2020.02.06

彼と一緒に新しいステージに。カップルふたりではじめる「大人の恋」入門

どうもあかりです。
「初恋」が何年も昔の話となったいま、私たちの恋愛には全体的にデジャヴ感が付きまといがちです。

最初は「大好き!」って盛り上がるけど、次第にけんかやすれ違いが増えてきて、やがてろうそくの炎が消えていくようにお互いの気持ちも冷めていき、さよならをする。たいていの恋がこういうプロセスをたどりがちだと気づき始めたころこそ、「いままでに、こういう恋ってしたことがなかったかも」と感じられるような、新鮮な恋をすることが大切ですよね。

とはいっても、いまから初恋をしてフレッシュな気持ちで恋をする、というのは不可能ですから、その代わりに、「大人の恋」を始めてみることで、彼と一緒にいままでに到達したことがないステージに突入してみてはいかがでしょうか。そこで今回は、そんなロマンティックで新しい、「大人の恋」入門をテーマにお届けしていきたいと思います。
「恋」と言ったら何よりもデートでしょう。

ということで、「大人の恋」入門編の第一章は、「デート」編からご紹介です。「あ、私たちいま、大人っぽいデートしてるかも」と彼に思ってもらえるような、素敵なデートの仕方についてみていきましょう。

あえて「汚い居酒屋」で


「ガード下とかにあるような、あんまり若いカップルがいないような場所でデートをしていると、なんだか熟年カップルみたいな気分を味わえていい」(広告/26歳)

いかにも綺麗でおしゃれな場所でご飯を食べたりするのって、「彼とふたりで過ごしたい」だけじゃなくて「いかにもデートしてます感を楽しみたい」みたいな気持ちもあると思うんですよね。デート中にもインスタ映えを狙ったりするのも、きっと同じ気持ち。

別にそういう人たちを否定するつもりはまったくないのですが、私自身、そういうデートも大好きです、たまにはそういう飾らない、気の置けない、肩の力を抜いたデートをしてみるといいでしょう。

「どこでデートをするか」に強くこだわらず、「とりあえず安くておいしくて、ガヤガヤしてるから盛り上がれるからいい」みたいな抜け感のある基準でデートスポットを選べるカップルって、たしかに「大人だな」と感じます。スーツ姿のサラリーマンに混ざって、ふたりで一杯やるのも乙なものです。

信頼し合っているからこその「深夜集合」

「最近彼女とハマってるのが、深夜集合のデート。夜9時とか0時とかに集合して、そのまま軽くだけ一杯飲んでお泊りをする。うまく説明できないけど、なんか大人っぽくていいです」(出版/27歳)

「深夜集合デート」は私もおすすめなデートプランのひとつですが、なぜこれが「大人」な感じがするのかについて少しお話してみたいと思います。
まず、極端な例だけど、高校生とか大学生とかのカップルが「今日は、夜10時に集合ね!それでお泊りしよう!」みたいな感じのデートをしていたら、どのように思うでしょうか?
きっと多くの方が「ああ、それ彼がエッチだけサクッとしたいんだよ」と察するはずです。

そう、「深夜集合デート」には、「なるべく楽ちんにやることやりたいだけじゃないの?」感がどうしても付きまとってしまうのです。しかし、ふたりの関係がそれなりに長続きをしていて、彼女が彼を「この人は私と、体目的だけで会うような人じゃない」ときちんと理解をし、お互いが信頼をし合っていれば、そんなやましい感じは全然出ません。

むしろ、平日は仕事も忙しく、休日だってそれなりにやりたいことがたくさんあって、デートの時間がなかなかとれないなかで、せめて「一緒にベッドで眠る」という時間だけをふたりで共有したいという、良い意味で「大人らしい」デートの仕方だと言えるのです。ふたりでこの「深夜集合デート」が楽しめるようになれば、すでにふたりの関係は「大人の恋」に向けて一皮むけ始めているのかもしれませんね。

ちょっとの移動でタクシーを使ってみる

「バカっぽいって思われるかもしれないけど、デートでのちょっとした移動でタクシーを使うと、『大人』って感じがします」(大学院生/24歳)

私も「バカっぽい」と思われるかもしれませんが、これは強くおすすめしたいです。だからこそ「バカっぽい」って思われてしまうのでしょうけど、とにかく、「ちょっとした距離をタクシー乗っちゃう」というのが、大人っぽいと感じてしまうんですよね。

たとえば、ご飯を食べて、お酒もいっぱい飲んで疲れたなというタイミングで「駅までタクシー乗ろうか?」みたいに言ったり、お泊りデートのときに、最寄駅から自宅までの移動でタクシーを使ったり。

タクシーって、運転手さんはいるけど一応ふたりだけの密室感があるからドキドキするし、それこそ運転手さんに気づかれないようにこっそりとキスをしたりするのもスリリングで楽しいです。私の知り合いのタクシー運転手いわく、「カップルが後ろでどんなことをしてようと、絶対に気づく」ということです。少し前にタクシーの初乗り運賃が安くなったし、「タクシーのちょい乗り」の風が吹いていますので、これに乗らない手はないでしょう。

「大人デート」には「大人の街」を

「この前初めて彼女と銀座の歩行者天国に行ってみた。田舎者っぽい発言に思われるかもしれないけど、銀座はすごいね。ザ・大人って感じだった」(飲食/23歳)

若いカップルだととくに、デートをする街が新宿だったり、渋谷だったり、池袋だったり、そいう「若者の街」であることは多いと思うのですが、たまには考え方を変えて、銀座や青山といった「大人の街」に飛び込んでみるのもいいでしょう。

売られているものはなんでも高く見えるし、レストランもどれも数万円してしまうほど、町全体から「大人」感が漂ってきますが、むしろそういう「ちょっと背伸び」をすることを通じて、ふたりの関係性を進化させるというのもいい作戦です。
そこで見かけた「大人のカップル」を見ながら、「いつかあんなふうなふたりになれたらいいな」とそれぞれが思ってみたりするのも大事ですよね。
やっぱり「デート」はとにかく一番大事なので、量感が多く書きましたが、「大人の恋」の要素はそれだけじゃありません。
たとえば「けんか」でも、「大人なカップル」ではいろいろとルールや気持ちの伝え方が違うんですよね。

けんかって、それこそ無法地帯みたいに、なんの決めごともなく思いに任せてやってしまうと、一瞬でふたりの関係が壊れてしまう可能性があるほど取り扱い注意なものだから、一刻も早く「大人の恋」へのアップデートが求められるシーンです。

嫌なことは「悲しいな」で伝える


「いまの彼女は、『〇〇するな!』じゃなくて『〇〇されると悲しいな』って伝えてくれる。それだけで、彼女とのけんかは昔と違ってはるかに穏やかになったと思います」(不動産/24歳)

これはとっても大事です。これができるできないで、あなたがイラっとしたり、悲しい気持ちになったときの彼の受け取り方は180度変わります。「悲しいな」で伝えることができず、「〇〇しないでよ」「なんで〇〇するの?」と突っかかるような言い方をしてしまうと、彼も条件反射的にイラっとして、心を閉ざしてしまって、彼女の願いや気持ちを受け入れてあげようという感情になりにくくなります。

逆に、「〇〇されると、私悲しくなるよ」という伝え方ができれば、彼の心を閉ざすことなく、ストレートにあなたの気持ちを受け取ってもらうことができます。
交渉事では何でもそうですが、相手に自分の要求を飲ませたいときこそ、下手(したて)から行く、というのが鉄則ですね。

「ありがとう」で締めくくる

「けんかの後に、『きちんと話してくれてありがとう。私も気持ちを伝えられてよかった』みたいに言ってもらえると、なんのわだかまりも残さずに仲直りができるし、『ちわげんか』じゃなくて『大人の話し合い』感が出ますよね」(通信/27歳)

けんかって、裁判とか議論と違って、「どっちの言い分が正しいか」をはっきりさせるためのものではありません。本来的には、ふたりの意見のすれ違いを解消して、ふたりの関係を前に進めていくためのものであるはずです。しかし、「けんか」の渦中にいると、ついついカッとなって、相手を言いくるめることに躍起になってしまいがちです。

けんかの結果、どちらの意見が採用されようと、あるいは、決着がつかずじまいだったとしても、「話せてよかった。ありがとう」と伝えてあげるだけで、「いまのけんかは口論ではなくて、話し合いだったんだ」とお互いにすがすがしい気持ちでまた元の関係に戻っていくことができますよね。ぜひ身につけたいけんかのお作法です。
最後はこちらです。「大人の恋」を語るうえで、「仕事」を無視することはできないでしょう。どんな社会人でも仕事をもっていて、仕事との両立ができてはじめて「いい恋」と感じることができるものですからね。

もっとはっきりいえば、社会人男性にとっての「理想的な恋愛」とは、「彼女との関係も良好で、かつ、仕事もバリバリやれている」という状態なのです。この感覚を彼にうまく感じてもらうための秘訣をお教えします。

「私よりも仕事が大事でしょ!?」と言ってしまう


そして、「大人の恋」と仕事の両立のために必要不可欠なのは、彼の側で「私はあなたの仕事を尊重します」という姿勢をとってあげることです。働き盛りの男性であれば、とにかく「いまは恋愛よりも仕事」という考えになっていますが、いくら彼女でも、この思考回路を変えることはできません。

むしろそういった彼の姿勢を尊重してあげることで、いつか彼がひと段落をしたときに「俺が仕事に夢中でも、愛想を尽かさないでくれた」最高のパートナーとして評価されることに繋がるわけです。「私と仕事、どっちが大事なの!?」と言ってしまわないことは大前提として、むしろ「私よりも仕事が大事だよね!?」と言ってあげるくらいがちょうどいいのです。

「さみしさ」もしっかり伝えておく

ただ、あんまりにも物分かりがよすぎる彼女というのも考えものです。
仕事を応援してくれるのは嬉しいけれど、仕事に夢中な彼にまったく何も感じないような彼女では、さすがに少しさみしさのようなものを感じるでしょう。「単純に俺のこと好きじゃないだけ?」と思われてしまうかもしれません。

ということで、しっかりと彼の仕事を応援しつつも、「会えるの楽しみにしてるね!」「さみしいけど、お仕事大事だもんね。頑張って!」と、さりげなく「さみしい」アピールをしてあげるのが一番いいバランスです。

「大人の恋」は憧れますが、別に何かすごく特別なことをしなくてはいけないというわけではありません。

むしろ、今回紹介したような、小さなことのひとつひとつの積み重ねによって、いつの間にかふたりがそう感じるようになっているものだと思います。一朝一夕でなれるものではありませんが、できるところから始めていきましょう。(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)

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