2010.12.03

マンション内「広くて高い」「狭くて安い」住戸で迷ったときの選び方

同じマンションの中で、広さの違う二つのタイプを比べて迷う局面があります。広い方は高く、手が届くが無理はしたくないと逡巡。しかし、予算に無理ない方は狭いので不満が残る。こんな場合の決め方をご紹介しましょう。


角部屋か中部屋か

同じマンション内で広さが違うということは、広いタイプが角部屋で、狭い方はサンドイッチ状の位置(中部屋)にあるというパターンがほとんどでしょう。

角部屋は人気が高いので、中部屋より割高に値段をつけるのです。このため、価格差は大きく広がります。例えば、同じ3LDKでも中部屋が70㎡で3,000万円(坪単価は141.7万円)であるのに対し、角部屋が77㎡で3,500万円(単価150.3万円)といった差ができます。

間取りを比較すると、角部屋であることに加えて収納スペースが多いとか、居間のゆとりも違いがあったりしますので、角部屋にどうしても魅かれてしまうでしょう。

専有面積で考える

専有面積で考えると広い住戸と狭い住戸では、広い方が1平方メートルあたりの価格が安いことがほとんどです。その価格差は、同じ向きで同じ階数という条件でも、必ずしも面積に比例していません。

なので、1平方メートルあたりの価格を算出してみると、意外にも広い住戸の方がお得感はあるかもしれません。

中部屋のメリットを考える

中部屋には角部屋にないメリットもあります。窓が少ないことで家具配置がしやすいこと、外気に面している部分が少ないため冷暖房効果が高いといった点です。

窓が少ないことによって収納の棚が置けるので、収納スペースが少なく感じても補えるということもあるでしょう。

広い部屋に住むと荷物は増える

収納スペースがどんなに多くても、荷物というやつは次第に増えてしまうものです。極端に大きい家を買わない限りは、同じことの繰り返しで、直ぐに収納スペースは荷物で一杯になります。

狭い家を買っても、荷物を増やさないことも工夫によっては可能です。10㎡程度なら広さはあまり変わらないと考えるのが良いでしょう。

買い替えを前提に考える

角部屋の間取りが4LDKで、中部屋は3LDKという差があったらどうなのでしょうか。

その間数は本当に必要ですか?当分の間(例えば10年くらい)は3LDKで暮らすことはできませんか?

10年の間に、何かが起こるものです。引っ越す必要が起きないとも思えません。何らかの事情により、いずれ買い替える時が来る。そう思って購入できるのはマンションの良い点です。


ここまで主に挙げたのは、狭い部屋のメリットです。これらに疑問が残るようであれば、広い部屋優先で検討されるといいでしょう。しかし、くれぐれも住宅ローンで無理をなさいませんように。


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