2016.07.31

もしかして私、ニオってる!?夏だからこそ知っておきたい「上手な汗ケア」

ちょっと歩くと汗をかく季節ですね。グレー系の洋服はちょっと着れません。汗って洋服に染みてもがっかりですし、臭いも気になるし、女性としてはなんとか避けたいもののひとつ。

でも、汗をかく時って暑いときばかりじゃないですよね?緊張したとき、辛い物を食べたとき、熱い物を食べたとき・・・色んなタイミングで汗をかきます。では、その汗って毎回臭うのでしょうか?今回は知っておきたい汗対策について、スキンケアカウンセラーの筆者がお伝えします。

◇汗には種類がある

「緊張して全身から汗が噴き出る」「手に汗にぎる」「脇汗がひどい」「辛すぎて汗がひどい」汗って色んな種類がありますよね。実は、汗を出す場所でもある「汗腺」は2種類あるのです。ひとつは「エクリン汗腺」。これは全身にある汗の出口で、その数は300万個近いのだとか。このエクリン汗腺は、人間の体温調節に大きな役割を持っていたり、皮脂と混ざり合って、肌に大切な「うるおいベール」のようなものを作ってくれる汗を出す場所です。
そしてもう一つの汗の出口として「アポクリン汗腺」というものがあります。

◇臭う汗のヒミツ

アポクリン汗腺から出る汗は、ホルモン分泌の影響が大きく、人間の体温調節には関係していません。そして、汗口の数も少な目。わきの下や肛門の周りなど、限られた部分にしかないのです。でも、数が少ないから大きさで競おうとしているのか、アポクリン汗腺の汗腺体はエクリン汗腺の約10倍!これが「体臭」と呼ばれる汗が出る部分なのです。

◇暑くて汗をかくなら

暑かったり緊張したり、辛い物を食べたときに出る「体温調節をかねた汗」は無色透明で臭わないと言われています。ただ、汗をかいたまま放置すると、私たちの皮膚に存在している常在菌に分解されることで臭いを発生させることがあります。ですので、暑さによる汗は時間が経つ前に洗い流したりすれば臭いの素にはなりにくいわけです。

◇一部分の汗が臭う

それに対して、わきの下や外陰部、肛門周りなどにあるアポクリン汗腺は、毛の根元に付随する形で存在していて、汗の成分にたんぱく質や脂肪も含んでいます。それが空気中の細菌に分解されることで白濁した汗となるので、独特の臭いを発生させるのです。特に女性は生理の周期によってアポクリン汗腺から出る汗も変化があり、臭いやすいのだとか。この辺は、良く洗って清潔に保っておくことが臭わないポイントかもしれません。

◇おわりに

「汗はとにかく臭い」と思って皮膚を洗浄しすぎると、私たちの皮膚を守ってくれる「潤いベール」ができにくくなり肌を乾燥させることもあります。サッと拭き取るくらいなら問題ないと思いますが、ゴシゴシと洗いまくるのも考えもの。汗は時間をおかずに拭き取ること、わきや外陰部のホルモン性の汗をかく部分は清潔に保つこと。それだけでも、夏の汗対策になりますので、臭い対策の参考にしてみてくださいね。(川上あいこ/ライター)

(ハウコレ編集部)

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