
2010.07.20
冷えたビールで疲れを吹っ飛ばせ!缶ビールを2分で冷やす方法
帰宅後、冷えたビールをグイッと一口飲むと、一日の疲れが吹っ飛びます。しかし、ビールを冷やすのを忘れていたなんてことは、よくありますよね。
冷蔵庫や冷凍庫にいれても、冷えるまで待つのは大変。そんな時でも大丈夫。技を使えば素早く冷やすことができます。
冷蔵庫や冷凍庫にいれても、冷えるまで待つのは大変。そんな時でも大丈夫。技を使えば素早く冷やすことができます。
ビールの適温は4℃~8℃
ビールをおいしく飲むための適温は、夏場は4℃~6℃、冬場は6℃~8℃になります。生ぬるいビールはのど越しが悪く苦みが残りますが、冷えすぎたビールも冷混濁という濁りが発生して、味が変わってしまいます。
ビールは保存温度によっても味が変わってきますので、飲まない間は10℃~25℃の間で保存しましょう。
日光にあたったビールは日光臭という独特の臭いがしてしまうので、日光にあたらない場所で保存しましょう。
冷蔵庫・冷凍庫で冷えるまでの時間
冷蔵庫でビールを冷やすと、8℃以下に冷えるまでに約4時間程度かかります。冷凍庫に入れても30分程度かかります。
なお、ビールを冷凍庫に入れ続けると、ビールの中身が噴き出す恐れもあり、成分も分離するのでおススメしません。特に瓶は危険!
氷水で5分で8℃まで下がる
保冷バックに氷と缶ビールを入れても、8℃まで冷えるのに30分程度かかります。
しかし、氷に水を足すと画期的に早く冷えます。どんぶりに缶ビールと缶ビールにかぶさるくらい氷水に入れると、約5分で8℃まで冷えます。

なぜ氷水に入れると早く冷えるのかというと、水と空気の熱伝導に差があるからです。
空気に比べて水の熱伝導率は23倍になり、氷の冷たさが缶にしっかり伝わり冷やしてくれるのです。
しかし、氷に水を足すと画期的に早く冷えます。どんぶりに缶ビールと缶ビールにかぶさるくらい氷水に入れると、約5分で8℃まで冷えます。

なぜ氷水に入れると早く冷えるのかというと、水と空気の熱伝導に差があるからです。
空気に比べて水の熱伝導率は23倍になり、氷の冷たさが缶にしっかり伝わり冷やしてくれるのです。
塩を入れることでさらに短縮
氷水に塩を入れることにより、氷水の融点が下がります。氷水を入れたどんぶりに塩を大さじ3杯入れて下さい。水の融点はご存じの通り0℃ですが、塩を入れると融点は0℃以下に下がります。氷の中心部は-10℃くらいの温度なので、塩を入れることで-10℃くらいまで下がっていきます。
塩を入れると、氷水に入れた缶ビールが約3分で8℃まで冷えます。
缶をまわす
どんぶりに入れた缶を氷水に浮かせながら手前に引くように回すと より早く冷えます。缶を回すことにより、ビールの熱であたたまった氷水が分散され、氷の冷たさが素早く缶に伝わります。
塩を入れ、缶ビールを回すとなんと約2分で8℃まで冷えます。

塩を入れ、缶ビールを回すとなんと約2分で8℃まで冷えます。

冷蔵庫や氷がないときは
上記のように、ぬるいビールも氷さえあれば、すぐに冷たいビールへと変身させることができます。
もし冷蔵庫も氷もない場合は、濡れた布をビールに巻いて扇風機にあてると、気化熱によりビールを冷やすことができます。
もし冷蔵庫も氷もない場合は、濡れた布をビールに巻いて扇風機にあてると、気化熱によりビールを冷やすことができます。
まとめ
一日頑張った自分へのご褒美に、冷たいビールを飲んで明日への活力を補給しましょう。しかし、やっぱり飲みすぎにはご注意を。