2011.08.28

ラーメン戦士よ、立ち上がれ…。ラーメンを正しく食らう作法!


 ラーメン……それは世にもハードボイルドな食べ物。

 のれんをくぐれば、他の飲食店とは一風変わったルールがたゆたっているのです!


 ラーメンを食すというのは、ただ腹を満たすだけではない。店主との熱きバトルなのだということを、われわれは肝に命じるべきです。

 今回は、そんなラーメン戦争に打ち勝つための、ハードボイルドな作法をご紹介いたしましょう。

5.最後の一滴まで啜るべし!


 ラーメン戦士たるもの、カロリーを気にして「汁は飲まない」などとは言っていられません。

 きちんとどんぶりの底が見えるくらいまでスープを飲むこと。


食べ終わったらウダウダ雑談などせずに、潔く立ち上がりましょう。

 帰り際は、カウンターの上にどんぶりをきちんと上げ、できることなら備え付けのティッシュかふきんでカウンターを軽く拭うのが戦士の鑑といえましょう。

1.最初はシンプルなメニューを注文すべし!


 初めて入るラーメン店の場合、何を頼もうか最初は迷ってしまうもの。

 しかしここで「チャーシューメン」だの「タンメン」だのを注文しては、ラーメン戦士失格です!


 ここはぐっと気を引き締め、いちばん安い、おそらくただ「ラーメン」とだけ記されている基本ラーメンを頼まなくてはなりません。


いちばんシンプルな具材のラーメンこそ、この店の命たる「スープ」を存分に楽しめる唯一の品。

 そのラーメンこそが、この店の根であり種……。

 基本のラーメンを頼むことは、店への敬意を示すとともに、真っ向勝負を挑む宣誓となるのです。

2.待っている間は作り手の背中を凝視すべし!

 ラーメンを待っている間、わけの分からないコイバナに花を咲かせたり、水をがぶがぶ飲んでいては敗北も同然。

 ここは黙って、作り手の背中を見つめましょう。そうすることで自身の士気を高め、また相手へプレッシャーを与えることにも繋がります。


ここは戦場なのだ、ということをいまいちど確認しましょう。

 そして相手の包丁さばきや湯切りさばきをじっくり見極め、その技量に感服しきりましょう。

3.出されたらまず全体像を観賞すべし!


 腹ぺこの目の前にラーメンを出されたら、ついつい嬉しくて即刻箸を伸ばしてしまいそうになりますが、それではラーメン戦争終了です。


まずはじっくりと全体像を観賞してこそ、ラーメン戦士の作法といえるでしょう。

 具の種類、その盛り方、麺のつや。そして器の柄や立ちのぼる湯気の風情にまで、神経を行き届かせる。


あまり見つめていると麺が伸びてきてしまうので、ここではタイミングが重要。

 全体像を把握したら、いよいよれんげの構えに入ります。相手の臓腑へ一撃を食らわせてやるのです!

4.スープを味わうべし!

 まずは具を一切かき混ぜずに、スープを一口味わうのがラーメン戦士の掟。
「スープ」はラーメンの命であるとともに、いちばん手間のかかっている肝。
 そのスープ自身をまずは味わい、この店が何を大事にしているのかを見極めましょう。
 スープを存分に味わったら、こんどは具を混ぜ、スープの味の変化をたのしみます。
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