2011.01.24

漫画ヒットの法則?!漫画を描く際に意識したい「6つ」のポイント

ヒットするための絶対的な方程式…そんなものがあれば、作家も編集も苦労はしません。 作る側としてはやはり、より多くの人を楽しませたい、唸らせたい…と思うものですが、売れる・売れないは、時の運などもあります。

 

ですがここでは、どんな漫画にも共通する、ヒットの可能性を広げるためのちょっとしたコツをご紹介します。

 

  

【対象読者】以外を意識する

  漫画雑誌にはそれぞれターゲットとする【読者層】があります。『少年×××』という雑誌だったら、メインターゲットは小・中・高校生…といったかんじです。 ですが、少年誌だからといって、子供だましのお話にせず、大人も読んで楽しめる作品であったら、それだけでお客様は一気に増えます。

   
  大人向けの入り組んだお話を子供が読みこなすことは難しいですが、子供の漫画を大人が読むことはできますので、少年・少女漫画のほうが、より広い年齢層にアピールできる=メガヒットの可能性は高い、ということになります。

【異性】を意識する

 これは、作者本人から見た異性ではなく、前述と同様、【雑誌の読者層】の異性、です。 つまり、少年向けの漫画が女子にもアピールできれば、逆に、少女漫画を男子にも読ませることができたら…単純に、読者は×2になる計算です。

女性読者にサービスを

 では、少年・青年誌の作品が、女性読者のハートを掴むにはどうしたらよいでしょうか。

 

 いわゆる【腐女子】の皆さんは、【BL(ボーイズラブ)】等々、男×男の関係性に【萌え】ます。 とはいえ、別に男の同性愛をダイレクトに描く必要はありません。それを匂わせる必要もありません。

 

 ただ、思いつく限りありとあらゆるタイプの男性キャラクターを取り揃えてあげましょう。 そのキャラクター達を、色んな組み合わせで対立させたり、友情が芽生えたり…ただドラマを展開させるだけで、彼女たちは持ち前の妄想力を働かせ、そこかしこに【萌えポイント】を見つけ出し、勝手に楽しんでくれます。

男性読者に親切に

 男子に少女・女性漫画を手に取ってもらうためにも、ちょっとした配慮が必要です。

 

 男女の感性の違いか、男子はどうしても少女漫画を『白い』と感じてしまいます。人物の後ろにきちんと背景が入っていないと、そこはかとない物足りなさ・どこにいるのかわからない不安感が募り、ストーリーに集中できません。 ですからまずは、場面設定・場面描写をはっきりさせましょう。

 

 同様に、少女漫画独特の、【雰囲気で感じさせる】手法は、男子には伝わりにくいことが多いので、<この人が>→<こうだから>→<こうして>→<こうなった>ということを、はっきりとしエピソードまたは言葉(セリフ)で、理路整然と説明してあげましょう。

 

コテコテの少女漫画であっても、ストーリーの骨組み・方向性がはっきりしていれば、男子は安心して読むことができます。

スキマを狙う

 まだ誰も描いたことのないジャンル、一般的にあまりなじみのない業界について、など、取り上げるネタをちょっとひねってみましょう。 ありがちなテーマだと、よほどお話や見せ方を面白くしないと目立ちませんし、他の人と比べられてしまいがちです。

 

 が、見慣れないものだと、それだけで人ははっと目を留めてくれますし、知らない世界のことを描けば、読者の『なるほど―!』という知識欲を満たすこともできます。

とにかく生き残れ!

 【売れる】ということは、より多くの人に面白いと思ってもらうということですから、より多くの人の目に触れなければなりません。

 

 漫画雑誌は無数にあり、ネット発信の漫画なども増えてきました。 売れている雑誌に載れば、いっぺんに沢山の人に見てもらうことができますが、それは非常に狭き門だったり、激戦地だったりもします。 逆に、マイナー誌でも、長く連載することができれば、じわじわと読者を増やすことができますし、商業誌でなくても、ファンがつけば、大きなうねりを起こすことができるかもしれません。

 

 どんな形であれ、とにかく絶えず、作品が人目につく場所に在り続けることが肝心です!

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