2020.11.10

恋は反対されるほど盛り上がるロミオとジュリエットの法則

大好きな彼氏との恋を親や友達、職場の人に反対されてしまうことがあります。せっかく幸せを喜んでもらえると思ったのに、どうしてこんなに反対されてしまうのだろう。

そう思えば思うほどに、相手への気持ちが募ってしまうことを「ロミオとジュリエットの法則」といいます。
順風満帆に見えるようなカップルでも、実は周囲に大反対されていたりするということは多々あります。

実際に親や友達など周囲の人に、恋人との交際を反対されたことがあるという人は、世の中のカップルのうち半分くらいの数にもなるのです。
人はとても不思議なもので、何かを手に入れたいと思ったときに、それを第三者に反対されればされるほど、その対象に強い執着心や価値を感じます。

同じように反対する人がいればいるほど、その恋には特別な価値があると信じて疑わないものなのです。
ロミオとジュリエットという、とても有名な恋愛のお話があります。

出会うべくして出会ったロミオとジュリエットという若い男女は、互いに心から想い合い情熱的な恋に落ちます。

しかし、お互いの特別な家庭環境ゆえに、ふたりは周囲の猛烈な反対にあいます。

結ばれない運命に悲観したふたりは、お互いを思うあまり自ら命を絶ち物語は結末を迎えます。

このようなロミオとジュリエットのような恋は、非常に悲しいラストで終わってしまうことが美しいとされてきました。

いつの世も周囲に反対されるような恋をする恋人たちは、手に入らない恋であればあるほど、想いを募らせるのです。
ロミオとジュリエットの恋の物語にあるように、周囲に反対される恋は一瞬のうちに盛り上がり、そして終わりを迎えます。

現代ではさすがにここまでの悲劇を迎えるカップルは少ないですが、同じように周囲に恋愛を反対されて破局するカップルはたくさんいます。

そのほとんどが、ロミオとジュリエットと同じように周囲の反対の声を聞くほど気持ちが盛り上がるものの、現実を知っていくたびに絶望して、いずれ終わりを迎えるのです。
周囲に反対される恋が、運命の恋なのかどうかは定かではありません。

もしかしたら、運命の相手なのかもしれませんし、周囲が反対するようにただ結ばれるべきでない人なのかもしれません。

ただ、大切なことはなぜ周囲に反対されるのか、その意見を冷静に聞くことです。

一時的な感情のみに、自分の気持ちを支配されてはいけません。お互いに冷静になったうえで、その原因をしっかり受け止め解決していくことしか答えはないのでしょう。

それがどんなに時間がかかることだとしても、本当に恋を成就させていのであれば、努力し続けるしか方法がないのです。

この記事を読んでくれたすべての人の恋が、幸せなものになりますように。(片貝まや/ライター)

(ハウコレ編集部)

関連記事