。そもそも「自分に非があった」という考えにすらたどりついていないケースもあります。

生活に余裕がない

短気な人はそもそもがせっかちな性質なので、仕事やプライベートなど生活に余裕がないとすぐにイライラしがちです。現状をどうにかしたいのにどうにもできないもどかしさから、ついつい周囲の人にもきつく当たってしまいます。

恋愛中ならなおのこと、短気な人は余裕の無さから彼女のことを邪険に扱ってしまうでしょう。彼女もイライラしやすいタイプならそのまま大ゲンカに発展することも少なくありません。プライドが高いので、下手に相談に乗ろうとすると逆上される場合があります。

嫉妬心が強い

短気な人は嫉妬深い性格もあわせ持っており、自分の立場を脅かしそうな相手をすぐにライバル視する傾向にあります。自分が下の立場になるのが許せないという精神から、つい闘争心が強くなってしまうのでしょう。

これは恋愛にもいえることで、彼女になにもやましいことがないのに、他の男性の影が見えた瞬間に怒りだす人もいます。自分の「彼氏」という立場が脅かされるという不安からくるものでしょうが、彼女としては対応に困ってしまうでしょう。

短気な男性はとにかく自分の感情優先ですから、そんな彼の気持ちにできるだけ寄り添ってみることが大切です。彼の心情を理解する姿勢でいることで、彼のあなたに対する態度が緩和されるかもしれません。
ここでは、短気男と上手く関わっていくテクニックについて説明していきます。

まずは彼がイライラする原因をリサーチする

短気な男性が、そもそもなぜイライラしているのかということを突き詰めて考えてみましょう。いくら怒りっぽいといっても理由もなく怒り出すことは少ないので、その背景には必ずなんらかの原因があるはずです。
たとえば彼は最近、いつもより仕事で疲れていなかったでしょうか?

また、プライベートでなにか悩んでいなかったでしょうか?それか自分で気づいていないだけで、彼への接し方に問題があったことも考えられます。一度よく思い返してみましょう。

イライラのツボを避ける

短気な人とまともに付き合っていると疲れると思います。よって彼のイライラのツボ、怒りのスイッチを把握し、それをできるだけ避けていくことも有効な方法です。

ポイントとしては、彼に「嫌いなもの」をリサーチしてみること。嫌いな人間のタイプ、嫌いな考え方、されたら嫌なことなど、少々ネガティブな話題ではありますが、彼の怒りのツボを知るためにも一度話題にしてみましょう。

もし自分が共感できる内容があれば、「私もそう思う!」と伝えてあげるとよいでしょう。彼としても、理解してもらえたと安心した気持ちになるはずです。

意見を受け入れてあげる

相手の意見をいったん受け入れるという行為は、よりよい人間関係を築くために必須とも言えるスキルです。それは短気な人が相手であっても例外ではなく、むしろ日頃から理解者が少ないと感じている彼らにとって、自分の意見を受け入れてもらえることはとても心地よいことのはず。

いったん言い分を受け入れることで、相手の態度も軟化する可能性が高いです。その後にこちらの言い分をなるべくポジティブな言い回しで伝える事で、短気な相手の心にも伝わりやすくなるでしょう。

聞き手に回って話させる

短気な人は基本的に自分のやりたいことを優先したがるタイプなので、なにか言いたいことがあると相手の考えはおかまいなしに話し出すところがあります。

このときも、こちらが聞き役に回って、相手の話を最後まで聞いてあげましょう。気が済むまで話をさせてあげることで相手もスッキリするので、こちらの話を聞き入れてもらいやすくなります。

ただし相手は短気なので、言葉の選び方には気をつけて。なるべくポジティブに、相手の自尊心を傷つけない話し方をするようにしましょう。

相談に乗って理解者になる

短気な人は周りから理解を得られにくい性格をしているぶん、理解してくれる相手に対しては非常に心を開きます。ここは短気な彼の理解者ポジションを目指していきましょう。

彼が悩んでいるタイミングで「どうしたの?」と聞いてみて、彼が悩みを話し出したら最後まで聞いてあげてください。それからは彼の味方でいる姿勢をアピールし、ポジティブに励ますのがポイント。

理解されていると感じた相手には態度が軟化するのも短気な人の特徴なので、うまく理解者役におさまることで、ある程度は付き合いやすくなるはずです。

怒ることのデメリットをさりげなく教える

「怒る」という行為は気力を消耗する上に、気分をネガティブにさせるものです。怒った日と怒らなかった日、どちらが精神的に幸せな気分で過ごせるかは一目瞭然といえます。こうした怒ることのデメリットをさりげなく彼に伝えることで、彼の短気さを緩和させる方向にもっていくのもひとつの方法です。

ただ、彼が怒っている時にそれを伝えるとかえって火に油を注いでしまうので、自分がわざとイライラしてみせて、「怒るのって疲れるなあ」「怒ったら気分がネガティブになっちゃう」といったことを、愚痴っぽく彼に伝えるなどして工夫してみましょう。

彼の良い部分を見るようにする

「こんな短気な人と付き合っていると疲れる……」と感じてきたら、彼のよい部分を見つけてあげる方向に頭を切り替えていきましょう。どんな面倒に感じる人にも必ず長所はあるので、あなたが好きになった彼のいいところを一度思い返してみてください。

短気な人は褒められると弱いので、わざとらしくないように彼の長所を褒めてあげましょう。人は性格を褒められるとその部分を大事にしようと考えるものなので、褒めることで彼のいい面がどんどん伸びてくれる可能性もあるのです。

短気な人と関わるのはとにかく難しいです。どこに怒りのスイッチがあるかわからないので、接し方に悩むことも多いでしょう。ここでは短気な男性とうまく付き合っていく上での注意点やコツについて説明していきます。

一度怒られたら同じミスはしないようにする

短気な人は、怒るポイントが普通の人より多いので、把握するのが大変。同じ内容であっても、気分によって怒ったり怒らなかったりすることもあるので付き合うのが面倒な相手です。

せめて一度怒られたことはきちんと覚えておくようにして、同じミスを繰り返さないことが怒らせる回数を減らすポイントになってきます。彼がどんなことで怒るのか、どういうことをされるのを嫌うのかなどをメモなどに書き残し、時々確認しておくとよいでしょう。

ストレスが溜まるのであれば相性が悪いと受け入れる

短気な人は付き合うのが厄介ですし、とにかく疲れることが多くなるでしょう。短気な人に対して怖いと感じるようであれば、無理して付き合わないこともひとつの選択です。

エスカレートするとモラハラやDVにつながる危険性もあるので、自分の性格的に彼と付き合っていくことが難しいと判断した場合は、相性が悪かったと諦めて別れを選ぶことも大切。彼と別れるのが難しい場合は、女性向けの相談窓口に相談するか、対面で別れ話をしないようにするなど、自分に危害が及ばない方法を探しましょう。

相談できる相手を見つけておく

短気な人と付き合っていると次第に疲れることは必須なので、疲れてしまった時に相談できる相手を見つけておくことは大切です。特に短気な人とうまく付き合うことができるタイプの人であれば、彼と付き合っていくにあたってのよいアドバイスをもらえるでしょう。

たとえば、もともとが穏やかな性格の人は、短気な人が怒った時などになだめるのが上手です。ほかにも控えめで謙虚な性格の人だと、物事を客観的に見ることが得意で、短気な人をコントロールするのに長けていることも。怒らせない立ち回り方を教えてもらいましょう。

自分の身を守れるようにしておく

短気な男性との付き合いにありがちなのが、DVやモラハラなどのトラブルです。ただ怒りっぽいだけならいいのですが、怒りがエスカレートしたら無意識に人や物にあたったり、八つ当たりで相手を傷つけたりすることもあります。

短気な人との付き合いで「怖い」と感じたら、自分の精神が健やかでいられることを最優先しましょう。彼との付き合いで、自分の心や体が壊れてしまうようなことがあってはなりません。自分の人生を守れるのは自分だけなので、いざとなった時はどんな手を使ってでも彼と別れる勇気を持ちましょう。

短気な男性との恋愛にトラブルは付き物です。しかし、そのトラブルを事前に予測しておくことで、いざとなった時に対策が取りやすくなるでしょう。ここでは、短気な男性との恋愛で起こりがちなトラブルについて、具体例を紹介していきます。

公共の場でもお構いなしに怒鳴られる

短気な人は、不快なことや不利益に感じたことに反応しやすい心理が備わっています。
また外では自分を大きく見せたがる傾向もあるため、公共の場所であっても平気で人を怒鳴ることも。

とくに彼女や奥さんなど甘えがきくと思っている相手に対しては、街中で怒鳴ることもあるため、それがきっかけでケンカに発展してしまうことも。周りから見ていても気持ちのよいものではありませんし、一緒に行動するのも嫌になることがあるでしょう。

暴力を振るわれてしまう

短気な男性との付き合いのなかでも、とくに深刻なトラブルが「暴力」です。
自分より力が弱い存在に対して暴力をふるうこと自体、人として間違った行為ですし、それが原因で女性が精神的に病んでしまったり、重症を負ってしまったりすることもありえます。

発展すると警察沙汰になりやすい深刻なトラブルである為、もしも彼に暴力をふるわれるようなことがあれば、然るべきサポート機関に相談して助けを求める、エスカレートする前に別れを選ぶなどの対処が必要になるケースも。

共依存になりやすい

短気な男性との恋愛で陥りがちな「共依存関係」。
暴力やモラハラを受け続けているにも関わらず、彼を愛するあまりに自分の存在を認めてもらおうと献身的な態度を貫いたり、暴力を受けているのは自分に原因があると思い込んだりして、なかなか別れることができない関係を示します。

「あんな人はやめておけ」と周りから忠告されても、「あの人は自分がいないとダメになる」と思い込み、彼との関係にしがみつこうとする女性の姿は、周りから見て幸せそうには見えないものです。しかし、当の本人はそれを幸せと信じて疑わないのが、共依存関係の恐ろしいところといえます。

自分自身を否定される

短気な人は基本的に自己愛・自尊心が強く、自分しか見えていない人が多いです。相手の心情を思いやって発言することが苦手なので、少しイライラすると平気で相手の尊厳を傷つける発言をすることもあります。

モラハラ彼氏から自分の考え方・性格・生き方を否定され続け、「自分はダメな人間なんだ」と思い込むようになってしまった女性は少なくありません。ある種の洗脳行為ともいえますが、モラハラ男本人にその自覚がないことから、余計にたちが悪くなっているケースも。

彼から束縛される

短気な人は嫉妬深く、攻撃的な面もあるので、彼女に他の男が寄ってこないように過剰な束縛をしてくることもあります。ひどい場合は異性の友人・同僚などの連絡先をすべて消すよう強要してきたり、会社の忘年会や社員旅行にも行かせてもらえないといった重度なケースも。

「束縛をやめてほしい」といえば彼に逆上され、トラブルに発展するおそれもあるので伝え方には注意が必要です。日頃から彼に愛情表現を欠かさないことで束縛が緩和されることもありますが、彼が自分に余裕のないタイプだと関係なく束縛してくる場合も。

彼の両親も短気

彼が短気な人になってしまった原因として、幼少期の家庭環境や親の育て方が関係しているケースもあります。たとえば両親も短気なタイプで、周りの人にすぐ怒ったりイライラしたりする様子を見続けた影響で、彼もまた短気に育ってしまったというパターンもあるでしょう。

彼の両親も短気だと、今後付き合っていく上で大変かもしれません。仮に結婚ということになったら嫁姑トラブルがたびたび浮上したり、義実家に行く度不快な思いをしたりすることも考えられます。彼と長く付き合っていきたいなら、両親がどんな人なのかそれとなくチェックしておくことをおすすめします。

色々な場面で振り回される

短気な男性との恋愛はとにかく相手優先で進めないとうまくいかないですし、彼の顔色をうかがって行動することも多いため、いろいろな場面で振り回されることは必須です。

たとえばデート中であっても気に入らないことがあるとすぐに行き先を変えたり、わけもわからず不機嫌な状態が続いたりといったこともあるので、こちらが精神的に振り回されてしまうでしょう。

短気な人に振り回されて疲れることがあっても、それを顔や態度に出してしまうと争いの火種になってしまいます。あくまでこちらは冷静に対応しないといけないので気を抜くこともできないでしょう。

短気な男性との恋愛において頭を悩ませるシーンも多いかもしれませんが、彼の性格をよく理解して、対処方法を熟知しておくことで避けられるトラブルも多いです。

短気な男性の心情に寄り添い、付き合い方を学んでいくことで、カップル間の絆もより強いものとなっていくはず。これも一つの人生勉強と思って、自分の心が辛くならない範囲で彼との付き合い方を模索していきましょう。(碧弥/ライター)

(ハウコレ編集部)

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