2015.01.23

食べて身体ポカポカ ショウガを上手に使うコツ


寒さ本番。毎朝、寒くて起きるのが辛い…、手足が冷えて眠れない…と冷えに悩んでいる方も多くなってきたのではないでしょうか。冷え対策といえば、生姜が有名ですが、生姜は2つの効果を持つ食べもの。冷え対策のために食べているのに、イマイチ効果が感じられない方は、食べ方が間違っているのかも知れません。生姜の効能を知って、効率よく冷え取りしましょう!

加熱で変わる生姜の成分

(1)ジンゲロール
生姜の辛味成分「ジンゲロール」は、生の生姜に多く含まれています。ジンゲロールには、手足などの末梢部の血管を拡張させて血流を改善する作用があります。

(2)ショウガオール
生姜を加熱・乾燥することによって、ジンゲロールが「ショウガオール」という成分に変化します。ショウガオールには、胃壁を刺激して身体の内部の血流を高める作用があります。
加熱・乾燥した生姜は、ご自宅でも作ることができますが、既に加熱・乾燥して作られたジンジャーパウダーを使えば便利です。

シーン別 生姜の使い方

(1)朝寒くて起きられない時 
→ジンジャーパウダー入りホットドリンク
朝は、1日の中で最も体温が低い時間。身体を内側から温め、睡眠モードから活動モードへ切り替えるためにも、ジンジャーパウダーを入れた温かい飲み物を飲みましょう。

(2)手足が冷えて眠れない時 
→生の生姜入りホットミルク
手足などの末梢部の冷えには生の生姜がおすすめ。末梢部の血管が開くということは、身体深部の熱を逃がすことになるのですが、寝る前は、身体は体温を下げる時間帯。体温が下がることで、自然な眠気を促すことにもつながりますから、生の生姜をすりおろして、ホットミルクや豆乳に入れて飲むと良いですね。

(3)風邪のひき始め
→生の生姜入りハチミツレモン
生の生姜には、手足などの末梢部の血管を開くことで、身体の中に溜まった余分な熱を逃がす働きがあります。また、殺菌効果も高いため、風邪のひき始めや熱っぽい時には、生の生姜をすりおろし、ハチミツとレモンを加えお湯で割ったハチミツレモンがおすすめ。

(4)ダイエット
→ジンジャーパウダー入りドリンク
生姜を加熱・乾燥することによって生まれるもう一つの成分「ジンゲロン」には、脂肪の分解を促す酵素の働きを活性化する作用があります。ただし、分解された脂肪は、エネルギーとして消費しないと、再び脂肪として蓄積されてしまいますから、朝の通学や通勤前にジンジャーパウダー入りの飲み物を飲んで、身体を動かして脂肪を燃焼させましょう!

終わりに

生と加熱で成分が変わる生姜。目的別に使い分けて、賢く生姜を利用したいですね。

(岩田 麻奈未/ハウコレ)

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