2015.11.23

不倫の恋で幸せになるなら代償が必要?

先日、趣味で教えているフルートの教室で、女子大生A子さんの恋の悩みを聞きました。A子さんには、付き合い始めて半年の彼がいるそうですが、その彼には妻子がいて、単身赴任をしているそうです。

付き合う前から家庭があることはわかっていたそうですが、彼は結婚前から奥さんを愛していたわけではなく、成り行きで結婚してしまっただけで、夫婦関係は冷めきっているので、彼の気持ちは、彼女にあるのだとか。

彼女は、彼が単身赴任で、土日もあまり家族に会いに帰らないので、不倫の意識は薄く、普通のカップルのように、2人の関係はうまくいっていたのだそうです。

そんなある日、彼の携帯に、3歳のお嬢さんから電話があり、電話でお嬢さんと話している彼の顔が、何とも愛おしそうで、お嬢さんからパパを取ってしまうのは許されない気がしたそうです。
「やっぱり別れるべきですよね」と彼女は言います。でも、彼に会うとどうしても別れを切り出すことができないのだそうです。

正論として、彼女へ向けるべき回答は「別れた方がいい」だと思います。

不倫は悪かもしれませんが、不倫を成就させるには大きな代償がある?

そう、はっきり言って不倫は悪です。人の幸せを壊して、その上に自分の幸せな城を築くのですから。「人の幸せを踏み台にした幸せは砂上の楼閣だ」という言葉を何かの小説で読んだことがあるように思います。

そんなことは誰しもわかっていること。それでも愛してしまったらどうにもならない。これが不倫をする多くの女性の意見でしょう。
そして不倫だとわかっていて愛し合い、家庭を壊して幸せになったカップルもあることも事実です。

でも、神様はいるので、人の不幸の上に成立した幸せには、代償があるのです。
不倫の場合、壊した家庭の配偶者から恨まれます。
人の恨みは、不幸を呼び寄せるともいいます。このようなことは、科学的で証明できない迷信だという人もいるかもしれません。

しかし、償いは慰謝料や養育費という金銭的な数字で表すこともできます。お金だけではありません。彼が元奥さんとの間の子供を思うことや、その子供のために元奥さんと話し合うこと、さまざまな労力、切っても切れない絆も残っているものです。

トラブルや面倒を抱え込んだ結婚生活になりそうな予感がしませんか?
でも、それらを無視することは不可能なのです。償いをできうる限りしてから、そのあとに自分たちの幸せなのだと筆者は考えます。

自分たちの幸せだけを考えても幸せになれないのが不倫

このような生活は、自分たちの幸せを多分に犠牲にしなければなりません。せっかく不倫が成就したのに、そんなことをしていては幸せになれないと思いの方も多いでしょう。

でも、それが不倫なのです。
この代償をしっかりと受け止め、義務を果たすことなく、自分たちの新たな人生の幸せを求めても、すぐに破綻をきたしてしまうでしょう。

こんな割の合わない恋愛はないと筆者は思います。それに優しい人ほど罪の意識から解放されません。A子さんのように、彼のお嬢さんに対する想いが気になるような優しい彼女は、不倫で幸せになるなんてできないように思いました。

運命の恋のお相手は精神力の強い人であるべき?

恋は幸せになるためにするものです。困難な恋ほど燃え上がり、魅力的であるかもしれません。

でも、そんなことはちょっとした気の迷いです。
A子さんの彼は素敵な人かもしれません。愛してもいない人と何となく結婚し、本当の恋に巡り会えたから不倫に甘んじている彼を、A子さんは不憫に思っているのかもしれませんが、筆者は、彼は優しいけれど弱い人だと思います。

実際、彼は誰も選択できないで二重生活をしています。
長い人生山あり谷ありの結婚生活、いざというときに決断できる精神力の強い頼りになる男性と人生を一緒に歩んだ方が幸せになるのではないでしょうか?
みなさんは、どう考えますか?(鶴山あずさ/ライター)

(ハウコレ編集部)

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