男にとっての恋愛と「女子にとっての恋愛」のちがいについて


ラブソングにときどき出てくる歌詞に「(カップルである)ふたりが、おなじものを見ている」という言い回しがあります。

恋してつきあってデートをしたら、ふたりはおなじものを見ていて「当たり前」ではないから歌の歌詞になります。
当たり前のことって「言うまでもない」というか「歌うまでもない」というか「歌う必要がない」ので、そういうことは歌詞になりえないのです。

つまり「ふたりでおなじものを見ていながら、たいていのカップルはちがうものを見ている」という衝撃の事実を(!)歌っているということです。
もう少し具体的にお話をしましょうか。

睡眠時間が2時間くらいであっても・・・

たとえば元気で勢いのある若い女子大生は、大学の勉強とバイトとサークル活動に忙しいと思います。もう睡眠時間が2時間くらいであっても、それを苦にも思わずに、せっせと予定を入れていると思います。

そういう女子と付き合っている、比較的暇な男子は、忙しそうな彼女を心配そうな目で見ていたりします。おれの彼女が、サークルでセンパイ男子と浮気したらどうしよう……というかんじで。

歳をとればとるほど・・・

あるいは派遣社員の女子で、比較的定時に仕事が終わる人の場合。
彼氏が毎日残業で深夜の帰宅ということになれば、彼と彼女は「おなじ」気持ちでいられないはずです。

そして歳をとればとるほど、男は自分の考えのなかで仕事に対するウエイトが大きくなる。
女子だって、今の時代は男と平等にはたらいているから、仕事のことをたくさん考えている人もいるかと思いますが、一般的には結婚のこととか、結婚して子育てをすることとか、結婚してパートではたらいたとき、趣味の教室に通いたいとか、そういうこと「も」考えるようになる、というのが、一般的ではないかと思います。

優秀な男子は・・・

今どんなに暇な男であっても、男は長い目で見たら、仕事のことを中心に考えるようになるし、おそらく優秀な男子は、若いうちから仕事のことで頭がいっぱいだろうと思います。

「派遣社員でもなんでもいいから、家賃が払えるくらいの収入があればそれでいいや」という男子だっているはずですが、優秀な男子は、ふつうはそうは思わないでしょう。


対して、女子は(今どれほど忙しく動き回っている女子であったとしても)、彼との関係を軸にものを考える傾向があるように思います。
彼と結婚したら……とか、彼とのあいだに子どもができたら……というかんじで、彼との関係をまず考える。

もっと極端な例を挙げるなら、パチンコなど1度もやったことがない女子が、パチプロの男とつきあったら、彼と一緒に、朝、開店前のパチンコ屋に並ぶようになったという話を聞いたことがあります。

「俺色」に染められやすいというか、「俺色に染まりたい」というか、そういう傾向って、女子にはあるのでしょう。

男女の恋愛の価値観がなかなか合わない理由とは?

仕事のことを軸に恋愛を考える男と、彼のことを軸に恋愛を考える女子……こういうところが男女の恋愛の価値観がなかなか合わない一員だろうと思います。

彼氏に合わせてあげてもいいとお考えの心優しい女子は、彼の仕事のことを第一に考えてあげると、彼と恋愛における価値観が、ちょっとばかり近くなって、ラブラブになりやすい。
こういうことが言えるのではないでしょうか。
いかに男女平等な社会と言ったところで、男は生涯はたらかなくてはならないと、ぼんやりとした「一生分の」不安を若いうちから持っている、ということです。

さもなくば、彼が「主夫」になることを、彼女として許してあげるか……ということではないでしょうか?(ひとみしょう/ライター)

(ハウコレ編集部)