
2020.03.13 更新
マッチングアプリで「ちゃんと」出会えるコツを、男性ユーザー目線で考えてみた【前編】
どうもあかりです。
最近は、スマホでマッチングアプリを使って出会いを見つける、なんていうことも普通になってきましたよね。
「出会いはマッチングアプリ専門」という人はまだまだ少ないかもしれませんが、合コンやその他の出会いとマッチングアプリを併用している、という女性はかなり増えてきている様子です。
といっても、「ネットで簡単に素敵な男性に出会える」というほど世の中甘くはないわけで、よく言われるように、マッチングアプリで出会うときには、「ヤリモク」の男性に引っ掛かってしまわないように注意することが重要です。
そこで今回は、敵情視察ということで(「敵」ではありませんが)、マッチングアプリの男性ユーザーの意見を参考にしながら、「ちゃんと」出会えるコツをご紹介していきたいと思います。
なお、この前編では、マッチング~マッチング直後編、それから、デートセッティング編をお届けします。デート編と、デート~お付き合い編は後編で。
男性がマッチングアプリに求めているもの

まず、男性がマッチングアプリにどういったものを求めているのか、簡単にウォッチしていきたいと思います。
「たいていのマッチングアプリは、既婚者じゃなければ使えるものが多いので、彼女がいてもセフレ探しに使ってるとか、彼女はいなくても、ライトな出会いを求めて使っている男は実際に少なくないと思う。自分は違うけど、俺の周りにもそういう人は複数いるし」(ウェブ系/26才)
やはり、完全な「ヤリモク」メインで使う男性も少なくはないようです。しかし、これは別におかしな話ではありませんし、また、マッチングアプリに限った話ではないでしょう。
この世に存在する、およそありとあらゆる出会いの場において、「ヤリモク」の男性は存在するものだからです(ただし、古き良き「お見合い」は除く)
ただ、雑感としては、「ヤリモク」メインで使っている男性は全体としてはそれほど多数派ではない印象です。
むしろ、
「基本的にはイイ出会いを探しつつ、実際にやりとりをしてみたり、デートをしてみた感じで、本気で入れ込めそうな相手なのか、それとも、1回か2回いい感じに遊んで終わりなのかを判断する感じで使ってます」(商社/24歳)
といったような使い方をしている男性が多数であるように思われます。
そのため、女性ユーザー側としては、「ヤリモク」メインの男性を弾きつつ、多数派の「気持ち的には本気。でもたまに軽い使い方も」な男性ユーザーから"本気"認定をしてもらえるような使い方、出会い方を学んでおくことが重要と言えますね。
では、導入はこの辺にして、さっそく、シチュエーションごとの「ちゃんと」出会えるコツを見ていきましょう。
マッチング~マッチング直後編
まずは、お互いに「いいな」を伝え合ってマッチングをし、さらにマッチングの直後までのシチュエーションでのハウツーです。
ネガキャンは絶対にしないほうがいい

「プロフィールに『かわいくないです』『返信遅いです』的なことを書く人がたまにいるけど、全く意味が分からない。自分を売り込む場なので」(出版/26歳)
これは聞いたことがあるかもしれないけど、絶対にそのとおりです。
自分自身としては「いや、別に自分を売り込もうとかそういうつもりないし」ということかもしれませんが、少なくとも男性側は、女性のプロフィールを「プレゼン」と思って読んでいます。私たちだって、男性側のプロフィールはそういう目線で読むでしょう?
「まだ会ったことがない」関係においては、とにかくいかに相手から興味を持ってもらえるかが重要ですから、ネガティブなことを書いたら逆効果なのは明らかです。
また、ネガティブなことを書くと、「自己肯定感低そう」ということで、ヤリモク男性が積極的にいいねを送ってくる可能性も高まるので、そういう意味でもこれはタブーです。
「信じられないくらいにイイ人」には超要注意
「オンラインでもオフラインでも同じで、誰だって、いい意味でも悪い意味でも『自分と釣り合いそうな人』を選ぶので、あまりにも魅力的すぎる人から連絡が来たら注意したほうがいいのでは」(金融/24歳)
これもそのとおりですね。
リアルじゃ自分に見向きもしなさそうな男性が、オンラインでは自分に見向きをしてくれるようになる、なんてことは考えられません。リアルでもオンラインでも、どっちも「恋愛」という意味では同じだから。
少し厳しい言い方かもしれませんが、現実的になることは、「ちゃんと」出会うために必要です。こういうときこそ、「ヤリモク」を心配してください。
もちろん、マッチングするな、とは言いませんので(幸い、ヤリモク男性でも、マッチングするだけなら害なしです)、後でご紹介する《デートセッティング編》以降の内容に沿って、上手に相手の本性をチェックしていってください。
「ゆっくり返信」で様子を見る
「返信をゆっくりしたらいいと思います。それで、『とりあえずサクッと会ってやりたい男子』は選別できるはず」(大学生/22歳)
もしもあなたのことを少しでも「本気かも」と思ってくれているのであれば、多少返信がゆっくりでも、必ず辛抱強く待ってくれるはずです。
仮に、返信が数時間、数日遅れたくらいで音信不通になるだけの相手なら、はじめからあなたのことを大して気に留めていなかったんだとわかるでしょう。
そういった意味で、「ゆっくり返信」は相手の男性の真意を見ていくことが大切でしょう。
「愛想」だけは気をつけよう
「マッチング後、愛想があんまりよくない感じの子は、いくら最初にいいなと思っていてもフェードアウトしちゃうので、もしも相手の男性のことを本気でいいかもと思ってるのなら、なるべく丁寧に、上から目線な感じで返信しないようにした方がいいと思う」(広告/25歳)
なにせ、ふたりはお互いに「会ったことがない」状態なのです。
だからこそ、相手が何を考えているかとかなんてこれっぽっちもわかりません。実物を知っていれば、多少メッセージがたんぱくでも、「まあ、こういう人だもんね」とわかりますが、一度も会ったことがないと「感じ悪い」と思われてそれで終了です。
しかも、女性も男性も、「マッチングをしてからデートするまで」の関係の異性を複数キープしているわけですが、そこではメッセージのやり取り以外に差をつける要素はないのです。
だから、「ゆっくり返信」で男性をスクリーニングしつつも、相手が「本気」だった場合のために、きちんとかわいく、誠実なメッセージを送るように心がけましょう。
間違っても、「返信しなくちゃいけない男性がたくさんいるのでなおざなりになってます」という感じが出てしまわないようにね。
デートセッティング編
今度は、マッチングからしばらくが経って、「そろそろ会ってみようか?」みたいになった時期までを対象に、「ちゃんと」出会えるコツをご紹介していきます。
「即デート」は地雷の可能性大

「すぐにデートに誘ってくる奴は絶対に逃げた方がいい。これは男性目線からすると当然です」(公務員/25歳)
これは重要です。「もともと恋愛目的なんだから、すぐに会ってみないと仕方なくない?」と感じる人もいるかもしれませんが、「ちゃんと恋したい」と思っている人からすれば、まだ相手のことをよく知らないまま会うよりも、ある程度お互いのことがわかった上で会った方が、話も弾むし、そもそも「内面的にも素敵」って思える人じゃないと付き合えるわけもないので、会うだけ無駄ですからね。
しかし、「ヤリモク」の男性はそれこそヤれればそれでいいので、内面のチェックなんてもとからどうでもいいのです。だから顔だけを見て、「会おう」と言ってくる。
こんなのって、初対面ですぐに「デートしない?」と言ってくると同じで、そう考えるとどれくらい不自然な行動かがわかるはずです。
問題は、「すぐ」というのはだいたいどれくらいの期間をいうのかということですが、これは自分なりの時間間隔でOK。
通じ合ってるふたりなら、その辺の距離感というか温度感というのも似通っていると思いますから、あなたが「そろそろ会ってもいいかな」と思っている頃に、きっと相手の男性も同じように思ってくれるはずです。
デートの時間帯は圧倒的に「昼間」
「いきなり夜のデートに誘ってくる男は、明らかなヤリモクか、それとも全くそういうところに気が利かないやつかのどっちかだと思う」(フリーランス/26歳)
デートの日時を決めるときに、「ランチしよう」と言ってみることは、それ自体が相手の男性の本性を測る材料となります。
上の男性の言う通り、もしも「サクッとやりたい」という男性なら、これだけで大部分を弾けます。
また、こうやって「私はある程度、慎重ですよ」という姿勢を伝えることで、相手に対して軽い印象を与えないでおくことができるというメリットもあるでしょう。
もちろん、ヤリモクのくせに、女性への気づかいというか頭の回転が早いせいで、女性の不安を見越してあえて「お昼食べよっか」と誘ってくる巧みな男性もいるのですが、そういった男性の場合には、この項目で見抜くことはできませんので、ほかのコツをあわせて活用しましょう。
「最終ログイン」は気にしない
前編最後は私から直接お届けしたいと思います。
そろそろデートしてみようかなといった時期になると、ある程度その男性に対する好意のようなものが自分のなかで出来上がりつつある頃かもしれませんが、この頃になると、相手の男性の「最終ログイン」が気になったりしてくると思います。
どういうことかというと、今現在ふたりでメッセージの交換はしていないのに、相手の最終ログインが「30分以内」とかになっていて、「あれ、私以外の女性ともメッセージしたり、他の女性にいいねしたりしてるのかな?」なんて気になってしまうという例のあれです(最終ログインが確認できるアプリ限定ですが)。
これは、まったく気にしなくてもOKです。
男女限らず、ある特定の異性といい感じになってきたとしても、他の人とも前からメッセージが続いているのでそれの返信をするためにログインをしたり(正直気になっていない相手でも、きちんとメッセージの返信をしよう、という律儀な人は結構います)、あるいは、そもそもあなたからのメッセージがないか気になってログインしてる可能性だってありますからね。
マッチングアプリに関して、そこそこの頻度でお受けする相談だったので、前編の最後に、おまけ的に書いてみました。
では、続きは後編で!(遣水あかり/ライター)
(ハウコレ編集部)