2015.08.18

人と比べない未来を信じ続ける『幸せ力』が幸せを呼ぶ

「神様が与える幸せの量は万人に平等だ」という言葉があります。未来に待っている幸せを信じて頑張り続ける力を筆者は“幸せ力”と呼んでいます。

そして、未来の幸せを信じ続け、本当に幸せをつかんだ“幸せ力”の強い友人の話をご紹介しましょう。

大きな幸せを勝ち取るには大きな不運や試練を乗り越える力が必要

彼女は昔からおっとりした女の子で、優しくて、自分のことよりも周囲のことを考えるタイプだったので、いつも損ばかりしていました。
競争や野心なんて言葉から最も縁遠い性格だったと思います。

そんな彼女が、大学時代に恋をしました。地味な彼女が初めて表舞台に出たのかもしれません。お相手は大変目立つ男性で、イケメンで頭もよく、しかもスポーツ万能。
彼女は、そんなステキな彼と大学を卒業してすぐに結婚することになりました。彼のお家は建築会社を経営していたので、3年間ゼネコンで修行して、親の後を継ぐのだとか。

そして、彼女は、お約束通り、結婚して3年後に大きな会社の副社長の奥様となりました。このとき、彼女は25歳。独身の女友達の間で噂の人となりました。
そんな彼女の幸せは長くは続きませんでした。彼女のご主人は結婚3年目に亡くなってしまったのです。子供に恵まれていなかったせいで、夫の3回忌に離縁を余儀なくされてしまいました。

就職せずに結婚してしまった彼女の人生再出発は大変なものでした。まず、不景気のさなか、就職が大変でした。彼女は資格を取得するために勉強して、一生生きていけるだけの仕事に就こうと決めたのです。
先の見えない勉強の中、仲良かった友達の結婚の知らせも毎年誰かから届きました。彼女はそれらに全て出席していました。

どんな気持ちでいたのでしょう。彼女の心の中は定かではありませんが、彼女が31歳の時、自分で会社を立ち上げたと国家資格の個人事務所の開業のお知らせ葉書をいただきました。
数年で彼女の会社は30社の顧問契約を持つ立派な事務所に成長しました。さらに数年経って、彼女から結婚の招待状が届きました。

彼女の今度のお相手は、一回り年下の20代後半の一流企業サラリーマンだそうです。盛大な結婚式で、彼女は皆から祝福されていました。
それから5年、彼女は現在3歳の男の子のママです。彼女は2度目にして本当の幸せを手に入れたようです。

不運を幸運に変えるには笑顔が重要

彼女が無職だったとき、学生時代の女友達の結婚ラッシュだったと思います。
彼女とは、友人の結婚式でいつも隣の席でしたが、彼女は本当に楽しそうに、友人とおしゃべりしたり、写真を撮ったりしていました。友人代表のスピーチや受付にも活躍していました。

そんな彼女に、「次があるわよ」とか「就職決まった?」とか、余計な言葉をかける人も多く、中には、彼女の人生について様々なことをいう心ない人たちもいたように思います。

でも、彼女は「なんとか頑張ってるわよ!(ニコッ)」と笑ってスルーし、小さくなることも隠れることもなく、「幸せ気分はおすそ分けしてもらわなくちゃ!」とブーケキャッチに励んでいる微笑ましい姿も見せていました。

こんな彼女が、子育てやパートに忙しい女友達(主婦)の中には、人生楽しく、楽に過ごしているように見えたのか、「慰謝料で遊んで暮らせるんじゃない?お気楽だよね~」なんて無責任な辛口批評をする人もいました。

筆者は、結婚式の帰りに「人の幸せは、人生終わるまでわからないのよ。私の人生まだまだこれから!」と彼女が誰に言うでもなく呟いたのを偶然耳にしました。
そして、彼女は本当に再度幸せを手に入れたのです。資格も、一生の仕事も。結婚も。子供も。彼女は見事に幸せな家族を手にしたのです。

笑顔は福を呼ぶ!自分の未来の幸せを信じる力を持ちましょう!

「いつもにこにこしているだけで福相になれる」、反対に「いつも不平不満だらけで眉間にしわを寄せていたら貧乏神が寄ってくる」と古くからいわれています。
「幸運の女神は前髪しかない」という言葉があります。いつも前を向いていないとチャンス(幸運の女神の前髪)はつかめないということだそうです。

彼女の人生を見て、私はこれらの言い伝えは本当だと確信できた気がします。
彼女は、どんな時も人前では笑顔を絶やさず、他人と比べることなく、いつかやってくるだろう未来の幸せを信じて、ただひたすら地道な努力を続けてきました。

だからこそ、時を経て、自分の望む全ての幸せのチャンスをゲットできたのではないでしょうか。
今自分が不運だと思っている人も、未来の自分の幸せを信じて、諦めずに頑張ってくださいね。神様は、頑張った人にはご褒美をくれるんですよ。

(鶴山あずさ/ライター)
(こいずみさき/モデル)
(柳内良仁/カメラマン)

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