2020.03.29

「告白・プロポーズ・別れ」男性が恋愛の岐路に立ったときの決め手となる要素

どうもあかりです。
タイトルにもあるとおり、恋愛には、大きくわけて「告白するかどうか」「プロポーズするかどうか」「別れるかどうか」といった3つの岐路(分かれ道)がありますよね。

みなさんの恋愛に直結して、すぐに日常的な行動の指針として役立つ、というものではないのですが、たまには男性心理についてじっくりと学んでみようということで、この記事をお届けします。
男女が出会って、何回かデートをした頃になると、男性は「告白しようかな、どうしようかな……」といった岐路に立つことになります。

では、そんなシチュエーションにおいて男性が決め手とする考慮要素には、いったいどんなものがあるのでしょうか?

ここからは当事者である男性の方々の意見をもとにご紹介していきます。

「したいこと」が残っているか

「『付き合ってから、その子と一緒にしたいこと』がまだあるかどうかだと思います。そこで、『もういろいろとやり切ったな』って思うと、わざわざ付き合って、彼氏としての責任を負う必要もないよな、って考えてしまう」(大学院生/23歳)

「したいこと」が残っているか。
これが最初の決め手ということですが、世の中には一定数、このように「やることやっちゃったら、もう付き合う必要なんてないよね~」という考え方をする男性がいるのは事実です。

まさにこれがあるからこそ、私は、「付き合う前にエッチとかキスとかをしちゃうかどうかは、慎重に考えるべし!」派なんですよね。

結局男性も、付き合う前にエッチまでしちゃうと、それこそ「付き合ってからしたいこと」なんて「彼氏・彼女という立場を手に入れること」しか残っていませんから、どうしても「告白すること」のメリットが少ないように感じてしまいます。

別に男性を性欲モンスターだと言っているわけじゃありませんが、そういう面は実際否定できないでしょう。

また、男女の関係や気持ちなんて移ろいやすい「水もの」ですから、「男性側としては、本気で相手の子を『好き!絶対に付き合いたい!』って思ってた」にもかかわらず、いざ付き合う前にエッチをしてしまうことで、結果的に、その気持ちが「まあ、別に付き合わなくてもいいか」というものに変わってしまうことだって考えられます。

それは必ずしもその男性が「チャラい奴」だからこそ、というわけでもなくてね。

付き合っても、「自由」でいられるか

「付き合ったら束縛されることがわかってるような相手とは、いくら好きでも付き合いたいとは思わないかな」(ウェブ系/25歳)

こういった相手の交際後の「恋人との距離感」みたいなものは、私たち女性も告白をOKするかどうか検討する際に充分に考慮するでしょう。

もっとわかりやすく言えば「付き合いやすい人かどうか」とも言い換えられます。
そして、男性が交際後にも望む「自由」とは、人それぞれによって違いますが、「浮気をする自由」などはもちろん認められるはずがないとして、たとえば男性によっては「付き合ってからも、やましいことがない限りは、女性と連絡したり、飲み会行ったりしたい」ということもあるでしょう。

そのため、交際前の段階においては、あなたが好きな男性が交際後にもキープしておきたいと考える「自由」がどういったものなのかを把握した上で、「私は、彼氏に対してもそれくらいのことは認めてあげるかなー」とさりげないアピールをしてあげることが重要ですね。

「俺のものにしたい」気持ちが湧くか

「ものすごくシンプルだけど、単純に『この子をゲットしたい!』って強く思うかどうかが大事だと思う。なので、その子がモテているほど、告白したい欲は高まりがち」(金融/27歳)

まぎれもなく、「告白」というのは「あなたを独り占めしていいでしょうか?」という意思表明です。

なので、「独り占めにしたい!」願望が彼の中で高ぶっていないと、いくら「この子、いいかも」と思っていても、なかなか勇気の要る「告白」という行動までは手が出ないかもしれません。

「私、いろんな男性とデートしてますよ~」と露骨に伝えるのはおすすめできませんが、かといって「私は全く男っ気ありませんよ」と言ってしまうのも考えものです。

さじ加減が難しいのですが、「休日何してるの?」的な質問があったときに「女友達とか、男友達とか、誘ってくれた人と遊んだりしてるよ~」みたいに言ってあげると、「独り占めにしたい!」願望を適度に刺激してあげられるかもしれませんね。
さて、交際して1年~3年経った頃になると、そろそろ男性は「プロポーズすべきかどうか……」という人生最大の岐路に立つことになります。

ここでは、実際にプロポーズをしたことがある(つまり既婚の)男性の意見をもとに、この岐路に立ったときの決め手となる要素についてまとめてみます。

「同棲」が楽しそうか

「一緒に住んだら楽しそうかどうか。これがシンプルだけど一番デカい決め手な気がします」(公務員/28歳)

「結婚」とは、一言で言うなら「一緒に住み助け合っていくこと」ですよね。
もちろん他にも、「夫」「嫁」と呼び合うようになるとか、子供を作るとか色々あるわけですが、一番直接的な影響を挙げるのなら間違いなくコレでしょう。

そうであれば、「一緒に住んだら、楽しそう!」と彼氏に思ってもらうことが、彼氏にプロポーズを決意させるために重要なことは言うまでもありませんね。

私が考える、「一緒に住んだら、楽しそう!」と彼氏に思ってもらうためのコツは3つです。

・細かいことをいちいち指摘しすぎないようにする

・おうちデートならではの楽しみを作る

・「お帰り」「ただいま」などのあいさつをしたり、その際にキスをしたりして、「一緒に住んだらこんな感じか~」とポジティブなイメージをしやすくする

まずはこれらを試してみてはいかがかと思います。

結婚しても、「自由」でいられるか

「『結婚が人生の墓場』になることはめっちゃ恐れてます。お金とか、遊びとかそういう面で……」(不動産/26歳)

先ほどの「告白するかどうか」の決め手でも触れたものと同様ですね。
ただ、「付き合う」よりも「結婚」の方が、男性にとっての「自由」がより制限されやすいイメージがありますので、念を入れて「あなたは結婚しても不自由にはなりませんよ!」というメッセージを伝えておくことが重要でしょう。

交際段階から「結婚したらお小遣い制だから」などと言ってしまうのはあまり得策じゃありません。いくら「そうするつもり」であっても、そういうのは結婚した後にいくらでも押し込んでしまえばいいのです。もちろん、合意を得るために多少の話し合いは必要になりますが。

むしろ「結婚した後の不自由」よりも、「結婚したら、毎日一緒に会えるね!最高じゃん!」とかそういったポジティブな面を押し出していくようにすると、次第にプロポーズをしたい気持ちを高めていくことができるはずです。

ずっと「かわいい彼女」でいてくれそうか

「やっぱり、結婚をするってことは、『一生この子』ってことなので、ずーっとかわいいまんまでいてくれそうな人がいいですよね~」(商社/26歳)

これは当たり前のように思えて、見逃しがちなポイントだと思います。
「プロポーズをする」というのは、裏返しで「他の女性には手を出さない」という決意表明でもあるのですから、そういった決意表明が可能なだけの「ずっとかわいくいてくれそう」感を感じ取ってもらうことが大切でしょう。

もっとも、本当にずーっとかわいくいられるかなんて誰にもわかりません。
重要なのは、「かわいくいてくれそうか」なのです。

そう感じてもらうためには、日常的に以下のような努力をしていくとよいでしょう。

・デートのときに、ファッションやメイクに手を抜かない
・お肌や髪の毛のケアなどを継続的に頑張る

男性はこういったところから、「ずーっとかわいいまんまでいてくれそうな人」かどうかを見極めるのです。
最後の岐路です。
具体的には、彼氏が彼女以外の異性のことを「いいな」と感じ始めた頃に、この岐路に立つことになるのでしょう。

そして、顕在化していないものも含めれば、男性は交際中に最低でも1度は、この岐路に立っていると言ってもいいでしょう。

それを顕在化しないように、つまり「いや、やっぱり別れるのやめよう」と思ってもらえるようにするために、次の2つの決め手を覚えておきましょう。

「ふたりの思い出」を捨てることができるか

「別れようか考えるときに『でも、いまの彼女みたいに、たくさんの思い出を作るのってもう無理かも』って思えると、別れることを踏みとどまりがちです」(大学院生/22歳)

男性は、彼女と別れるかどうかを考えるとき、まるで走馬灯のように、彼女との思い出がフラッシュバックすると言います。

そして、そのフラッシュバックした思い出の「重み」みたいなものがどれくらいかで、最終的に「別れる」という決断をするかどうかを考えます。

そういった意味では、日ごろの彼氏とのデートで、なるべくいろんなところに遊びに行って、いろんなことをして、「あんなこともこんなこともしたなー」と感じられるような分厚い思い出を作っておくことが、最終的にいつか彼が「別れようかな」と思ったときのブレーキになるんですよね。

「お決まり」のデートもいいけれど、やっぱり、それだけじゃなくいろいろなデートをすることの大切さがわかります。

「別れよう」と伝えることの罪悪感はどのくらいか

「彼女がいろんな男性と遊んだり連絡をとったりしていると、すごく『別れよう』って言いやすい。逆にそういった気配が全くないと、超言いにくい。現金な話だけど『別れよう』って言ったときに自分がどれくらい悪者になってしまいそうかっていうのは最後の決め手だと思います」(通信/28歳)

極端な話、浮気をした恋人に対して「別れよう」と伝えることにはなんの罪悪感も感じませんよね。「自業自得だろ」って思えるから。

ただ、浮気に限らず、普段の異性との関係性がどんなものかによっても、「別れよう」と伝えたときの罪悪感って、グラデーション的に変わってくるものだと思います。

まさに彼が言ってくれたとおり、それなりに異性との遊びをよろしくやっている恋人に対しては罪悪感などのレベルもそこそこ止まりかもしれませんが、自分に対して超誠実でいてくれた恋人に別れを告げることに対しては猛烈なためらいを感じるはずです。

そういった意味で、「彼氏に対して誠実な彼女でいてあげる」ことって、彼氏が「別れよう」の一言を発することを食い止める最後の防御線にもなり得るのですね。

私もこの記事を書いていて、自分自身とても勉強になりました。
いろいろな「男心」が垣間見えたと思いますので、みなさん自身の恋愛にも、みなさんなりの形で活かしてもらえればと思います。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)

関連記事